2007年6月19日火曜日

【三線ism】 邦楽(和楽器)の世界って、どうして・・・。




 さてみなさんこんにちは

 ちょっとした空き時間を利用して、左大文字流の体系化をすすめるべくネットを走り回っていたのですが、どうも邦楽(和楽器)の世界ってデファクトスタンダードがないというか、非統一というか・・・。

 困ってしまいました。

 調べていたのはこんなことです。

 地唄三味線の勘所と、文化譜の勘所と、どのようにズレているか対応表を探すこと。
 沖縄三線の勘所が、本土の三味線の勘所とどのように対応しているか探すこと。
 おなじC調だと仮定して、それぞれの流派の勘所がどの音階に相当するか探すこと。

 ・・・結果、そんなことを書いているページは、どこにもない、ということがわかりました。

 それぞれ、地唄は地唄、文化譜は文化譜、三線は三線で勘所を載せてはいるものの、西洋音階にあてはめてどうこうとか、そういう記載はほっとんどないのです。

 逆にいえば、「自己の流派からの目線では、どこまでも詳しく書ける」けれども、それが他の流派の視点からみるとどういう理論になっているかは、

 誰もよくわかっていない

ということなのでしょうか。

 これがギターやウクレレだったら、どこのページを開いても同じコード表、チューニング表が出てくるのですから、いかにこれらの楽器がワールドワイドに統一されているかがわかります。

 しかし、和楽器は、自己の流派内にしか情報が開かれていない、・・・これではいけません。このあたりが、和楽器が衰退する理由の一部なのではないでしょうかね。

 よし

 それではこの左大文字

 三味線をワールドワイドにするべく、いろんな流派を横断型で橋渡しをする試み、はじめます!!



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