2022年1月27日木曜日

お手軽・安価な三味線撥(バチ)を改良しました! ~ 完成! ~

 

 さてみなさんこんにちは

 

 前回試作品をアップした「お手軽・三味線撥」ですが、さっそく改良です。

 

 ふつうの三味線用バチは、木製だと「張り合わせ」になっています。

 もっとも高級なものは「象牙」のようですが、象牙はある程度重量もあるので、木製で作ると軽すぎるんですね。

 

 なので、柄の中央部分に、おそらく重りを封入して、表から埋め木をして調整してあります。

 また、木には繊維の方向があるので、糸が直接触れるところは「繊維が横」になるようになっています。

 縦方向の繊維しかないと、ずっと弾いていると圧力がかかるので、繊維方向で割れてしまうので、合板のように接着してあるわけです。

 

 簡易バチとは言え、前回の作り方だと縦方向に繊維が走っているので、いつか割れてしまうのではないか?と心配です。

 

(どれくらい持ちこたえるのか、要検証です)

 

 


(↑ 縦方向に繊維が走っており、割れる恐れがある)

 

 

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 では今回の改良型をどうぞ!

 


 

 糸に当たる箇所の繊維を「横」になるように貼り合わせました。

 


  

 形状そのものは、前回を踏襲していますが、長さを1センチ長くしました。

 

 津軽三味線のバチの最小クラスが、180mmくらいなので、170mmで製作しています。

 開きは70〜75mmくらい。開き角度も津軽撥のアールを拾い出して、それに合わせました。

 



 

 張り合わせの位置は、どこらへんがいいのか試行錯誤していますが、基本的にはこの形で最終形態だと思います。

 

 とんがった耳の部分が汚れているように見えると思いますが、そこが一番摩耗するので樹脂を染み込ませてあります。

 

 その後、樹脂部分も含めて研磨していますので、糸がひっかからないようになめらかに仕上げています。

 

  量産ができる作り方も目処がついたので、ご希望の方があればメールください。

 

 

 


  完成型は、バチ先の横繊維を広く取った↑のタイプです。このタイプをお送りします。


 製作費用は、送料こみ1000円です。


 3つ以上、複数の場合は、ひとつあたりをもうちょっと安くできます。

 


 *工業製品のような精度、アールの正確さなどはありません。あくまでも工業製品の撥より、かなり安価で提供できることを目的にしています。

 ただ、三味線演奏の経験者が製作しますので、「実用性がある手作り品」のレベルはクリアしていると思います。

 


 簡易三味線用としては、充分なスペックだと思います。


 動画あります〜。



(シンプル 三味線バチの開発)



2022年1月26日水曜日

お手軽、安価な「三味線バチ」の開発 

 

  さてみなさんこんにちは。

 

 いつも三線・三味線やら、ゴッタンやら、いろんな楽器を作っては戯れている左大文字でございます。


 さて、とあるきっかけで

 

 「簡易的な、三味線撥(バチ)は作れないか?」

 

というご相談をいただいたので、さっそくプロトタイプを作ってみました。

 

 三味線のバチというのは、価格も素材もピンキリで、上は「象牙」「鼈甲(べっこう)」から、下は「プラスチック」まで、いろいろ販売されています。

 

 けれど、比較的安い樹脂性の「白象撥」でも最低3000〜4000円くらいするので、

 (大型の撥だとさらに高い)

 そうポンポン買えるものではありません。

 

 まあ、個人的には私は白象撥の質感とか、けっこう好きなので、複数所有していますが、通常の三味線をあまり弾かなくなったので、出番が少なくなっています。

 

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 ところで、楽器としての三味線のほうは、簡易三味線と言われるジャンルがあって、いくぶん安いものが市販されるようになっていますが、撥までは手が回っていないかも??

 

 というわけで、物作りが好きな左大文字さんが、ざっくり作ってみました。

 

 


 まずは、どんなものが作れるかの実験なので、ちょっと小ぶりの「作りやすい」バチにしてみました。


 ほんものの三味線撥は、演奏するジャンルにもよりますが、「開き95〜120mm、柄の長さ180mm〜」くらいです。

 三味線バチでは「地唄」用のものがいちばん大きいのですが、地唄だと「開き130mm〜、柄の長さ230mm〜」くらいのものもあります。でかい。

 

 で、今回の試験バチは「開き65〜70mm、柄の長さ160mm」にしています。

 


  柄の才尻の幅は、本物も25mmくらい、こちらも25mmくらいにしています。ただし、厚みが薄めです。

 


  簡易撥ですが、当然ちゃんとスクえるように、三角形の角度やアール(曲線)を調整しています。

 

 まあ、この試作品で「形状」についてはある程度出せることがわかったので、次の改良では、「繊維を横方向」に一部変更して、撥を叩いても「割れたり欠けたり」しにくいようにします。

 

 次回をおたのしみに。

 

 

 


 



 

 

 

2022年1月9日日曜日

ゴッタンでジブリ! 「いつも何度でも」

 

  さてみなさんこんにちは

 

 ずーっと昔に「ゴッタン」という南九州(鹿児島・宮崎)の楽器を紹介していて、何度かYouTubeでも弾いていたのですが、久しぶりに復活させてみました。

 

 題して、「ゴッタンでジブリ」というシリーズです。今回は第4弾で「いつも何度でも」を弾きました。

 

 


(ゴッタンでジブリ 4 「いつも何度でも)


 今回は、三線や三味線のコード弾きでも移植できるようにSCS(サンシン・コード・システム)での楽譜も字幕にしています。


 SCSについては、


三線コードシステム


の記事をご参照ください。


 さて、ゴッタンでジブリ、のシリーズもずいぶん昔の演奏なので、再び掲載しておきますね。


(ゴッタンでジブリ 3 「時には昔の話を」)


(ゴッタンでジブリ 2 「カントリーロード」)


 

(ゴッタンでジブリ 1 「となりのトトロ」)