2017年6月26日月曜日

【簡単 三線コード弾き】 沖縄三線をコードで弾いてみよう! 入門編その3 コードを追加する




 さてみなさんこんにちは



 三線コード弾きの基本編、その3では、あと2つコードを追加してみます!


 



 3コードで弾ける曲、というのは探せばいくらでもあるのですが、やっぱり物足りないような気がしますね。
 一番簡単なのは、「牧伸ニ」さんの「あーあやんなっちゃった♪あーあ驚いた♪」でしょうか(笑)
(原曲はハワイの「タフア・フアイ」という曲だそうです)

 

ちなみに、泉ピン子さんは牧伸二さんの弟子からスタートしたそうです。しらんかった(^^;

 

というわけで、もう少し弾ける楽曲に幅を持たせるために今日は「AmとEm」を追加してみましょう。



 これまでのC・G・Fにこの二つを加えると、すいぶん弾ける曲の幅が膨らむと思いますよ。




 さて、実際に三味線・三線のコード弾きを試された方がどれくらいいるのかわかりませんが、「なんか敷居が高そう・難しそう」という声がちらほら聞こえて参ります。



 でもまあ、「三味線を弾いたことがある」「ギターを弾いたことがある」のどちらかあるいは両方の方には、実際にやってみるとものすごく簡単なのですが・・・、文章と図だけで伝えるのは限界があるのでしょうかねえ。こういうときは、顔をあわせての「てほどき」の重要さを実感しますね。



 きっと目の前でちょろっと弾いてみたら「ああ、なんだそんなことか」というレベルのことなのです。



 それに、今日追加した2コードで計5コードを覚えてしまえば、あとは特にほかのコードを知らなくても十分「左大文字流三味線弾き」としてひとり立ちできると思います。(重みがないなあ~(^^;)

 

フォークでもロックでもやりたいほうだいになりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!



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2017年6月25日日曜日

【簡単 三線コード弾き】 沖縄三線をコードで弾いてみよう! 入門編その2 G7のおはなし。




 さてみなさんこんにちは。


 前回に引き続いて、三線コード弾きの基本中の基本をおさらいするコーナーです。


 今回は少しだけ補足。





  前回の入門1では、基本コードの「C・F・G」について紹介しました。しかし、ちょっと知識のある方は、「基本コードはC・F・G7だよ~」とさらなるつっこみを入れてくれることでしょう。

 そこで、ちょっと難しいG7について今日は説明しましょう。



 コードに7とかがつくと、三和音から四和音になります。ということは、三味線は3本しか弦がありませんから物理的に4つの音は出せません。

 そこで、音をひとつカットする、という大胆な演奏をする必要があるわけですが、7がつくコードは、まだわかりやすい構造になっています。




 まず、Cコードは「C・E・G」です。そして、C7になると「C・E・G・A#」の4つになるわけです。

 ということは、三本の弦でC7を演奏しようと思ったら、まず基音である「C」は必要ですね。そして、C7の音を決定付けているのが「A#」ですからこれは外せません。残りの二つは、あってもなくてもとりあえずCかC7には聞こえてくれるわけですから、どちらかを鳴らせばよいわけです。




 というわけで、冒頭に出しておいた図は、「G7」の押さえ方です。



 ●は絶対に押さえなくてはいけない勘所で、■はどちらかひとつを選択して押さえる所です。

 実際には、演奏する曲に応じて、どちらを押さえるか調整しながら演奏することになります。


 三味線・三線でのコード弾きは、こういう工夫と奥深さがあるのです。




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2017年6月24日土曜日

【簡単 三線コード弾き】  沖縄三線をコードで弾いてみよう! 入門編その1




 さてみなさんこんにちは。



 古くからのファンの方にはすっかりおなじみですが、毎年新しく「三味線や三線をコードで弾いてみたい!」と思われる方がおられるので、基本に立ち返って



 簡単な三線コード弾きのレクチャー



をこちらのブログでもしておこうと思います。


 旧ブログでこうした基本的なお話をしたのは、もう10年前!になるので、あらためて(笑)



 三線は、本調子でチューニングしておいてください。とりあえず、キーはあまり気にしなくてOKです。



  まずは、画像をごらんください。

 

 一番上に、いわゆる沖縄三線の工工四ポジションが掲載されています。

 そして、次から3つ、ギターやウクレレで言うところの

 「3コード」(C G F)

 の押さえ方を載せています。


 みなさんは画面をみながら、自分の三線を持ち出して、このとおり押さえてみてください。



 <C> 合は開放で、中は人差し指 七は薬指が押さえやすいです。

 <G> 合は開放で、上は人差し指 六は薬指か小指が押さえやすいです。

 <F> 難関です(笑) 乙は三本ともセーハします。七と尺は薬指で同時に押さえます。



 いかがですか?これが「左大文字流」の三線奏法です!

 実際にやってみると


「おおお!これ、ギターじゃん!」とか「うわお!これウクレレじゃん!」



とか驚きの声を思わず上げてしまいませんか?



 びっくりしたあなたは、もう左大文字流のとりこです(^^


 


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2017年6月13日火曜日

<物欲クラブ>元エレクトーン弾きが驚愕した、「5次元キーボード Seaboard」がすごい!



 さてみなさんこんにちは


 私はふだん、三線やら三味線やら弦楽器奏者として活躍していませんが、元はエレクトーンを弾いていた可愛らしい小学生だったので、いちおうは


 鍵盤楽器からコード弾き


をマスターしたくちです。


 そんなキーボードディストな左大文字が、



 これすっげーーーーー!!!!



と驚愕したマシンが出ているのでご紹介。


 それが、ROLI という会社から出ている


 Seaboard


なる5次元キーボードです。



 一体どこがどう五次元なのかは、デモを見たらわかります。





 ね?すごい!すごすぎるでしょ?



 鍵盤キーボードというよりは、ゴムのぐにゃぐにゃに見えるのだけれど、そこがミソ。


 通常の鍵盤演奏にビブラート的な動きを加えたり、ギターのようにチョーキングしたりと自由自在。


 こんなのを使うことを前提に作曲とかしはじめたら、世界はえらい変わるなあ!




 ちっちゃいのも出たぜ!




 マジで買うか・・・。

2017年6月11日日曜日

ギターは時代遅れの楽器?!  ~サイレント三線SP3とポケットロックを製作しました~



 さてみなさんこんにちは。


 お久しぶりですが、楽器製作はいつも通り続けております。


 今回は、 「サイレント三線SP3」と「ポケットロック」の基本バージョンを作成しました。


 楽器演奏の頻度が少なくなっているので、活動しているのか怪しまれていると思いますが、最近はヒット曲が少ないので、



「お!これを弾きたい!」


と思う曲が、極端に少なくなっている感じです(^^;;;;



 カラオケランキングなどを見ても、古い曲が上位に入っていることが多く、歌謡曲やポップスはやっぱり近年しんどくなってきているんだなあ、という気も。




 さて、そんなこんなで、ちょっと驚きのニュースが!



 ギターは時代遅れの楽器に?!
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1703/01/news082.html

 (引用元 ITメディアさん)




 おっそろしいことですが、ワシントン条約などの関係で、ギターに使われる希少な木材が手に入りづらくなっているのだとか。



 三線でもニシキヘビの皮やら、天然モノはひっかかるので、一時期この点が課題になってましたね。



 それよりも驚いたのは、我々は三味線や三線といった絶滅危惧系伝統楽器かいわいで生きてますが、 ギターも



 2008年に30万本くらい出荷されていたのが、いまや半分以下



なのだそうです。ギター少年人口の激減も、かなりの大問題のようで。



 うーん、なんとかしなきゃなあ(><;;;