2007年6月28日木曜日

【三線ism】 左大文字流 入門③ 技法あれこれ



 さてみなさんこんにちは

 左大文字流 三味線演奏法の入門編3回目は基本的な演奏技法の確認です。

 左大文字流ではいろんな楽器や流派の要素を盛り込んでいるので、ひとつの流派で勉強している人からみれば、違和感を感じるところがあるかもしれません。

<技法1 コード弾き>

 ① コードによるカッティング、バッキングなど
 ② コードを中心にしたアルペジオ → 単音への進行

 ・・・左大文字流の真骨頂はコード弾きですが、これはギターの奏法の流れをくんでいます。
 ですからギタリストの人は、ギターでできることを三味線でやっていると思えばとても簡単です。

 このあたりの技法は、デモ1・デモ2・「僕は歌いつづけてゆく~」で雰囲気をつかんでもらえると思います。

<技法2 単音弾き>

 ① クラシックギターのような自由なポジション移動
 ② 三味線式チョーキング、ハジキなどの技法の取り入れ

 ・・・沖縄三線の人は、基本的に左手の位置を変えずに、指づかいだけでポジションを押さえます。それに対して本土の三味線の人は、人差し指を広範囲にスライドさせて、単音でどこまでもおいかけてゆこうとします。
 左大文字の運指は、そのどちらとも違い、クラシックギターの演奏をしているように見えるはずです。もちろん、弦をゆらすビブラートや、チョーキング、三味線ならではのハジキ(沖縄の人はあまり使わないかも)など、使える技法はなんでも使うのが、左大文字流の面白いところです。

 このブログのコメントもそうですが、外部でも「映像を載せろ!」といろいろ要求されていますので、・・・頑張ります(笑)もうちょっとまっててくださいね。


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