2007年6月17日日曜日

【三線ism】  ウクレレ三味線づくり



 さてみなさんこんにちは

 今日は久しぶりに工房入りし、作りかけの「ウクレレ三味線」にいくらか手を加えてきました。

 すでに写真をアップしている簡易版の「シャミレレ」と、もうすこし、ふつうの三味線のデザインに似たものとを作っていたのですが、まだまだ未完成のため、写真はもうすこしお待ちくだされ。

 簡易版シャミレレのほうは、人工うるし鏡面仕上げにするため、表面の研磨にずいぶんてこずっています。

 そのあと、島村楽器へ行って、楽器をいろいろ眺めながら、自分の楽器の仕上げについて研究して参りました。
 最近はウクレレブームもあってか、そこそこの値がするウクレレもバンバン置いてありますね。
 6万とか8万とか、ギターの高価なものにくらべれば安いのかもしれませんが、なかなか手がでません。

 本物のテナーウクレレを見てきましたが、やはりちょっと長いというか、大きいというか・・・。理論的には弦長430ミリというのはかなり扱いやすい数値なのですが、ふつうのウクレレのような長さのほうが、全長を抑えられてよいのかもしれません。

 シャミレレも、あと2フレットぶんくらい、短くしてもよいのかなあ。しかし、三味線はフレットがないぶん、手だけで正確にポジションを押さえないといけないので、ほんとうはフレット間が短くなればなるほど、音程がシビアになるのです。悩みどころですね。


 さて、デモその2について、反響をいただきました!



 ふつうの三線サイズの楽器で弾いているので、音程がやや低く、ジェイク・シマブクロの本物と比べると音が低い感じがする、という感想をいただきました。

 ウクレレらしい、甲高い乾いた音にするには、ズバリ「シャミレレ」で弾けばよいわけです。これは、試してみる価値ありですね。
 近いうち、「シャミレレ」バージョンのものも弾いてみたいと思います。

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