2011年9月30日金曜日

【三線ism】 さよなら オフコース




さてみなさんこんばんは

えらく久しぶりですが、新曲をアップしました。

オフコースの名曲。「さよなら」です(^^;;;



 さよなら オフコース


いい曲ですね。そして、いい歌詞です(^^;;;

感慨にふけっちゃう。


2011年9月29日木曜日

【三線ism】 今年最後のシャミレレ・手作り三味線制作講座です



さてみなさんこんにちは

毎度おなじみの兵庫県立丹波並木道中央公園さん(篠山市)での

シャミレレ・手作り三味線制作講座

ですが、次回は10月23日(日)に開催予定!!

詳しいことはこちらへ↓

http://www.hyogo-park.or.jp/tanba/contents/news/index.php?mode=view&cd=3037

朝10時からお昼ご飯をはさんで午後3時くらいまで、楽器の製作と演奏の練習をします。

お弁当持ってきてくださいね!

申し込みは公園さんの事務所にお願いします!!!

シャミレレづくりの様子はこんな感じ↓

http://namikimichipark.blog.fc2.com/blog-entry-7.html


☆当日、もし希望があればサイレント三線S3を同時に作れるように準備しようかな(笑)
こっちのほうは秘密のプログラム?!基本的な構造は似てます。

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<おしらせ>

☆サイレント三線S3の制作依頼がひと段落して、納品時期が早まりました。2週間程度で出来ます。たぶん。

☆三線コード練習帳<第一巻>の印刷版がASOVIVAさんで買えるようになりました。

http://www.asobi-sanshin.com/goods_cordbook.html

☆三線コード練習帳<第二巻>が出ましたよ!!!

http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34/64077854.html

すべてのお問い合わせは sanshin_ism34@yahoo.co.jp までメールください。









2011年9月28日水曜日

【三線ism】 「三線コード練習帳 第2巻」出ます!




さてみなさんこんにちは

予告です。

既に好評いただいております。三線コード弾きのコード楽曲集「三線コード練習帳」の第二巻を、いよいよ10月1日より頒布開始します。

現在最終の執筆、編集作業のまっただなか(^^

第二巻では第一巻に未収録だったyoutubeアップ曲の中から、さらに30曲を選択して収録します。


ちなみに第一巻はこんなの↓





次回は、収録曲のリストもアップしますので、お楽しみに!


2011年9月21日水曜日

【三線ism】 沖縄「三線探訪記」いろいろネタ。



さてみなさんこんばんは

私が沖縄で、一夜を共にした「台風15号」が、本州へきて暴れまわっております(☆_☆;

うーん、沖縄にいたときは、大人しいコだったのに・・・。グレてるなあ。

被害が大きくならないように祈っています。本当に台風って、本州に近づくと、勢力も拡大して豹変しますね。

沖縄付近にいるときは、南大東島はかなり風が吹いていたそうですが、本島は風もそれほど強くなく、雨もほとんど降りませんでした。


さて、前回の記事の補足編。いろんなネタを貼ります。





まずは、久しぶりの沖縄の印象から。

「えらい本州勢の企業が増えたなあ」

という感じでした。昔は、沖縄企業がたくさんあって、それらしい雰囲気だったのですが、国道沿いの店舗は、本州系の店が増えていて、逆に驚きました。

「なぜ沖縄に天一があるのか・・・・」

微妙に苦笑い。







で、初日のお昼は、やっぱりA&Wですね(笑)

ぶっちゃけ、ルートビアが飲みたかっただけだったりする(^^;

最近は、関西でもルートビアが手に入るところが増えつつあります。ナゾの本屋ビレッジバンガードとかにも、たまに置いてあったりするし、ソニプラでも売ってるところがありました。あ、今は名前変わりましたね。


ASOVIVAさんのお店から窓の外を眺めてみた。いいロケーションです(^^

三線店という感じがしないので、ぜひ一度訪ねてみてくださいね。海が見える!!!



初日夕食。ゴーヤチャンプルーとソーキそば。などなど。ベタやな(笑)

しかし、こういうベタな料理を食べたくなるものです。

大変おいしゅうございました!!




↑食べたお店「ぱいかじ」さん。ほとんど観光客しか入らないお店ですが、(地元の人対象ではないのです)、私の一番弟子ともいえる「一巳(かずみ)くん」が三線奏者として在籍しているので、覗いてみました。

http://ryu93shin.ti-da.net/

(ブログ更新しなさいよ、あなた(笑))

この一巳くん、すばらしい三線弾き&三線コード弾きの使い手なので、チャンスがあればぜひ彼の演奏を聴いてみてください。
民謡もポップスも、いろいろ聞かせてくれますよ。
 









2011年9月20日火曜日

【三線ism】 沖縄 三線探訪記



 さてみなさんこんにちは

一泊二日の短期日程ではありましたが、沖縄に行ってきました。
台風15号が沖縄近海で停滞している真っ最中だったので、まず初日から「行けるのか?」「飛行機は飛ぶのか?」という不安の中での出発でしたが、まあなんとかたどりつけたということで。

だいたい、この今年の台風15号という奴は、すでに僕が沖縄へ行く数日前から、近海をうろうろ行ったりきたり止まったりしていた不思議な動きをする台風で、そりゃあ、帰るまで、「これたことはこれたけど、今度は帰れるのか?」みたいに道中最後までやきもきさせられましたけれど(笑)

さて、今回の沖縄行きは、観光目的ではございません。というのも、もう沖縄に行った回数もこの20年間、飛び飛びではあるけれど、数知れないので、もう観光地めぐりをするほどではないわけです。

言ってみれば、左大文字流もずいぶんと広まってきたなあ、ということで、昨今の沖縄三線事情のリサーチを含めて、「三線探訪ツアー」といったところでしょうか(笑)

初日は、いつもお世話になっている読谷村のASOVIVAさんを訪ね、数時間長居させていただきました。
ASOVIVAさんからは新しい切り口の三線がたくさん出ていて、やはり実物に触れてみたい!という思いもあったからです。
ASOVIVAさんはデザイン三線では定評がありますが、2011年度のいちおしは、やはりペグ三線と薄型三線「美箔」でしょうか。

ペグ三線の仕上がりはすばらしい!ペグ式三線はすでに他社さんからも出ていますが、GOTOのステルスという超小型ペグを使ったヘッドは、思った以上のハマり具合です。

まあ、ペグ式はどこもそうなんですが、ペグの回転数と糸の巻き上がり具合がずれますので、三線のヘビーユーザー(調弦をひっきりなしに変える人=プロ奏者さんなど)には向きませんが、一般人が使うにはとてもカッコいいのでは?

薄型三線のほうは、クバの骨型を基本にして、胴のほうも薄く仕上がっていて、面白いです。
音がその分軽くなる感は否めないものの、抱えたときの軽やかなフィット感とか、エレキギターを持ったときのような独特の雰囲気が「お!」と思わせること間違いなしです。

ストラト使いのギタリストなら、ボディの裏側が削ってあるので、体のラインにぴたっと寄り添うような感じになるのをご存じだと思いますが、薄い三線胴はあれに似た感覚を思い起こさせてくれます。

ぼてっとした胴を「抱え込む」のではなく、おなかにふわっとフィットするような、そんな雰囲気ですね(^^

ASOVIVAの山ちゃんさんとは、その後もフリースタイルとコード奏法の今後の展開について、いろいろと熱く、そしてかなり技術的にも深い議論がありました。

そんな話を生かしながら、今後、みなさま方にも、より楽しくわかやすい左大文字流三線コード奏法をお届けできることと思います。


初日の夜は、うちの一番弟子「一巳(かずみ)」くんが在籍している国際通りの「ぱいかじ」というお店(沖縄料理・居酒屋さんです)へお邪魔しました。

いやあ、すばらしかったです。台風でお客さんは少な目でしたが、その分たくさん演奏を聴いたり、話をすることができ、ぶっちゃけ左大文字は感動いたしました!

というのも、一巳くんは、もう左大文字流草創記からのメンバーでありまして、いまや一流のコード弾きの使い手に成長していたわけです。
民謡も弾くし、ヒヤミカチ節は速いし(笑)、コードを混ぜながらポップスも弾く、というまさにちゃんぷるーなスタイルは、僕の胸にぐっとくるものがあって、思わず泣きそうになりました。

いやほんとに、三線は魔法の楽器だなあ!という感じです。
ポップス系を短音で演奏なさる民謡酒場の奏者さんはたくさんいると思いますが、それとはやっぱりちょっと違いますね。
コードを使って弾き語る部分と、単音でメリハリをつける部分が、シームレスに融合している彼のスタイルは、コード弾きの理想だと思います。
ちょっと専門的なことを言うと、沖縄三線では、「太鼓」が重要な役割を果たしていて、実は三線と唄と太鼓で「ボーカル・リードギター・リズム(ドラム)」を成立させているわけです。
一巳くんが言うには、ライブで演奏する際に、「コードを使いこなすと、太鼓がなくてもリズムがバッチリとれるんです!これはすごい便利ですよ!」とのこと。なるほどですね。

新しい三線ライブのスタイルがいままさに生まれつつある瞬間に立ち会えて、感無量でした。

二日目は、市内の三線屋さんをめぐったりして、それこそ20年前に、僕が三線を買った店にお邪魔したり、まあ長い左大文字流の歴史をたどる旅にもなりました。

その他いろんな三線屋さんも覗いてみたのですが、ちょっと思うのは、一時期に比べて撤退している店もあったりして、「ああ、ちょっと三線を取り巻く環境も様変わりしつつあるな」ということでした。

三線価格はかなり下がっていて、一般的な認知度も上がり、普及品になっている陰で、古くからの三線専門店がちょっと元気ないような気がします。

その分、お土産感覚で買える三線が増え、新しいデザインや機構を取り入れた新作も増えているから、総数という意味では変わらないのかもしれません。時代の流れも、あると思います。

ちょっとショックだったのは国際通りの高良レコードの楽器屋さんの店頭から、三線が消えていたことですね。
それこそ、20年前から、高良レコードさんには三線が並べてあって、「ギター少年が横目で見れる三線コーナー」という感じが好きだったのですが、それがなくなっていました。
沖縄のロックシーンを牽引してきた高良レコードですから、もしかしたらギター等に特価して三線は三線屋さんで、という役割分担みたいなものを意識なさっているのかもしれませんし、それこそ先ほども述べたように、庶民的感覚でどこでも三線が買える今となっては、その重み・比重が大きく変化している時代なのかもしれません。

さて、飛ぶかどうか不安だった帰りの飛行機も、なんとか台風を避けて飛びそうだったので、余った時間は県立博物館で過ごしました。
もちろん博物館なので、三線のいろいろな型の展示や、古い三線の展示もあるのですが、ちょっと驚いたのは「銀でできた三線」というスゴイひと棹です(^^

いやまあ、楽器としてどうかという視点じゃなくて、ハワイ移民をした方が、「木よりも銀のほうが価値があるでしょう?」というつもりで作ったという、いろんな歴史を抱えたバックグラウンドも含めて、面白かったです。

そんな感じで、沖縄の「三線をとりまく今」をリサーチしてきた今回の旅ですが、ひと昔前の「涙そうそう的沖縄音楽ブーム」も落ち着いた今、実は沖縄三線の世界は、新たな可能性を求めて、もごもごゴニョゴニョさなぎの中で準備をしている、といったような印象を受けました。

いや、やっぱりそこでポイントになってくるのは、今までのようにアーチスト牽引型の三線界だけでなく、それぞれの草の根ユーザー、三線好きさんたちが、新たなムーブメントを作ってゆく時代が始まったかな、という感じです。

というわけで、みなさんからのコード弾きyoutube動画、待ってます(笑)





2011年9月18日日曜日

【三線ism】 三線コード練習帳 第二巻の内容です。



さてみなさんこんばんは

引き続いて、曲目リストの案内です。

「三線コード練習帳 第二巻」には以下の曲のコードが載っています。よろしくね。







<収録曲一覧> ☆すべて相対コード型にて収録しています。
○ポップス
「木蘭の涙」
「3月9日」
「未来へ」
「月光」
「コイスルオトメ」
「ヘビーローテーション」
「いつでも誰かが」
「会いたかった」
「ひだまりの詩」
one love
「つよがり」
「空も飛べるはず」
「こいのうた」
「夏祭り」
「青春の影」
「少年時代」
○ロック
Forever love
Rusty nail
Say Anything
「青空」
「情熱の薔薇」
TRAIN-TRAIN
「終わらない歌」
「日曜日よりの使者」
○フォーク
「あの素晴らしい愛をもう一度」
「心の旅」
「悲しくてやりきれない」
「時には昔の話を」
「神田川」
     「さよならの夏」


★歌詞は載っていません。ネットの歌詞サイトや市販のものをご利用ください。



★noteでも購入できるようになりました!

note
https://note.mu/sanshin_ism/n/nbee4ebfc6fd1


2011年9月13日火曜日

【三線ism】 サイレント三線 S3 専用ケースについて



さてみなさんこんにちは

この次の18日曜・19月曜と沖縄へ行く予定の左大文字です。沖縄で、わたくしに御用のある方は

sanshin_ism34@yahoo.co.jp

までご連絡をくだされば、お会いすることができると思います(笑)

18日は、午後からASOVIVAさんにおじゃますると思うので、そちらへおいでくださっても会えます(^^



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さて、今日は、ご好評をいただいておりますサイレント三線S3の専用ケースについてお話。

サイレント三線S3は、「ただの棒」みたいなものなのですが、通常の三線ケースとかにいれるとスッカスカなので、あまり適しているとはいえません。

かといって、そこらへんの袋では長さがぴったり合わないと思います。なんといっても三線のはしくれですから、通常の三線とおなじくらいの長さ(78センチ前後)あるわけで、長いのです。

そこで、ちゃらちゃらっちゃら~♪

「サイレント三線専用ケース!!!」

の登場です。







それがこれ。ソフトケースなのですが、内側にスポンジが入っているので、衝撃にも大丈夫。

型番はLibecのTC-6というソフトケースです。

いったいこれはなんのケースかというと、実は

「三脚」

用のケースなんですね。それも、ビデオ撮影で使う、セミプロ用のかなりマニアックな三脚で、ふつうのカメラ屋さんには置いてません。かなり専門店でないと扱っていないという高価な三脚の「ケース」だけです(笑)

これがなんということでしょう!サイレント三線にぴったり!なのです。
 


中に機材を納めた図。

サイレント三線S3本体と、VOXのミニアンプと、シールドケーブルがきちんとおさまります。

これでどこへ旅立っても、エレキ三線の演奏ができる、というわけ。

このケースは通販などでも三脚のパーツ扱いで、3千円ぐらいで買えます。

・・・サイレント三線S3本体より高いやないけ!!!


実は、わたくし、この高価なマニアック三脚を持っていまして。そのケースの実物も持っていたので、「これは、使える」ということで、改めてケースだけもうひとつ買いました。

サイレント三線S3をご愛顧のみなさま。ぜひ、ソフトケースTC-6をお試しあれ。





2011年9月6日火曜日

【三線ism】 サイレント三線の構造について



さてみなさんこんにちは

しばらく更新が滞っていましたが、工房でちまちまサイレント三線を作っているので、停滞中です(^^;

さて、どんどん制作中なのですが、構造について質問があったので、ご説明します。


写真は、サイレント三線S3の心臓部、ダミーシステム部分です。

基本的に、サイレント三線は「棹だけ」なのですが、私が作っているサイレント三線は、棹にそのまま下駒が乗っているのではなく、駒部分は空中に浮いているのです。

どうしてこんな形になっているのか?という質問なのですが、棹に直接コマをつけてしまうと、コマの震動はそのまま棹に伝わり、棹を手で触っている震動も、すべてコマ側に伝わってきてしまうのがわかるでしょうか?

なので、棹はさお、コマはコマで独立して音を響かせることができるように、「浮かせて」いるのです。

この形は、実は通常の三線や三味線もおんなじで、コマは皮がピンと張ることによって、胴の中心を通っている棹に触れることはありません。

なので、このひのきの板で作った「ブリッジ」部分は、三線でいうところの「皮」のダミーを果たしているのでダミーシステムと呼んでいます。

ちなみに、このブリッジの板は、3ミリしかないので、とても薄く、お送りしている楽器の中には、弦の張力とのバランスの関係で、ゴムの支えが入っているものもあります。そのあたりは個体差がありますので、ご理解ください。

また、ピエゾピックアップは、コマの真下ではなく、ちょっとずらした位置に貼り付けしています。これも、コマそのものの音を拾うのではなく、コマによって伝達された皮の音の響きをできるだけシュミレートできるように、「皮」の部分に貼り付けてその音を拾うようにしています。

サイレント三線、人気のため3週待ちですが、待ちきれない人は自分で作ってみてね!