2007年6月19日火曜日

【三線ism】 真夜中のシャミセニスト アンプラグド魂




 さてみなさんこんにちは

 昨晩は、三味線によるオリジナル曲の録音をしていて、なんだかんだで夜中までかかってしまいました。
 ふだんは、MIDIで作曲などすることが多く、生音を録音することはあまりないので、やたら疲れました。

 機材は、こんな感じ。

 ① マイク → ミキサー → DVビデオカメラ(モニタは右耳のイヤホン)

 ② QY70 → 電子メトロノームを出力(モニタは左耳のイヤホン)

 DVビデオカメラを録音機器にしているのは、デジタルでPCへの取り込みができるからです。最近ならICレコーダーにもいいのが出ているので、そんなのでもいいです。

 左耳にヤマハの名機QYをつないでいるのは、チューニング(調弦)をすぐにできうように、合間をみて、鍵盤を叩くため、& 電子メトロノームのクリック音を常に出しておくためです。

 しかしまあ、これが合わないこと!メトロノームでカウントをつねに取っているのに、段々演奏がずれていく・・・・。鬱になりそうでした。

 わたしの演奏が未熟なだけですけれどね。


 さて、昨日はオリジナル曲を録音していたのですが、板三味線バージョンと、ほんものの三線バージョンの両方で録音してみました。

 妻がアシスタントでずっとついていてくれたのですが、彼女いわく

「やっぱり三味線の音は、和むわあ」

とのこと。

 とある研究によると、和楽器の音は、日本人は言語脳で聞き取るそうです。つまり、右脳。
 右脳がよくなるトレーニングというところでしょうか。

 また、横で聞いていると
「板三味線の音は、和音(コード)向き、本物の三線は単音向き」
だとはっきりわかるそうです。

 ご自分でやってみるとわかると思いますが、長唄三味線や三線でコードを弾くと(基本的には問題なく弾けるのですが)一部、音が濁ったように聞こえることがあると思います。

 このあたり、もっと研究して、

「左大文字流にぴったり合う三味線の構造」

なんかを究明したいですね。




0 件のコメント:

コメントを投稿