2007年6月12日火曜日

【三線ism】  左大文字流 三味線 がめざすもの



 さてみなさんこんにちは

 今日、ゲストで寄っていただいた方。コメントありがとうございました。

 さすが、三味線のプロの方だけあって、するどいご指摘に嬉しい思いでいっぱいです。

「ギターとウクレレ」みたいな音、と分析していただき、まさにその通り!

 左大文字流、基本的に、三味線をギターのように、そしてウクレレのようにポップでロックに演奏するのが基本です(笑)

 長唄や、地唄・民謡などを専門にやっておられる方の場合は、和音として複数の弦を鳴らすことはあっても、いわゆる西洋音階のコードは演奏できません。

 これは、実は楽器そのものの構造的限界なのです。3和音であるコードを押さえるには、細棹はじめ、普通の三味線では長すぎるのです。つまり、スケールが長すぎるので、物理的に押さえられない、ということになります。

 では、スケールが短い沖縄三線ではどうでしょうか。実は、沖縄三線はかなり面白い楽器で、実際に比べてみるとわかりますが、沖縄三線の弦長は、「ギブソンレスポール」のショートスケールにほぼ近い、という特徴があるのです!!!

 このことに気付いて、「三味線コード弾き」=左大文字流 の研究がはじまりました。

 長唄三味線にカポをつけて弦長をいじったり、三味線の響きを良くする(余韻を長くする)ために、板張りにしたり・・・。

 でも、どんな三味線でも、工夫さえすれば、左大文字流が使えるのです!!!

 ぜひ、わが門戸を叩いてみてください。 

 

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