2007年7月26日木曜日

【三線ism】 左大文字流 入門⑦ 三味線でコード弾き ~カポをつかう~









 さてみなさんこんにちは

 前回まで沖縄三線での、コード弾きについて概略を説明しました。

 沖縄三線を弾いている人は、「左大文字流」の基本的な考え方をわかってもらえたと思います。

 では、ふつうの長唄三味線や、地唄三味線、津軽三味線を弾いている人は、どうすればコード弾きができるのでしょうか?

 そのためには、前にも説明しましたが、弦長を630㎜前後にしてやる必要がありますね。


 そこで、ギタリストにはおなじみの、カポタスト(カポ)の登場です!!!

 とりあえず、弦長を630㎜にするために、ふつうの三味線にカポをはめてやりましょう!!


 このカポ、ギター用のものも流用できますが、そこらへんになければ、「乾電池」でも「つまようじ」でも、「割り箸の切れ端」でもかまいません。輪ゴムやヒモで「弦がきっちり押さえられる」ようにしばってやればよいわけです。

 630ミリの弦長にするには、下駒から計って630ミリのところで、カポをしてやってください。(厳密に630㎜でなくても、おおまかでもかまいません)

 カポをはめると、多少調弦が狂いますから、あらためてカポをした状態でチューニングしてくださいね。もちろん本調子でかまいません。

 それでは今日はここまで、まずはカポか、そのかわりになるものを探してみてください!

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