2007年7月16日月曜日

【三線ism】  久しぶりに三味線ざんまい



 さてみなさんこんにちは

 日曜日は久しぶりに、長唄三味線の整理をしておりました。うちにはすでに皮が破れたいろんな(普通の)三味線が十棹ちかくストックしてあるのですが、ヤフオクでまた数棹買ったので、整理です。

 京都時代に終い天神の露天で買った三味線やら、オークションで買ったものやら、もう何がなんだかわからないほど三味線が溢れているのですが、私の場合は高い三味線は持っていません。

 それでも紅木で象牙糸巻きのものも数本あるし、たぶん本来はそこそこの値がしただろう、と思われるものも少なくありません。ただし、実際に買ったときはもう数千円ですから安いものです。

 それで、紅木や紫檀の三味線が簡単に手に入るのですから、ものすごい時代です。(もちろん全部皮は破れていますよ)

 さて、そうして買ったものの中には値段相応のものもあります。花梨の三味線も二本くらいあるのですが、そこそこ丁寧に作ってあるので、それなりに愛着があるし・・・。眺めていると、ぜんぶ個性があってよいですね。

 で、そこは心を鬼にしてやろうとしているプロジェクトがあります。
 それは題して

 「左大文字流 三味線ビフォーアフター」

 まずは実験からスタートですが、とりあえず、ストックしてある三味線を「もうこれは材料だ!」と気合を入れてノコ入れします。中には明治大正の品もあるので、状態を見ながら手を加えて大改造です。

 そうして、最終的には

 ① 細棹三味線なんだけど、沖縄三線サイズに改造された「長唄(細棹)三線」

 ② 細棹三味線なんだけど、めっちゃ短く改造された「長唄(細棹)シャミレレ」

を作る予定です。

 気になるところは山ほどあります。

 ・・・紅木とか、ほとんど金属音がしてるけど、こんな堅い木まともに切れるのか?
 ・・・やっぱりさわり山はなくしたほうがいいかな(このあたり、コード弾きしか考えてない)
 ・・・胴、そのまま使ったらちょっとでかいよな。(とくにシャミレレ)

 さて、どうなることやら。

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