2007年7月14日土曜日

【三線ism】 あぶり餅の作り方 ~なんでも自分で作る悪い癖~



 さてみなさんこんにちは

 京都、今宮神社前の「あぶり餅」について紹介しましたが、そういえば、我が家はかなりの「あぶり餅」マニアで、

 「あぶり餅」を自宅で再現!

という無謀な挑戦をしたことがあります。もちろん、本家本元の「かざりや」さん「いち和」さん(二軒あるのです)にレシピを聞いたわけではありません。

 何度も通っているうちに、だいたい「こんな感じで味を再現できるのでは?」という境地にたどり着いたオリジナル復元です。

<左大文字流 レシピ>

○材料 生餅(スーパーでも売っている丸餅で乾燥していないやつ)
    白みそ
    きな粉
    砂糖
    みりん
    醤油
    竹串

①生餅を小さく親指大にちぎって、きな粉と砂糖をまぜたものをまぶし、竹串に刺す。
 本物のあぶり餅は先が二つに割れた竹をつかってからめてあるが、ここでは鮎を竹串に刺すように、先に固定します。
 この段階では、小さなきな粉餅を竹串にさした状態になります。

②そのまま、テーブルコンロ(ポータブルコンロ)の上に網をおいて焼くか、七輪に炭火を起こしてあぶる。
 本物は当然炭火ですが、コンロでもそこそこいけます。

③白みそをみりん(みりん風でもよい)でといた「タレ」をつくり、醤油を隠し味程度に入れて味を調える。
 
④かるく焦げ目があるかないか、くらいにあぶった「あぶり餅」にタレをかけてできあがり。



 これを家庭でもやるし、出張で親族や友達の家でも作りますが、「うん、あぶり餅の味がする」と好評です(笑)

 まあ、ほんものも江戸時代からの味ですから、たいてい使ってる材料はそんなもんでしょう。調合の度合いは多少違うかもしれませんが。

 あ、コレだけは守ってください。

「使うのは絶対に白みそ!!!」

 そこらへんにあるあわせみそだと「めっちゃ田舎臭い味」になります。(おいしいけどね)

「京都どすえ~」という気分にひたるなら、絶対白みそは外せません。
 


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