検索で「PocketRock・ポケットロック」にたどり着いてくださる方が多いので、はじめてこの楽器を見る方のためにPRしておきたいと思います。
☆ ウクレレより簡単!
☆ 挫折しない楽器
☆ こどもからお年寄りまで弾ける。
☆ 大人もオヤジもハマる楽器
☆ コンパクトで「チープ&ポップ」
☆ なにより、安い!(笑)
ポケットロックは、なんといっても弦が2本しかありません。
ギネスブックに「世界で一番簡単が楽器」と書かれているウクレレは弦が4本。ポケットロックはその半分しかないのです!
ギターをはじめようと思っても「Fコード」のセーハで挫折した、という人はたくさんいます。ですが、ポケットロックは、弦を2つ押さえるだけなので、挫折しようがありません。
誰にでも、「かならず」弾けるのがポケットロックのすばらしいところです。
ポケットロックの前身は、「子供向けに開発された弦楽器」でした。それを大人も遊べるようにブラッシュアップしたのがPocketRockです。
こどもからおとなまで、誰にでも楽しめる弦楽器なのです。
”酒の肴にPocketRock”を目指して開発しました。
ちょっとした弾き語りに、ちょっとした作曲に、ちょっと歌いたいなあ、というときに、PocketRockは絶対にあなたを裏切りません。
サイズはウクレレとほぼおなじ。小さい楽器です。手作りでとても簡素に出来ていますが、よく鳴ります。チープに見えますが、ポップな楽器です。
価格は、グレードに応じて3000円、4000円、5000円です。(送料別。個人製作のため税なし)
==========
エコモデル
捨てられそうになった可哀想な廃材を使って作るモデルです。
廃材ですが、鳴り重視の材料チョイス・設計なので楽器としていい仕事します。
¥3000
オリジナルモデル
基本設計に忠実なオーソドックスなモデルです。
鳴りを重視して材料を吟味。楽器として良き相棒になってくれます。
¥4000
プレミアムモデル
オリジナルよりも胴容積が増え、響きを重視した専用設計になっています。
深みのある音が特徴。録音・ライブ等でも使えます。
¥5000
☆形はほとんど変わりません。プレミアムモデルは胴厚みが1センチ増えます。
==========
購入希望の方は、 sanshin_ism34@yahoo.co.jp 左大文字工房 までメールください。
現在受注生産中。既成品の販売は、もう少しお待ちあれ。
沖縄三線や邦楽三味線をコードで演奏するプロジェクトです。 ユーザー1800名突破! コード弾きテキストも頒布しています。
2014年9月30日火曜日
2014年9月29日月曜日
<プロジェクトP・R>新楽器PocketRockの演奏システム
新楽器、と銘打っていますが、PocketRockは当「左大文字工房」ではおなじみの楽器たちとおなじ演奏システムを採用しています。
そう。元をただせば、「どんぶらこ」という子供用2弦楽器がルーツで、名前の由来からわかるとおり、楽器の構造は
ドンブラ
というカザフスタンの2弦楽器が元になっています。
ところが、このドンブラの演奏方法は、日本にはほとんど入ってきていません。モンゴル出身の方で、ドンブラを演奏なさる方が若干国内にもいらっしゃるそうですが、それはモンゴルの音楽をモンゴルの方が奏でる、ということなので、日本でのドンブラ普及率は完全にゼロといっても過言ではないと思います。
というわけで、「どんぶらこ」という子供用2弦楽器が出来上がったものの、その演奏方法は、どうしてもオリジナルになりました。
つまり、調弦から弾き方に至るまで、完全に自由に決めることができた、というわけです。
そこで、どんぶらこで採用したのは「左大文字流三線・三味線コード奏法」のシステムでした。
そう!三味線の調弦と、三味線・三線の弾き方をベースに設定したわけです。どんぶらこの調弦は、三味線や三線の本調子に準じています。
==========
という流れもあって、PocketRockはそのアメリカンなネーミングとは裏腹に、実は三味線のシステムが内臓されています(笑)
それは全て、設計者が三味線弾きだからに他なりません。(まあ、ギターもウクレレもキーボードも弾くんだけど)
調弦は、太いほうの弦がド 細いほうの弦がソになっています。
以下は、楽器の棹部分の写真です。
まず、楽器のノーマルな状態は、下のほうだと思ってください。
PocketRockはノンフレットで、ポジションの印も何もないスラっとした棹だけが伸びています。
バイオリニスト、三味線ニストの方は、この状態ですぐ演奏できると思います。
バイオリンも三味線・三線もノンフレットで、かつポジションをつけない楽器です。体に音階が叩き込まれているはずなので、この状態ですぐ弾けます。
ギタリストとウクレレリストの人は、フレットなし・かつポジションシールなしだと極度に弾けなくなるかもしれません。
あるいは、小さなお子さんが弾く場合にも、なんらかのポジションのしるしが必要になるでしょう。
その場合は、付属のポジション位置を示した紙を貼ってください。
細い弦 ソラシドレミファソ
太い弦 ドレミファソ
というポジションがわかる譜尺になっています。該当の音階のところを押さえれば、ほぼ正確な音が鳴ります。
演奏者の習熟度やお好みで、どちらの状態で弾いてもらってもかまいません。まあ、でも最初は楽器になれるためにも譜尺を張ったほうがわかりやすいかな?
==========
☆譜尺シール方式になっているのには理由があります。ポジションを書くだけで実際にフレットを打たないと
① 半音を無視した、ドレミファ音階だけで弾こうとする場合
② 半音も入れて、全12半音階で弾こうとする場合
のどちらにも対応することができるので、こどもから大人まで楽しむことができます。
市販の入門系弦楽器の中には、ドレミファ音階に沿ったフレットが打ってあるものがありますが、それだと半音が使いたい時にまったく使えなくなってしまいます。
フレットなしのほうが一見不親切のように見えますが、徐々にそのよさがわかってくるはずです。
そう。元をただせば、「どんぶらこ」という子供用2弦楽器がルーツで、名前の由来からわかるとおり、楽器の構造は
ドンブラ
というカザフスタンの2弦楽器が元になっています。
ところが、このドンブラの演奏方法は、日本にはほとんど入ってきていません。モンゴル出身の方で、ドンブラを演奏なさる方が若干国内にもいらっしゃるそうですが、それはモンゴルの音楽をモンゴルの方が奏でる、ということなので、日本でのドンブラ普及率は完全にゼロといっても過言ではないと思います。
というわけで、「どんぶらこ」という子供用2弦楽器が出来上がったものの、その演奏方法は、どうしてもオリジナルになりました。
つまり、調弦から弾き方に至るまで、完全に自由に決めることができた、というわけです。
そこで、どんぶらこで採用したのは「左大文字流三線・三味線コード奏法」のシステムでした。
そう!三味線の調弦と、三味線・三線の弾き方をベースに設定したわけです。どんぶらこの調弦は、三味線や三線の本調子に準じています。
==========
という流れもあって、PocketRockはそのアメリカンなネーミングとは裏腹に、実は三味線のシステムが内臓されています(笑)
それは全て、設計者が三味線弾きだからに他なりません。(まあ、ギターもウクレレもキーボードも弾くんだけど)
調弦は、太いほうの弦がド 細いほうの弦がソになっています。
以下は、楽器の棹部分の写真です。
まず、楽器のノーマルな状態は、下のほうだと思ってください。
PocketRockはノンフレットで、ポジションの印も何もないスラっとした棹だけが伸びています。
バイオリニスト、三味線ニストの方は、この状態ですぐ演奏できると思います。
バイオリンも三味線・三線もノンフレットで、かつポジションをつけない楽器です。体に音階が叩き込まれているはずなので、この状態ですぐ弾けます。
ギタリストとウクレレリストの人は、フレットなし・かつポジションシールなしだと極度に弾けなくなるかもしれません。
あるいは、小さなお子さんが弾く場合にも、なんらかのポジションのしるしが必要になるでしょう。
その場合は、付属のポジション位置を示した紙を貼ってください。
細い弦 ソラシドレミファソ
太い弦 ドレミファソ
というポジションがわかる譜尺になっています。該当の音階のところを押さえれば、ほぼ正確な音が鳴ります。
演奏者の習熟度やお好みで、どちらの状態で弾いてもらってもかまいません。まあ、でも最初は楽器になれるためにも譜尺を張ったほうがわかりやすいかな?
==========
☆譜尺シール方式になっているのには理由があります。ポジションを書くだけで実際にフレットを打たないと
① 半音を無視した、ドレミファ音階だけで弾こうとする場合
② 半音も入れて、全12半音階で弾こうとする場合
のどちらにも対応することができるので、こどもから大人まで楽しむことができます。
市販の入門系弦楽器の中には、ドレミファ音階に沿ったフレットが打ってあるものがありますが、それだと半音が使いたい時にまったく使えなくなってしまいます。
フレットなしのほうが一見不親切のように見えますが、徐々にそのよさがわかってくるはずです。
ラベル:
Forestar,
PocketRock,
どんぶらこ,
ニホレレ
2014年9月27日土曜日
<告知> 森のギター制作講座、秋にも開催!
!告知です!
好評のうちに第一回が終了した「森のギター制作講座」が帰ってきます。
いえい!早くも2回目開催~!
手作りで簡単にできちゃう&弾けちゃう 2弦のギター を制作します。
場所は 兵庫県立丹波並木道中央公園 さんにて、平成26年11月30日 日曜日 開催。
兵庫県立丹波並木道中央公園
まだ、詳しいことは公園事務室にお尋ね&お申し込みください。
こんな感じで、自分でデザインしたサウンドホールを切り抜きます。
小学生でも作れます~。親子で参加なさっても大丈夫です。
音はこんな感じ
↓
ぜひご参加くださいね!待ってます~。
2014年9月26日金曜日
<プロジェクトP・R>廃材から楽器を作るアイデア
新楽器PocketRockを投入してから、しばらく立ちますが、なかなか時間がとれず増産できておりません。
その代わりに、先日はちょっとしたイベントにPocketRockを持ってゆき、人前でジャカジャカ弾くまねごとをする、という活動をしてきました。
PocketRockについて紹介も何もしないで、ただ持ってうろうろしていたに等しい状況だったのですが、実は
「人ごみの中、騒がしい状況でどれくらい鳴るか」
ということを実験してたのです(笑)
結果は、かなり満足のゆくものでした。
面白かったのは、胴の容積が大きいプレミアムモデルよりも、オリジナルモデルのほうが「音の通りがいい」ということでした。
オリジナルモデルは高音部に特徴があるので、そうなったのでしょう。
===========
さて、それはさておき、実はポケットロックという楽器の誕生には、物語があります。
これまで手作り三味線などをたくさん作ってきた私にとって、簡易的な楽器を製作することはそれほど目新しいことではないのですが、ポケットロックは
↑これをなんとかできないかなあ、というところからスタートしたのです。
これは、わたしの勤めている本業のほうで出てくる「廃材」なのですが、別に私は材木屋さんではありません。これらの木材は、たんなる緩衝材・クッション材のような使われ方をしていて、別の商品や製品を梱包からほどいたあとは、全く必要でなくなる木材なのです。
なので、ふつうはこれはゴミとして排出されたり、その後は粉砕されたり焼却されたりするわけです。
楽器作りというのは、本来「しっかりした、身のつまった木材」が必要なので、こういった端材みたいなものは、使う部分がありません。
また、うちの会社で出る木材の大半は「杉とか松」なので、楽器づくりには不向きな柔らかい木材が多いのです。
そこをなんとかしてみたいなあ、というのがPocketRock作りの始まりだったのでした。
==========
PocketRockは、弦楽器として基本的、最小限の形と機能を持っています。逆に言えば、
「楽器としてきちんと成立するための、基本に忠実なデザイン・設計」
だということです。
なので、PocketRockは端材のような「太さが取れない木材」でも、「柔らかい木材」でも十分作れて
音が鳴るように設計しました。
PocketRockは「裏メニュー」としてエコモデルを作ることができます。
詳しくは
http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34/67647333.html
このエコモデル、実は端材があればあえて端材で作るという衝撃のモデルです(笑)
弦楽器に詳しい人がみれば、びっくりするような構造をしていることがあります。(個体差あり)
どういうことか。
なんと、棹が曲がっていても、楽器として組み立ててしまうのです!!!!
楽器づくりのセオリーでは、棹が曲がっているのは大問題です。棹が曲がらないように、最新の注意を払って製作するのが楽器づくりの肝なのですが、
あえて曲がった棹でも組み立てる
とはどういうことなのでしょうか?!
この謎を知りたい人は、現物をぜひ見てください(笑)
必要最小限の楽器であるPocketRockならではの設計が、こんなところで生きてくるのです。
曲がった棹でも、その中に生きている直線部分を生かして組み立てます。また、それで演奏に支障がでることがない、というのがすごいところです(笑)
たとえば、この棹になる材は、うっすらと右にカーブしています。でも大丈夫!立派なPocketRockエコモデルが作れます。
棹が全体に右に曲がっていても、弦が通るまっすぐな直線が想像上で見えてくるはずです。
そう!そこ、その位置、そのラインを生かして製作するので、ちゃんと楽器に仕上がってくるわけ。
簡易楽器のひとつですが、けしておもちゃではありません。
妥協のない設計と製作で、きっと面白い楽器だとわかっていただけると信じております。
その代わりに、先日はちょっとしたイベントにPocketRockを持ってゆき、人前でジャカジャカ弾くまねごとをする、という活動をしてきました。
PocketRockについて紹介も何もしないで、ただ持ってうろうろしていたに等しい状況だったのですが、実は
「人ごみの中、騒がしい状況でどれくらい鳴るか」
ということを実験してたのです(笑)
結果は、かなり満足のゆくものでした。
面白かったのは、胴の容積が大きいプレミアムモデルよりも、オリジナルモデルのほうが「音の通りがいい」ということでした。
オリジナルモデルは高音部に特徴があるので、そうなったのでしょう。
===========
さて、それはさておき、実はポケットロックという楽器の誕生には、物語があります。
これまで手作り三味線などをたくさん作ってきた私にとって、簡易的な楽器を製作することはそれほど目新しいことではないのですが、ポケットロックは
↑これをなんとかできないかなあ、というところからスタートしたのです。
これは、わたしの勤めている本業のほうで出てくる「廃材」なのですが、別に私は材木屋さんではありません。これらの木材は、たんなる緩衝材・クッション材のような使われ方をしていて、別の商品や製品を梱包からほどいたあとは、全く必要でなくなる木材なのです。
なので、ふつうはこれはゴミとして排出されたり、その後は粉砕されたり焼却されたりするわけです。
楽器作りというのは、本来「しっかりした、身のつまった木材」が必要なので、こういった端材みたいなものは、使う部分がありません。
また、うちの会社で出る木材の大半は「杉とか松」なので、楽器づくりには不向きな柔らかい木材が多いのです。
そこをなんとかしてみたいなあ、というのがPocketRock作りの始まりだったのでした。
==========
PocketRockは、弦楽器として基本的、最小限の形と機能を持っています。逆に言えば、
「楽器としてきちんと成立するための、基本に忠実なデザイン・設計」
だということです。
なので、PocketRockは端材のような「太さが取れない木材」でも、「柔らかい木材」でも十分作れて
音が鳴るように設計しました。
PocketRockは「裏メニュー」としてエコモデルを作ることができます。
詳しくは
http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34/67647333.html
このエコモデル、実は端材があればあえて端材で作るという衝撃のモデルです(笑)
弦楽器に詳しい人がみれば、びっくりするような構造をしていることがあります。(個体差あり)
どういうことか。
なんと、棹が曲がっていても、楽器として組み立ててしまうのです!!!!
楽器づくりのセオリーでは、棹が曲がっているのは大問題です。棹が曲がらないように、最新の注意を払って製作するのが楽器づくりの肝なのですが、
あえて曲がった棹でも組み立てる
とはどういうことなのでしょうか?!
この謎を知りたい人は、現物をぜひ見てください(笑)
必要最小限の楽器であるPocketRockならではの設計が、こんなところで生きてくるのです。
曲がった棹でも、その中に生きている直線部分を生かして組み立てます。また、それで演奏に支障がでることがない、というのがすごいところです(笑)
たとえば、この棹になる材は、うっすらと右にカーブしています。でも大丈夫!立派なPocketRockエコモデルが作れます。
棹が全体に右に曲がっていても、弦が通るまっすぐな直線が想像上で見えてくるはずです。
そう!そこ、その位置、そのラインを生かして製作するので、ちゃんと楽器に仕上がってくるわけ。
簡易楽器のひとつですが、けしておもちゃではありません。
妥協のない設計と製作で、きっと面白い楽器だとわかっていただけると信じております。
2014年9月25日木曜日
【三線ism】 新動画アップ 「スラップ三線」の弾き方講座 slap sanshin
さてみなさんこんにちは
以前アップした動画で、世界ではじめて紹介した
「スラップ三線」
の技法についてですが、その具体的な弾き方をレクチャーした動画をアップしました。
(三線テクニック スラップ)
理屈は簡単です。本来のベースのスラップ奏法は、上から弦を叩きつけるように弾くことで、弦の振動幅を大きくして胴に当てるのですが、三線の場合はエレクトリックな楽器ではないため、物理的にしっかり弦を皮に当ててやらなくてはいけません。
そこで、ウッドベース風に直接弦をはじく奏法で弾いてます。はじき方は、三線の場合は下から外側に向かって逆にはじきます。
こうすることで、三線の弦が逆に戻ってきて、皮に当たりスラップ音を発生させる、というわけです。
エレキ三線の場合は、ここまでしなくてもスラップ音を発生させられるかもしれませんが、実験したことがないのでなんとも言えません。
いろんなサウンドを求めておられる方は、ぜひ試してみてくださいね!
2014年9月24日水曜日
新動画アップ 「スラップ三線」の弾き方講座 slap sanshin
さてみなさんこんにちは
以前アップした動画で、世界ではじめて紹介した
「スラップ三線」
の技法についてですが、その具体的な弾き方をレクチャーした動画をアップしました。
確認のため、まずはスラップ奏法とはどんなものかを楽曲で見ておきましょう。
<君じゃなきゃダメみたい 三線スラップ版>
オープニングで、バシバシ音がしているのがスラップ技法です。
元々はベースの技法で有名なのですが、もちろんギターで演奏なさる方もおられます。
さてこのバシバシ音、実は弦が大きく振動して皮に当たっている音です。この音をスラップ音というのですが、次の動画でその発生させ方をレクチャーしています。
<スラップ三線技法 説明>
理屈は簡単です。本来のベースのスラップ奏法は、上から弦を叩きつけるように弾くことで、弦の振動幅を大きくして胴に当てるのですが、三線の場合はエレクトリックな楽器ではないため、物理的にしっかり弦を皮に当ててやらなくてはいけません。
そこで、ウッドベース風に直接弦をはじく奏法で弾いてます。はじき方は、三線の場合は下から外側に向かって逆にはじきます。
こうすることで、三線の弦が逆に戻ってきて、皮に当たりスラップ音を発生させる、というわけです。
エレキ三線の場合は、ここまでしなくてもスラップ音を発生させられるかもしれませんが、実験したことがないのでなんとも言えません。
いろんなサウンドを求めておられる方は、ぜひ試してみてくださいね!
以前アップした動画で、世界ではじめて紹介した
「スラップ三線」
の技法についてですが、その具体的な弾き方をレクチャーした動画をアップしました。
確認のため、まずはスラップ奏法とはどんなものかを楽曲で見ておきましょう。
<君じゃなきゃダメみたい 三線スラップ版>
オープニングで、バシバシ音がしているのがスラップ技法です。
元々はベースの技法で有名なのですが、もちろんギターで演奏なさる方もおられます。
さてこのバシバシ音、実は弦が大きく振動して皮に当たっている音です。この音をスラップ音というのですが、次の動画でその発生させ方をレクチャーしています。
<スラップ三線技法 説明>
理屈は簡単です。本来のベースのスラップ奏法は、上から弦を叩きつけるように弾くことで、弦の振動幅を大きくして胴に当てるのですが、三線の場合はエレクトリックな楽器ではないため、物理的にしっかり弦を皮に当ててやらなくてはいけません。
そこで、ウッドベース風に直接弦をはじく奏法で弾いてます。はじき方は、三線の場合は下から外側に向かって逆にはじきます。
こうすることで、三線の弦が逆に戻ってきて、皮に当たりスラップ音を発生させる、というわけです。
エレキ三線の場合は、ここまでしなくてもスラップ音を発生させられるかもしれませんが、実験したことがないのでなんとも言えません。
いろんなサウンドを求めておられる方は、ぜひ試してみてくださいね!
2014年9月16日火曜日
【三線ism】 新楽器PocketRock(ポケットロック) デモできました!
さてみなさんこんにちは
おまたせしていました、新楽器PocketRockのサウンドデモが完成しました。
形はともかく、一体どんな音がするのか、という謎がいよいよ解明されます(^^
デモでは2棹のPocketRockを紹介しています。
特に「胴の厚み、深さ」が音質にどう影響するかがよくわかる動画になっています。
最初のほうがオリジナルモデルで、胴厚みが5センチのもの、次のほうがプレミアムモデルで、胴厚みが6センチのものです。
音質についてはお好みでチョイスしてもらえばいいのですが、いちおうプレミアムモデルのほうが、より深みのある音がします。
(ウクレレより簡単 ポケットロック)
楽器のコンパクトさについても、要チェックですよ~。
<プロジェクトP・R>新楽器ポケットロックの音デモできました。
おまたせしていました、新楽器PocketRockのサウンドデモが完成しました。
形はともかく、一体どんな音がするのか、という謎がいよいよ解明されます(^^
デモでは2棹のPocketRockを紹介しています。
特に「胴の厚み、深さ」が音質にどう影響するかがよくわかる動画になっています。
最初のほうがオリジナルモデルで、胴厚みが5センチのもの、次のほうがプレミアムモデルで、胴厚みが6センチのものです。
音質についてはお好みでチョイスしてもらえばいいのですが、いちおうプレミアムモデルのほうが、より深みのある音がします。
楽器のコンパクトさについても、要チェックですよ~。
形はともかく、一体どんな音がするのか、という謎がいよいよ解明されます(^^
デモでは2棹のPocketRockを紹介しています。
特に「胴の厚み、深さ」が音質にどう影響するかがよくわかる動画になっています。
最初のほうがオリジナルモデルで、胴厚みが5センチのもの、次のほうがプレミアムモデルで、胴厚みが6センチのものです。
音質についてはお好みでチョイスしてもらえばいいのですが、いちおうプレミアムモデルのほうが、より深みのある音がします。
楽器のコンパクトさについても、要チェックですよ~。
ラベル:
PocketRock,
ポケットロック,
楽器,
新楽器
2014年9月15日月曜日
<プロジェクトP・R>新楽器ポケットロック PocketRock これからの展開について プロジェクトの参加について
さてみなさんこんにちは
まだ世に出てちょびっとしか立っていないのに、とりあえずビジュアル面では
「スタイリッシュ!」「かっこいい!」
等、お褒めの言葉を頂いている新楽器PocketRockですが、まだ全然音のアップをしていなかったり、youtube動画も上がってなかったり、準備段階です(^^;
しかーし、2014年、三味線やら三線やらいろんな弦楽器を渡り歩いてきた左大文字が、心をこめてお勧めするニューガジェットですので、積極的にお知らせしてゆきます!
これから草の根的に、この楽器のプロモーションを進めてゆくのですが、ぶっちゃけ頒布版の生産にも着手できていない状況です。
というわけで、覚書程度に、生産計画など。
2014年 9月 試作品3棹完成、運用中。
2014年10月より 先行版(評価版)生産開始予定。
2014年11月頃より 頒布版(正式版) 販売開始予定。
このモデルについては、OEM(笑)がありません。
(☆OEM=設計だけ私で、生産は他に任せているもの)
なので、かなーりしばらくは左大文字が一人でこつこつ作るしかありません。
おそらく月間生産棹数は5棹ほどかな~。毎日の仕事終わってから作るので。
ちなみに評価版というのはデモ機のことです。ほぼ正式版と変わりませんが、支障のない程度に何かが違います(笑)
==========
今回のポケットロックプロジェクトには、いろんな人に関わってもらって、「人とのつながりの中で発展する楽器」にしたいと思っています。
というわけで、このプロジェクトに参加したい!と思われる方がおられましたら、ぜひ当方までメールをくださいませ。
<プロジェクトの参加方法・具体的に>
☆ 楽器を実際に触ってみて、演奏法や使い方などを考え・提案してゆくお仕事。
☆ 楽器を実際に演奏してみて、「こんな楽器があるよ」と紹介してゆくお仕事。
☆ 楽器の製造に携わってみたい!という生産側のお仕事。
☆ 楽器の講習イベントなどを実施する運営的お仕事。
などなど。他にもいろんなアイデアがあるかもしれません。
ちなみに「お仕事」と書いていますが、金銭的報酬はまったく発生しません。現段階ではできたてほやほやの楽器なので、これが売れるかどうかも未知数です。
お仕事、というよりも活動かもしれませんね。
当方は営利目的の企業ではなく、かなーり「面白いことをやっているいち個人」です。
もし、あなたがこれから生まれるかもしれない、新しい文化の創造者になってみたい!と思われるのであれば、ぜひ参加なさることをおすすめします(^^
連絡先 sanshin_ism34@yahoo.co.jp まで。左大文字堯司
まだ世に出てちょびっとしか立っていないのに、とりあえずビジュアル面では
「スタイリッシュ!」「かっこいい!」
等、お褒めの言葉を頂いている新楽器PocketRockですが、まだ全然音のアップをしていなかったり、youtube動画も上がってなかったり、準備段階です(^^;
しかーし、2014年、三味線やら三線やらいろんな弦楽器を渡り歩いてきた左大文字が、心をこめてお勧めするニューガジェットですので、積極的にお知らせしてゆきます!
これから草の根的に、この楽器のプロモーションを進めてゆくのですが、ぶっちゃけ頒布版の生産にも着手できていない状況です。
というわけで、覚書程度に、生産計画など。
2014年 9月 試作品3棹完成、運用中。
2014年10月より 先行版(評価版)生産開始予定。
2014年11月頃より 頒布版(正式版) 販売開始予定。
このモデルについては、OEM(笑)がありません。
(☆OEM=設計だけ私で、生産は他に任せているもの)
なので、かなーりしばらくは左大文字が一人でこつこつ作るしかありません。
おそらく月間生産棹数は5棹ほどかな~。毎日の仕事終わってから作るので。
ちなみに評価版というのはデモ機のことです。ほぼ正式版と変わりませんが、支障のない程度に何かが違います(笑)
==========
今回のポケットロックプロジェクトには、いろんな人に関わってもらって、「人とのつながりの中で発展する楽器」にしたいと思っています。
というわけで、このプロジェクトに参加したい!と思われる方がおられましたら、ぜひ当方までメールをくださいませ。
<プロジェクトの参加方法・具体的に>
☆ 楽器を実際に触ってみて、演奏法や使い方などを考え・提案してゆくお仕事。
☆ 楽器を実際に演奏してみて、「こんな楽器があるよ」と紹介してゆくお仕事。
☆ 楽器の製造に携わってみたい!という生産側のお仕事。
☆ 楽器の講習イベントなどを実施する運営的お仕事。
などなど。他にもいろんなアイデアがあるかもしれません。
ちなみに「お仕事」と書いていますが、金銭的報酬はまったく発生しません。現段階ではできたてほやほやの楽器なので、これが売れるかどうかも未知数です。
お仕事、というよりも活動かもしれませんね。
当方は営利目的の企業ではなく、かなーり「面白いことをやっているいち個人」です。
もし、あなたがこれから生まれるかもしれない、新しい文化の創造者になってみたい!と思われるのであれば、ぜひ参加なさることをおすすめします(^^
連絡先 sanshin_ism34@yahoo.co.jp まで。左大文字堯司
ラベル:
PocketRock,
ポケットロック,
楽器,
手作り,
新楽器
2014年9月14日日曜日
<プロジェクトP・R>ウクレレとPocketRock
新楽器ポケットロックは、シンプル・コンパクトな楽器です。
各部の寸法を絞り込んだ結果、かなーり小さい楽器に仕上がっていますが、さすがに世界最小というわけにはいきませんでした。
世界最小クラスの弦楽器として、通常のものよりもさらに小さいウクレレをつくっておられる方々がいらっしゃるのですが、PocketRockはそこまで小さくしていません。
それにはいろいろと理由があります。
と、その前に、基本的な情報として「ウクレレとのサイズ比較」を行ってみました(^^
ご覧のとおり、PocketRockはウクレレと比較しても全体的にコンパクトな構造になっています。
右のウクレレは標準的なソプラノウクレレ(ふつうのウクレレ)で、おおむねこのタイプの楽器は全長が約55センチあります。
対してPocketRockは全長が56センチなので、1センチだけ長くなっています。
この1センチ、短くすることは技術的には全然可能なのですが、あえて小さくしていません。
その理由は、音質と関係します。
まず、下駒位置を比較して、それから上駒の位置をみてもらえばわかりますが、ふつうのウクレレに対してポケットロックはロングネックになっています。
そう!実はポケットロックのスケールは、このサイズで「テナーウクレレ」と同じなのです。
つまり、ウクレレサイズにテナーウクレレのネックを搭載しているのとおんなじです。
というわけで、ネックスケールを長くしているので、全長を短くしようとするとどこかにひずみが生まれます。もし全長を1センチも短くすると、下駒位置がより胴の縁部分(音が響かない部分)に1センチ近寄っていくことになります。
そうなると音の響きが悪くなるのです。
だからあえてこの1センチを残しています。胴全体のバランスとの兼ね合いもあるというわけ。
==========
胴幅については、ウクレレと比較して明らかにコンパクトにしました。こちらは設計段階で、可能な限り細くしようと考えていたので、通常私が楽器を作る時の胴幅に対して、3分の1まで細くしています。
これもさすがに半分とかにすると、一発で鳴らない楽器になってしまうので、限界まで絞り込んだというわけ。
サウンドホールについては、よく誤解されるのですが、あれは
「音が出てくる穴」
ではありません。
サウンドホールはスピーカー理論でいうところの、バスレフ孔として機能していますので、バスレフ機能を発揮できる範囲で開けています。
(その証拠に、仮にサウンドホールを同面積で2つ開けて、そのひとつをふさいでもふさがなくても全体の音量にほとんど変化はありません。
もし、サウンドホールが音の出る穴なのだとすれば、音量は半分になるはずですよね。
でも、そうならないのです。また、バイオリンのF孔はあんなに小さいのに、バイオリンからは大きな音が出ます。これも、F孔から音が出ているわけではない証拠です)
というわけで、コンパクトサイズでもしっかり音が出る、新楽器PocketRockの解説でした。
各部の寸法を絞り込んだ結果、かなーり小さい楽器に仕上がっていますが、さすがに世界最小というわけにはいきませんでした。
世界最小クラスの弦楽器として、通常のものよりもさらに小さいウクレレをつくっておられる方々がいらっしゃるのですが、PocketRockはそこまで小さくしていません。
それにはいろいろと理由があります。
と、その前に、基本的な情報として「ウクレレとのサイズ比較」を行ってみました(^^
ご覧のとおり、PocketRockはウクレレと比較しても全体的にコンパクトな構造になっています。
右のウクレレは標準的なソプラノウクレレ(ふつうのウクレレ)で、おおむねこのタイプの楽器は全長が約55センチあります。
対してPocketRockは全長が56センチなので、1センチだけ長くなっています。
この1センチ、短くすることは技術的には全然可能なのですが、あえて小さくしていません。
その理由は、音質と関係します。
まず、下駒位置を比較して、それから上駒の位置をみてもらえばわかりますが、ふつうのウクレレに対してポケットロックはロングネックになっています。
そう!実はポケットロックのスケールは、このサイズで「テナーウクレレ」と同じなのです。
つまり、ウクレレサイズにテナーウクレレのネックを搭載しているのとおんなじです。
というわけで、ネックスケールを長くしているので、全長を短くしようとするとどこかにひずみが生まれます。もし全長を1センチも短くすると、下駒位置がより胴の縁部分(音が響かない部分)に1センチ近寄っていくことになります。
そうなると音の響きが悪くなるのです。
だからあえてこの1センチを残しています。胴全体のバランスとの兼ね合いもあるというわけ。
==========
胴幅については、ウクレレと比較して明らかにコンパクトにしました。こちらは設計段階で、可能な限り細くしようと考えていたので、通常私が楽器を作る時の胴幅に対して、3分の1まで細くしています。
これもさすがに半分とかにすると、一発で鳴らない楽器になってしまうので、限界まで絞り込んだというわけ。
サウンドホールについては、よく誤解されるのですが、あれは
「音が出てくる穴」
ではありません。
サウンドホールはスピーカー理論でいうところの、バスレフ孔として機能していますので、バスレフ機能を発揮できる範囲で開けています。
(その証拠に、仮にサウンドホールを同面積で2つ開けて、そのひとつをふさいでもふさがなくても全体の音量にほとんど変化はありません。
もし、サウンドホールが音の出る穴なのだとすれば、音量は半分になるはずですよね。
でも、そうならないのです。また、バイオリンのF孔はあんなに小さいのに、バイオリンからは大きな音が出ます。これも、F孔から音が出ているわけではない証拠です)
というわけで、コンパクトサイズでもしっかり音が出る、新楽器PocketRockの解説でした。
ラベル:
PocketRock,
ウクレレ,
ポケットロック,
新楽器
2014年9月12日金曜日
<プロジェクトP・R>PocketRock 胴容積と音質の関係
今最もホットな話題ですので、記事連投です(^^
新楽器PocketRockの試作品は、実はもうひとつあります。
前回までに「フリクションペグ」タイプと「ギアペグ」タイプを紹介しましたが、今回は
胴の厚みが異なるタイプ
のお話。
ご覧のとおり、正面から見るとそれほど違いはないのですが、
(ちなみに、上のほうが胴が厚いタイプ。下のは通常)
横から見るとこんな感じ。
左のほうが、1cm胴が厚く、深くなっています。
こんな風に、胴の容積が変わると音質も変化します。
右の薄いほうは軽やかな音で、低音部分があまり増強されず、極端に言えば「コロコロ」した音になります。
左の厚いほうは、重低音が加算されるので「コロコロ」に対して極端に言えば「ボンボン」した音に変わります。
しかし、上の表現はかなり誇張していますので、実際に「コロコロ」「ボンボン」と全く違う音になるわけではありません。
中央値があるとすれば、一方は「コロコロ」寄り、一方は「ボンボン」寄りに振れるなあ、という程度です。
実際の音は、どちらもたいへん爽やかなウクレレのような音に聞こえます。
==========
実用上は、胴の薄いオリジナルモデルは、ふだん使いにしてどこへでも気軽に持ち出せるような感じ、胴の厚いプレミアムモデルは録音に使いたい場合や、やや音量が求められる「公演・ライブ」での使用が適しています。
胴が薄いことで演奏感がラフになることもあって、本当はスタイル・デザイン上ではオリジナルモデルのほうが好きです(笑)
エレキギターを抱えた時と、アコースティックギターを抱えた時の違いですね。胴が厚いと抱えにくいので演奏感は重たくなります。
==========
さあーて。これで一応試作品3台が出揃いましたので、次からは量産しようと思うのですが、どういう方法でみなさんのお手元にお届けできるかはちょっと色々検討したいと思います。
ぶっちゃけ先に宣言しておきますが、この楽器は「製作イベント」で作ってもらう、というのは企画していません。
というのも、材料の吟味や製作にちょっと難しいところがあって、イベント向きではないからです。
(サイズを小さくするために、各部の寸法もミリ単位で絞り込んでいます。基本的にあんまり余裕がないので、ちょっとの製作ミスが大きく響きます)
==========
新楽器PocketRockの試作品は、実はもうひとつあります。
前回までに「フリクションペグ」タイプと「ギアペグ」タイプを紹介しましたが、今回は
胴の厚みが異なるタイプ
のお話。
ご覧のとおり、正面から見るとそれほど違いはないのですが、
(ちなみに、上のほうが胴が厚いタイプ。下のは通常)
横から見るとこんな感じ。
左のほうが、1cm胴が厚く、深くなっています。
こんな風に、胴の容積が変わると音質も変化します。
右の薄いほうは軽やかな音で、低音部分があまり増強されず、極端に言えば「コロコロ」した音になります。
左の厚いほうは、重低音が加算されるので「コロコロ」に対して極端に言えば「ボンボン」した音に変わります。
しかし、上の表現はかなり誇張していますので、実際に「コロコロ」「ボンボン」と全く違う音になるわけではありません。
中央値があるとすれば、一方は「コロコロ」寄り、一方は「ボンボン」寄りに振れるなあ、という程度です。
実際の音は、どちらもたいへん爽やかなウクレレのような音に聞こえます。
==========
実用上は、胴の薄いオリジナルモデルは、ふだん使いにしてどこへでも気軽に持ち出せるような感じ、胴の厚いプレミアムモデルは録音に使いたい場合や、やや音量が求められる「公演・ライブ」での使用が適しています。
胴が薄いことで演奏感がラフになることもあって、本当はスタイル・デザイン上ではオリジナルモデルのほうが好きです(笑)
エレキギターを抱えた時と、アコースティックギターを抱えた時の違いですね。胴が厚いと抱えにくいので演奏感は重たくなります。
==========
さあーて。これで一応試作品3台が出揃いましたので、次からは量産しようと思うのですが、どういう方法でみなさんのお手元にお届けできるかはちょっと色々検討したいと思います。
ぶっちゃけ先に宣言しておきますが、この楽器は「製作イベント」で作ってもらう、というのは企画していません。
というのも、材料の吟味や製作にちょっと難しいところがあって、イベント向きではないからです。
(サイズを小さくするために、各部の寸法もミリ単位で絞り込んでいます。基本的にあんまり余裕がないので、ちょっとの製作ミスが大きく響きます)
==========
ラベル:
PocketRock,
ポケットロック,
新楽器
2014年9月11日木曜日
【三線ism】 ついに登場! 新楽器「PocketRock」 完成披露
さてみなさんこんにちは
これまで、左大文字工房では色々な楽器を作り続けてきましたが、手作り楽器の決定版となる新楽器が完成しました。
それが、↑の
PocketRock
(ポケットロック)
です。
全長は560ミリ、ほぼウクレレサイズですが、細いネックとコンパクトなボディで、軽やかな音を奏でます。
いつでもどこでも持ち運んで、音楽を楽しみたいあなたのための楽器をめざしました(笑)
ごらんの通り、手のひらサイズ。
全体の小ささを想像してみてくださいね!
==========
さて、このPocetRockですが、コンセプトは旅のギターならぬ、トラベル楽器です。
たった2弦しかありませんが、おそらく弦楽器のすべての要素を持ち合わせているといって過言でないほど、驚くほどバリエーションに富んだ演奏が可能です。
この面白さは、「どんぶらこ」「ニホレレ」「森のギター」等から受け継いだ、左大文字流コード弾きシステムならでは!
ぜひ、一度実物に触ってほしいのですが、まだ2棹しかありません(笑)
==========
参考製作価格等
○ PocketRock(ポケットロック) オリジナルモデル
胴厚み50~ 軽やかな音色を目指したコンパクトモデルです。
¥4000円 (+送料)
○ PocketRock(ポケットロック) プレミアムモデル
胴厚み60~ 少し音色に深みを持たせたプロ向けモデルです。
¥5000円(+送料)
○ PcketRock(ポケットロック) エコモデル
裏メニュー。オリジナルモデルのローコストバージョン。木材無選別。エコ材があればそれで作ります。
¥3000円(+送料)
☆基本はフリクションペグです。ギアペグ搭載は要望等に合わせて変更します。
(要するに、ギアペグの材料が入手できたらつけられる、ということ(^^;;
☆塗装は「天然柿渋3回塗り」もしくは、「クリアラッカー一回吹き付け」のどちらかです。
使用する木材の木目などに合わせて変動します。
<プロジェクトP・R>新楽器『PocketRock』とは?!
昨日発表したばかりの新楽器「PocketRock」(ポケットロック)ですが、今日はこの楽器についていろいろ物語ってみたいと思います。
◇ コンセプト ◇
どこにでも持ち運べる「小さな楽器」をめざして開発。これまでに培われた「どんぶらこ」「ニホレレ」「森のギターForestar」のエッセンスをぎゅっとウクレレサイズに凝縮しました。
全長は560mmの約ウクレレサイズですが、ネックスケールをテナーウクレレサイズ(430mm)に設定。演奏のし易さと幅広い表現力を実現しました。
ギターやウクレレの仲間と思いきや、実はリュート属の中でも「バイオリン」や「三味線・三線」に近いロングネック&フレットレス構造です。フレットに捉われない自由な演奏を可能にしています。
価格はこれまでの左大文字工房製品と同じく¥5000円以下。安価であることは、左大文字工房のモットーです。
◇ ラインナップ ◇
○ PocketRock(ポケットロック) オリジナルモデル
胴厚み50mm~ 軽やかな音色を目指したコンパクトモデルです。
¥4000円 (+送料)
○ PocketRock(ポケットロック) プレミアムモデル
胴厚み60mm~ 少し音色に深みを持たせたプロ向けモデルです。
¥5000円(+送料)
○ PcketRock(ポケットロック) エコモデル
裏メニュー。オリジナルモデルのローコストバージョン。木材無選別。エコ材があればそれで作ります。
¥3000円(+送料)
☆基本はフリクションペグです。ギアペグ搭載は要望等に合わせて変更します。
(要するに、ギアペグの材料が入手できたらつけられる、ということ(^^;;
☆塗装は「天然柿渋3回塗り」もしくは、「クリアラッカー一回吹き付け」のどちらかです。
使用する木材の木目などに合わせて変動します。
◇ ターゲット ◇
もともと子ども用楽器「どんぶらこ」として開発されたものが基本形ですので、子どもさんでも演奏可能ですが、PocketRockを本当に弾いてほしいのは大人です。
さわってもらえばわかるのですが、この楽器は単音で爪弾いたり、コードを軽く奏でるのに最適で、
まるで酒のつまみのような楽器
なんです、実は!
ギタリスト・ウクレレ弾きさんだけでなく、三味線弾きさんにも最適なこの楽器、一言でいえば
とにかく、なんかよくわからんけど面白い!
という感覚です。人生で一番最初にエレキギターを買ったときのような感動が蘇ります。
そして、実はPocketRocketは「弾くための楽器」ではありません。
むしろ、「歌うための楽器」なんです。そう!「うたうたいのための弦楽器」というわけ。
なんと言っても、弦は2本しかありませんので、和音が出るといってもたった2音です。ということは、あなたが口ずさむ「歌」と合わせて3音以上のハーモニーが生まれるのです。
あなたの声を殺さず、むしろあなたの声を引き立たせるのがPocketRockの最大の特徴だと言えます。
==========
あなたもPocketRockプロジェクトに参加してみませんか?!
左大文字流は、もともと非営利のプロジェクトを次々に打ち出してきました。
これまで、
◇ 「三線コード奏法」普及プロジェクト
◇ 「手作り三味線講座」
◇ 「どんぶらこ講座」
◇ 「森のギター講座」
などなどを実施し、継続して進行中です。
それらの中で「PocketRock」プロジェクトは「このちっちゃな楽器をオモチャにして、みんなで面白い遊び方を見つけよう!」的なノリで動いております(^^
なので、以前のブログで「クラウドファンディング」について少し書いたのですが、当方の本音は
「資金が必要なんじゃなくて、いろんな意味でこの楽器で遊んでくれる仲間が必要」
だと考えています。
そういう意味で「マンパワー型クラウドファンディング」という言葉を使いましたが、PocketRockに関わってくれる人的資源を募集したい、というキモチなのです。
もし賛同いただける方がおられましたら、いつでもメールください。
sanshin_ism34@yahoo.co.jp
まで。PocketRockプロジェクトについての、ご意見やアイデアなどでもかまいません。
(森のギタープロジェクト・どんぶらこプロジェクトも引き続き進行中です)
この新楽器をあなたも育ててみませんか?
==========
"Pocket Rock" is a musical instrument of the 2-strings.
"Pocket Rock" is similar to a guitar (ukulele).
This instrument was designed by Japanese expert of shamisen.
This instrument you can play chords and single note.
The total length of the "pocket lock" is 560㎜.
It is a musical instrument that can be played easily, and most smallest.
◇ コンセプト ◇
どこにでも持ち運べる「小さな楽器」をめざして開発。これまでに培われた「どんぶらこ」「ニホレレ」「森のギターForestar」のエッセンスをぎゅっとウクレレサイズに凝縮しました。
全長は560mmの約ウクレレサイズですが、ネックスケールをテナーウクレレサイズ(430mm)に設定。演奏のし易さと幅広い表現力を実現しました。
ギターやウクレレの仲間と思いきや、実はリュート属の中でも「バイオリン」や「三味線・三線」に近いロングネック&フレットレス構造です。フレットに捉われない自由な演奏を可能にしています。
価格はこれまでの左大文字工房製品と同じく¥5000円以下。安価であることは、左大文字工房のモットーです。
◇ ラインナップ ◇
○ PocketRock(ポケットロック) オリジナルモデル
胴厚み50mm~ 軽やかな音色を目指したコンパクトモデルです。
¥4000円 (+送料)
○ PocketRock(ポケットロック) プレミアムモデル
胴厚み60mm~ 少し音色に深みを持たせたプロ向けモデルです。
¥5000円(+送料)
○ PcketRock(ポケットロック) エコモデル
裏メニュー。オリジナルモデルのローコストバージョン。木材無選別。エコ材があればそれで作ります。
¥3000円(+送料)
☆基本はフリクションペグです。ギアペグ搭載は要望等に合わせて変更します。
(要するに、ギアペグの材料が入手できたらつけられる、ということ(^^;;
☆塗装は「天然柿渋3回塗り」もしくは、「クリアラッカー一回吹き付け」のどちらかです。
使用する木材の木目などに合わせて変動します。
◇ ターゲット ◇
もともと子ども用楽器「どんぶらこ」として開発されたものが基本形ですので、子どもさんでも演奏可能ですが、PocketRockを本当に弾いてほしいのは大人です。
さわってもらえばわかるのですが、この楽器は単音で爪弾いたり、コードを軽く奏でるのに最適で、
まるで酒のつまみのような楽器
なんです、実は!
ギタリスト・ウクレレ弾きさんだけでなく、三味線弾きさんにも最適なこの楽器、一言でいえば
とにかく、なんかよくわからんけど面白い!
という感覚です。人生で一番最初にエレキギターを買ったときのような感動が蘇ります。
そして、実はPocketRocketは「弾くための楽器」ではありません。
むしろ、「歌うための楽器」なんです。そう!「うたうたいのための弦楽器」というわけ。
なんと言っても、弦は2本しかありませんので、和音が出るといってもたった2音です。ということは、あなたが口ずさむ「歌」と合わせて3音以上のハーモニーが生まれるのです。
あなたの声を殺さず、むしろあなたの声を引き立たせるのがPocketRockの最大の特徴だと言えます。
==========
あなたもPocketRockプロジェクトに参加してみませんか?!
左大文字流は、もともと非営利のプロジェクトを次々に打ち出してきました。
これまで、
◇ 「三線コード奏法」普及プロジェクト
◇ 「手作り三味線講座」
◇ 「どんぶらこ講座」
◇ 「森のギター講座」
などなどを実施し、継続して進行中です。
それらの中で「PocketRock」プロジェクトは「このちっちゃな楽器をオモチャにして、みんなで面白い遊び方を見つけよう!」的なノリで動いております(^^
なので、以前のブログで「クラウドファンディング」について少し書いたのですが、当方の本音は
「資金が必要なんじゃなくて、いろんな意味でこの楽器で遊んでくれる仲間が必要」
だと考えています。
そういう意味で「マンパワー型クラウドファンディング」という言葉を使いましたが、PocketRockに関わってくれる人的資源を募集したい、というキモチなのです。
もし賛同いただける方がおられましたら、いつでもメールください。
sanshin_ism34@yahoo.co.jp
まで。PocketRockプロジェクトについての、ご意見やアイデアなどでもかまいません。
(森のギタープロジェクト・どんぶらこプロジェクトも引き続き進行中です)
この新楽器をあなたも育ててみませんか?
==========
"Pocket Rock" is a musical instrument of the 2-strings.
"Pocket Rock" is similar to a guitar (ukulele).
This instrument was designed by Japanese expert of shamisen.
This instrument you can play chords and single note.
The total length of the "pocket lock" is 560㎜.
It is a musical instrument that can be played easily, and most smallest.
2014年9月10日水曜日
<プロジェクトP・R>いよいよ完成 新楽器『PocketRock』登場!
さてみなさんこんばんは
先日より、情報を小出しにしていた左大文字工房の新楽器「PocketRock」の登場です。
通常のウクレレの寸法が全長が54~57センチくらいなのですが、この新楽器ポケットロックは、56センチの全長になっています。そう!約ウクレレサイズ。
This is the new instrument "pocket rock".
"pocket Rock" is similar to the ukulele.
Small neck and a small body.
コンパクトボディ、コンパクトヘッド、さらに極細棹によって実現したミニサイズの楽器ですが、しっかり鳴ります。
と、
「ギアペグタイプ」 Gear peg
の2タイプを作ってみました。
オリジナルはフリクションタイプです(^^
この楽器、「どんぶらこ」「ニホレレ」「森のギター」と続く2弦ギタータイプの集大成なのですが、コンセプトとしては
持ち歩ける、モバイルな旅のギター
をイメージしました。いつでもどこでも音楽を楽しむことができる、ミュージシャンのための楽器です。
そして、「挫折しないギター」を目指して作っていますので、弾くのが超カンタン!
また近いうちに音源をアップします!
先日より、情報を小出しにしていた左大文字工房の新楽器「PocketRock」の登場です。
通常のウクレレの寸法が全長が54~57センチくらいなのですが、この新楽器ポケットロックは、56センチの全長になっています。そう!約ウクレレサイズ。
This is the new instrument "pocket rock".
"pocket Rock" is similar to the ukulele.
Small neck and a small body.
コンパクトボディ、コンパクトヘッド、さらに極細棹によって実現したミニサイズの楽器ですが、しっかり鳴ります。
胴の小ささはほれ!このとおり、手のひらサイズです。
Is the same size as the palm of the hand.
とりあえず、今出来ているのは「試作品」なのですが、既に
「フリクションペグタイプ」 Friction peg
「ギアペグタイプ」 Gear peg
の2タイプを作ってみました。
オリジナルはフリクションタイプです(^^
この楽器、「どんぶらこ」「ニホレレ」「森のギター」と続く2弦ギタータイプの集大成なのですが、コンセプトとしては
持ち歩ける、モバイルな旅のギター
をイメージしました。いつでもどこでも音楽を楽しむことができる、ミュージシャンのための楽器です。
そして、「挫折しないギター」を目指して作っていますので、弾くのが超カンタン!
また近いうちに音源をアップします!
ラベル:
PocketRock,
ポケットロック,
新楽器
2014年9月9日火曜日
<プロジェクト>フリクション・ペグかギア・ペグか、それが問題だ。
新楽器の開発を続けている左大文字ですが、いろいろと試行錯誤するなかで、今ホットな「テーマ」になっていることがあります。
それが「フリクション・ペグ」を使うか、「ギア・ペグ」を使うか、ということ!
ちなみに、おさらいですが、
◇「フリクションペグ」
・・・いわゆる楽器の糸巻きが、摩擦によって静止するタイプのペグ。
例)バイオリン・三味線、三線・二胡・古典的もしくは安価なウクレレなど。
メリット) 直接弦を巻くので、チューニングが早い。ギア比がなく1:1と呼ばれたりする。
デメリット) 木などの摩擦だけで止まっているので、弦の張力に負けるとキュルルと巻き戻る。
◇「ギアペグ」
・・・ギアがかみ合うことで、静止するタイプのペグ。
例)ギター・ベースやコントラバス・近代的もしくは高価なウクレレなど。
メリット) ギア比が14:1などであり、細かいチューニングができ、かつ構造上巻き戻らない。
デメリット) チューニングを変化させるとき、14倍の時間がかかる。ペグが重くヘッドが下がる。
というのが基本的な情報。
==========
もちろん、私はもともとが三味線弾きですので、『糸巻き・カラクイ』つまり、フリクションペグを使っています。
バイオリンもかじったことがあるので、バイオリン型のフリクションペグも使っていました。
所有しているウクレレも、基本形のフリクションタイプです。
一方、ギターも弾きますのでギアペグも当然触ったことがあります。これまで「テレキャスター」「レスポール」「クラシック」「アコースティック」の4棹を持っていましたので、おなじギアペグでも色々なタイプの物を使ってきました。
というわけで、ペグに関してはほぼ全ての情報が出揃った段階で、さあ、悩むぞ!
==========
これまでの手作り三味線講座では、当然手作りの「フリクション糸巻き」を製作して装着してきました。
どんぶらこも「フリクション糸巻き」タイプです。
森のギターになってはじめて、ギアペグを装着しました。これは一種のポリシー違反(笑)で、ギアペグだけは
「購入しないといけない」
(つまり、自分で作れない)
ので、ちょっとだけ心が痛いです(苦笑)
それはともかく、今回の新楽器でどんなペグを仕様にするか、悩んでおります。
新プロジェクトのベースになっている思想は、『シンプル&コンパクト』です。
さすがに「三味線の糸巻きタイプ」は採用しないつもりですが、なるべく軽量で簡素なペグを使いたいなあ、というのが希望です。
本音を言えば!
GOTOHのステルスキー
(写真はGOTOHさんからの転載です)
http://www.g-gotoh.com/domestic/?make=stealth&sortby=title_asc
を使いたい!!
すごいでしょ!このめっちゃ小さいギアペグ!!
しかし、値段も最強で、ギター用6個で約2万円、ウクレレ用4個で約1万五千円します。
あかん、左大文字工房の楽器の価格帯をすでに越えている!!!
というわけで、ステルス搭載はちょっとだけお預けにして、ペグ選びに悩みたいと思います。
研究用をかねて、すでにいくつかのメーカーのペグを取り寄せておりますので、いずれ詳細があきらかに!
それが「フリクション・ペグ」を使うか、「ギア・ペグ」を使うか、ということ!
ちなみに、おさらいですが、
◇「フリクションペグ」
・・・いわゆる楽器の糸巻きが、摩擦によって静止するタイプのペグ。
例)バイオリン・三味線、三線・二胡・古典的もしくは安価なウクレレなど。
メリット) 直接弦を巻くので、チューニングが早い。ギア比がなく1:1と呼ばれたりする。
デメリット) 木などの摩擦だけで止まっているので、弦の張力に負けるとキュルルと巻き戻る。
◇「ギアペグ」
・・・ギアがかみ合うことで、静止するタイプのペグ。
例)ギター・ベースやコントラバス・近代的もしくは高価なウクレレなど。
メリット) ギア比が14:1などであり、細かいチューニングができ、かつ構造上巻き戻らない。
デメリット) チューニングを変化させるとき、14倍の時間がかかる。ペグが重くヘッドが下がる。
というのが基本的な情報。
==========
もちろん、私はもともとが三味線弾きですので、『糸巻き・カラクイ』つまり、フリクションペグを使っています。
バイオリンもかじったことがあるので、バイオリン型のフリクションペグも使っていました。
所有しているウクレレも、基本形のフリクションタイプです。
一方、ギターも弾きますのでギアペグも当然触ったことがあります。これまで「テレキャスター」「レスポール」「クラシック」「アコースティック」の4棹を持っていましたので、おなじギアペグでも色々なタイプの物を使ってきました。
というわけで、ペグに関してはほぼ全ての情報が出揃った段階で、さあ、悩むぞ!
==========
これまでの手作り三味線講座では、当然手作りの「フリクション糸巻き」を製作して装着してきました。
どんぶらこも「フリクション糸巻き」タイプです。
森のギターになってはじめて、ギアペグを装着しました。これは一種のポリシー違反(笑)で、ギアペグだけは
「購入しないといけない」
(つまり、自分で作れない)
ので、ちょっとだけ心が痛いです(苦笑)
それはともかく、今回の新楽器でどんなペグを仕様にするか、悩んでおります。
新プロジェクトのベースになっている思想は、『シンプル&コンパクト』です。
さすがに「三味線の糸巻きタイプ」は採用しないつもりですが、なるべく軽量で簡素なペグを使いたいなあ、というのが希望です。
本音を言えば!
GOTOHのステルスキー
(写真はGOTOHさんからの転載です)
http://www.g-gotoh.com/domestic/?make=stealth&sortby=title_asc
を使いたい!!
すごいでしょ!このめっちゃ小さいギアペグ!!
しかし、値段も最強で、ギター用6個で約2万円、ウクレレ用4個で約1万五千円します。
あかん、左大文字工房の楽器の価格帯をすでに越えている!!!
というわけで、ステルス搭載はちょっとだけお預けにして、ペグ選びに悩みたいと思います。
研究用をかねて、すでにいくつかのメーカーのペグを取り寄せておりますので、いずれ詳細があきらかに!
2014年9月8日月曜日
【三線ism】 好評にお応えして第二段!「森のギター」が帰ってきます。
さてみなさんこんにちは
つい先日、第一回の講座を実施したばかりの「森のギター」ことForestar制作講座ですが、なんと!
あっという間に「帰ってきた森のギター講座」ということで第二弾が決定しました~。
はい。次回の実施日は 平成26年11月30日 予定 です。現在細かいところを詰めています。
この前と同じく、兵庫県立丹波並木道中央公園さんにて実施です。
前回、参加しそびれた方は、ぜひどうぞ。
今回も人数制限があると思いますので、詳細は並木道中央公園さんの事務室にお問い合わせください。
TEL 079-594-0990 FAX 079-594-0991
==========
2014年9月3日水曜日
<構想>マンパワー型クラウドファンディングについて
さてみなさんこんにちは
2007年頃から「左大文字流」の活動を行ってきて、これまで「三線や三味線のコード弾きのお知らせ活動」や「手作り楽器の開発と製作イベント」などを実施してきました。
そうした中で、活動やイベントをする上で、最終的に重要なのは「人の力」だということに何度も気付かされています。
特に手作りで楽器をつくる活動などはそうなのですが、自分で何かしらの楽器を作って楽しんでいる人、あるいはyoutubeなどにアップしている人はたくさんおられます。ところが、それらの楽器を
数十台・数百台規模
で量産して、たくさんの方に楽しんでもらう活動をしている人はそれほど多くはありません。
左大文字流の楽器製作イベントでは、これまでの累計製作体験台数は300棹超えですから、それはもう積み重なるとけっこうな数が出ていることになります。
同じような木製手作り楽器、という意味では、
カホンプロジェクト さん
http://woods-kids.jp/
などは、全国規模で手作りカホンを作る活動をなさっています。
カホンプロジェクトさんのすごいところは、木材の調達先・イベント実施メンバーなどが広い地域に渡っていて、誰か一人が何かのイベントをやっているわけではないところです。
まさに、人材の宝庫=マンパワーだなあ、と思いますね。
==========
左大文字流(コード弾き)の活動そのものは、私個人の小さなプロジェクトなのですが、特に公的施設での楽器製作イベントについては、多くの方の協力によって実現できています。
これまでにお世話になった施設・団体さんなどは以下の通り
◇ 兵庫県立丹波並木道中央公園さん
◇ 丹波の森公苑さん
◇ 篠山市立チルドレンズミュージアムさん
◇ (株)日比谷アメニスさん
◇ (財) 兵庫県園芸・公園協会さん
◇ (財)兵庫丹波の森協会さん
◇ (社)ノオトさん
◇ 生涯学習応援隊 SO-SO.39さん
その他
こうしていろんな方々の協力を得て、プロジェクトを推進しているとやっぱり最終的には「人の力」が大事だなあ、と思います。
どこかで何かをするときに、必要なものは「場所(設備)とお金と人材」が欠かせないのですが、その中でも最も大事なものは「人」だと痛感します。
たとえば、私の楽器作りで言えば、実は資金はそれほど必要ではありません。もちろん、楽器を作ろう!と最初に思い立ってからは、それなりの額を道具類に当てていますが、そうしたものは工夫次第でなんとでもなります。
ぶっちゃけ、手作り三味線レベルだと、
「ナイフ一本で楽器を作る」
こともできます。作れといわれたら作ってみせる自信があります(笑)
(あ、いいなあ。これ面白いな。今度youtubeで載せてみようかな)
話が逸れましたが、ナイフ一本で楽器を作れるという話も、結局は「それができる人がいる」「それができる人材がいる」ということなんですね。つまり、人です。
==========
巷では、「クラウドファンディング」といって、「何かをするために、世界中の人から資金をつのって、プロジェクトを実行する」ということが流行っているそうです。
面白いなあ、いろんな可能性が増えるだろうなあ、と率直に思うのですが、しかし、真面目に考えると、今の私に必要なものは
資金ではない
と断言できます。
むしろ、今私が最も希望しているのは、「人の力」だと思うのです。
具体的に言うと、クラウドからお金を集めてくるのではなく、クラウドから「人の力」を集めるような仕組みがあれば面白いなあ、ということです。
左大文字流では、すでにユーザーが1100人をはるかに超え、三線コード弾きを個人レベルやライブレベルなどで使って下さっている方がたくさんおられます。
しかし、そうした人々の活動は、それぞれが別個で、まだ結集させることができていません。
(それは私の不徳のいたすところですね)
これにはいろんな理由があって、三線・三味線コード弾きは教室や定期練習の機会がまったくなく、それぞれがネットを通じて散発的に「コード弾き」を体験しているに過ぎないからです。
つまり、仕組み化されてないんですね(T-T;;
==========
左大文字流三線・三味線コード奏法の活動については、今のゆるーい感じがけっこう好きで、「みんな好きなようにやればいいんじゃない」がモットーですので、これ以上「しっかり」させるつもりはないのですが、今後の楽器作りイベントなどは、単発的ではなく、もう少しシステマティックにやってみたいなあ、と考えています。
ということで、「人の力」を結集させる「マンパワー型クラウドファンディング」を実行に移してみるつもりです。
具体的なテーマと集めたいマンパワーの内容については、次回以降に説明しようと思います。
2007年頃から「左大文字流」の活動を行ってきて、これまで「三線や三味線のコード弾きのお知らせ活動」や「手作り楽器の開発と製作イベント」などを実施してきました。
そうした中で、活動やイベントをする上で、最終的に重要なのは「人の力」だということに何度も気付かされています。
特に手作りで楽器をつくる活動などはそうなのですが、自分で何かしらの楽器を作って楽しんでいる人、あるいはyoutubeなどにアップしている人はたくさんおられます。ところが、それらの楽器を
数十台・数百台規模
で量産して、たくさんの方に楽しんでもらう活動をしている人はそれほど多くはありません。
左大文字流の楽器製作イベントでは、これまでの累計製作体験台数は300棹超えですから、それはもう積み重なるとけっこうな数が出ていることになります。
同じような木製手作り楽器、という意味では、
カホンプロジェクト さん
http://woods-kids.jp/
などは、全国規模で手作りカホンを作る活動をなさっています。
カホンプロジェクトさんのすごいところは、木材の調達先・イベント実施メンバーなどが広い地域に渡っていて、誰か一人が何かのイベントをやっているわけではないところです。
まさに、人材の宝庫=マンパワーだなあ、と思いますね。
==========
左大文字流(コード弾き)の活動そのものは、私個人の小さなプロジェクトなのですが、特に公的施設での楽器製作イベントについては、多くの方の協力によって実現できています。
これまでにお世話になった施設・団体さんなどは以下の通り
◇ 兵庫県立丹波並木道中央公園さん
◇ 丹波の森公苑さん
◇ 篠山市立チルドレンズミュージアムさん
◇ (株)日比谷アメニスさん
◇ (財) 兵庫県園芸・公園協会さん
◇ (財)兵庫丹波の森協会さん
◇ (社)ノオトさん
◇ 生涯学習応援隊 SO-SO.39さん
その他
こうしていろんな方々の協力を得て、プロジェクトを推進しているとやっぱり最終的には「人の力」が大事だなあ、と思います。
どこかで何かをするときに、必要なものは「場所(設備)とお金と人材」が欠かせないのですが、その中でも最も大事なものは「人」だと痛感します。
たとえば、私の楽器作りで言えば、実は資金はそれほど必要ではありません。もちろん、楽器を作ろう!と最初に思い立ってからは、それなりの額を道具類に当てていますが、そうしたものは工夫次第でなんとでもなります。
ぶっちゃけ、手作り三味線レベルだと、
「ナイフ一本で楽器を作る」
こともできます。作れといわれたら作ってみせる自信があります(笑)
(あ、いいなあ。これ面白いな。今度youtubeで載せてみようかな)
話が逸れましたが、ナイフ一本で楽器を作れるという話も、結局は「それができる人がいる」「それができる人材がいる」ということなんですね。つまり、人です。
==========
巷では、「クラウドファンディング」といって、「何かをするために、世界中の人から資金をつのって、プロジェクトを実行する」ということが流行っているそうです。
面白いなあ、いろんな可能性が増えるだろうなあ、と率直に思うのですが、しかし、真面目に考えると、今の私に必要なものは
資金ではない
と断言できます。
むしろ、今私が最も希望しているのは、「人の力」だと思うのです。
具体的に言うと、クラウドからお金を集めてくるのではなく、クラウドから「人の力」を集めるような仕組みがあれば面白いなあ、ということです。
左大文字流では、すでにユーザーが1100人をはるかに超え、三線コード弾きを個人レベルやライブレベルなどで使って下さっている方がたくさんおられます。
しかし、そうした人々の活動は、それぞれが別個で、まだ結集させることができていません。
(それは私の不徳のいたすところですね)
これにはいろんな理由があって、三線・三味線コード弾きは教室や定期練習の機会がまったくなく、それぞれがネットを通じて散発的に「コード弾き」を体験しているに過ぎないからです。
つまり、仕組み化されてないんですね(T-T;;
==========
左大文字流三線・三味線コード奏法の活動については、今のゆるーい感じがけっこう好きで、「みんな好きなようにやればいいんじゃない」がモットーですので、これ以上「しっかり」させるつもりはないのですが、今後の楽器作りイベントなどは、単発的ではなく、もう少しシステマティックにやってみたいなあ、と考えています。
ということで、「人の力」を結集させる「マンパワー型クラウドファンディング」を実行に移してみるつもりです。
具体的なテーマと集めたいマンパワーの内容については、次回以降に説明しようと思います。
ラベル:
クラウドファンディング,
マンパワー
2014年9月2日火曜日
<プロジェクト>新楽器開発プロジェクト、さらにスタートします!宣言
さてみなさんこんにちは
2013年末から2014年にかけて「オープンソース志向弦楽器"Forestar"(森のギター)」なるものを開発してきた左大文字工房ですが、まだ、その企画も進行真っ最中なのに
さらに新しい楽器プロジェクト
を始めようとしている今日この頃(笑)。
よく考えれば、Bloggerのこちらのブログは、新楽器プロジェクトをメインコンテンツに据えていたのに、いつのまにか元のYahoo!ブログと似たような内容も交えております。
いかんいかん。
というわけで、新楽器製作プロジェクトは、当分、こちらのブログで連載しようと思います。
==========
これまで、私が手掛けてきた手作り楽器達には、いちおうそれぞれコンセプトがありました。
◇ シャミレレ・手作り三味線
・・・丹波並木道中央公園さんという「製材所のある県立公園」ならではのイベントづくり、ということで総ヒノキ製の三味線(三線レプリカ)を作ろう、というコンセプトでした。
・・・手作りで簡易的であっても、三味線楽器として成立していることを念頭に、かつ、容易に作れて、いい音の楽器を完成させる、というのも目標でした。
・・・180ミリ幅のヒノキ一枚板を削り出す、という技術的にもハイレベルな仕様で、他では入手できない「コアなファンにはたまらない」つくりになっていました。
◇ どんぶらこ
・・・チルドレンズミュージアムさんとのコラボではじまった「こどもでも簡単に弾ける弦楽器」をコンセプトに開発が進みました。
・・・2弦に弦の数を減らし、それでも単音とコードが弾ける楽器に仕上げました。
・・・サイズや演奏感の面で、こどもから大人まで楽しめる構造を意識しました。
◇ 森のギター(Forestar)
・・・構造的には、「どんぶらこ」のブラッシュアップ版で、今度は「製作しやすい」というところに主眼を置きました。
・・・材料から仕上げに至るまで、「低い技術レベルでも作れる」というところが最大の特徴。
・・・特に製作方法においては「オープンソース」志向をめざし、情報を全て公開しています。
==========
他にも製作した楽器はあるのですが、特にこれらの3タイプについては「量産する」ということを最初から頭において設計しています。
よく個人で手作り楽器をお作りになる方はたくさんおられると思いますが、それらは、基本
「手作りの一点もの」
であることが多いです。左大文字流では、基本的に数十台、数百台規模の量産に耐えうることをベースに材料の選択から製作の段取りを考えていますので、
「一定数の供給を実現する」
ことに成功しています。
==========
このほか、左大文字が個人的に受注生産をしているものに「サイレント三線S3」がありますが、こちらはメールをいただいてからはじめて作る、ということを基本にしており、在庫はありません。
この楽器については、三線が弾ける方で、最低限度の知識と技量がないと弾きこなせないと考えていますので、一般頒布・常時販売は今後もしないと思います。
「どうしても欲しい!」という熱にうなされた方のみ、メールを下さっているのが現状です(笑)
==========
というわけで、じゃあ、今度は一体何を作るのか?ということですが、
「左大文字が、いよいよ真に欲しい物だけを作る」
という究極のわがままが始まる予定です(笑)
これまで、好き勝手に楽器を作ってきた私ですが、その私がさらに好き勝手するんですから、これは面白いことになりそうです。(←わたしだけが)
もう既に開発がはじまっていますが、コンセプトや設計思想はこれまでのものを踏襲していますので、それほどメチャクチャ目新しいものが出てくるわけではありません(笑)
ただ、左大文字がずっと手元に置きたいような、そんな楽器が出てくるはず。
プロジェクトが進行すればまたご紹介します~。
2013年末から2014年にかけて「オープンソース志向弦楽器"Forestar"(森のギター)」なるものを開発してきた左大文字工房ですが、まだ、その企画も進行真っ最中なのに
さらに新しい楽器プロジェクト
を始めようとしている今日この頃(笑)。
よく考えれば、Bloggerのこちらのブログは、新楽器プロジェクトをメインコンテンツに据えていたのに、いつのまにか元のYahoo!ブログと似たような内容も交えております。
いかんいかん。
というわけで、新楽器製作プロジェクトは、当分、こちらのブログで連載しようと思います。
==========
これまで、私が手掛けてきた手作り楽器達には、いちおうそれぞれコンセプトがありました。
◇ シャミレレ・手作り三味線
・・・丹波並木道中央公園さんという「製材所のある県立公園」ならではのイベントづくり、ということで総ヒノキ製の三味線(三線レプリカ)を作ろう、というコンセプトでした。
・・・手作りで簡易的であっても、三味線楽器として成立していることを念頭に、かつ、容易に作れて、いい音の楽器を完成させる、というのも目標でした。
・・・180ミリ幅のヒノキ一枚板を削り出す、という技術的にもハイレベルな仕様で、他では入手できない「コアなファンにはたまらない」つくりになっていました。
◇ どんぶらこ
・・・チルドレンズミュージアムさんとのコラボではじまった「こどもでも簡単に弾ける弦楽器」をコンセプトに開発が進みました。
・・・2弦に弦の数を減らし、それでも単音とコードが弾ける楽器に仕上げました。
・・・サイズや演奏感の面で、こどもから大人まで楽しめる構造を意識しました。
◇ 森のギター(Forestar)
・・・構造的には、「どんぶらこ」のブラッシュアップ版で、今度は「製作しやすい」というところに主眼を置きました。
・・・材料から仕上げに至るまで、「低い技術レベルでも作れる」というところが最大の特徴。
・・・特に製作方法においては「オープンソース」志向をめざし、情報を全て公開しています。
==========
他にも製作した楽器はあるのですが、特にこれらの3タイプについては「量産する」ということを最初から頭において設計しています。
よく個人で手作り楽器をお作りになる方はたくさんおられると思いますが、それらは、基本
「手作りの一点もの」
であることが多いです。左大文字流では、基本的に数十台、数百台規模の量産に耐えうることをベースに材料の選択から製作の段取りを考えていますので、
「一定数の供給を実現する」
ことに成功しています。
==========
このほか、左大文字が個人的に受注生産をしているものに「サイレント三線S3」がありますが、こちらはメールをいただいてからはじめて作る、ということを基本にしており、在庫はありません。
この楽器については、三線が弾ける方で、最低限度の知識と技量がないと弾きこなせないと考えていますので、一般頒布・常時販売は今後もしないと思います。
「どうしても欲しい!」という熱にうなされた方のみ、メールを下さっているのが現状です(笑)
==========
というわけで、じゃあ、今度は一体何を作るのか?ということですが、
「左大文字が、いよいよ真に欲しい物だけを作る」
という究極のわがままが始まる予定です(笑)
これまで、好き勝手に楽器を作ってきた私ですが、その私がさらに好き勝手するんですから、これは面白いことになりそうです。(←わたしだけが)
もう既に開発がはじまっていますが、コンセプトや設計思想はこれまでのものを踏襲していますので、それほどメチャクチャ目新しいものが出てくるわけではありません(笑)
ただ、左大文字がずっと手元に置きたいような、そんな楽器が出てくるはず。
プロジェクトが進行すればまたご紹介します~。
2014年9月1日月曜日
【三線ism】 新曲アップ 「君じゃなきゃダメみたい」 スラップ三線超絶技法?!
さてみなさんこんにちは
個人的にはもう7年ぐらい前からやっているのですが、youtubeでは披露していなかった
スラップ三線
という技法がありまして、今回はじめて載せてみました。
(君じゃなきゃダメみたい)
これは普通の三線、三味線の弾き方には「まったく存在しない」技法で、
スラップベース、スラップギター
のように、スラップ音を発生させながら弾くという裏ワザです(笑)
で、なんでこのワザをyoutubeに載せてこなかったというと、既にお気づきのとおり、左大文字のポリシーとして、
コード演奏の際には、バックミュージックを使わない(三線一本で演奏する)
というお約束があるので、基本的に単音で何かを弾くという演奏をしてこなかったせいです。
で、今回、その約束をちょっとだけ破って、
○スラップ三線部分
○コード部分
○ベース部分
+ボーカル
の3つのパートを多重録音する、というこれまた「めったにやらないこと」を実演してみました。
それも全部、スラップ技法とはこういうもんですよ~ということを実演するためです。
単独ではあんまり役に立ちませんが、他のパートと組み合わさると、効果を発揮します。
==========
ワタクシ本来は、三味線弾きでございまして、いつもは三線ばかり弾いているので、よもや邦楽奏者の切れ端だとは思われていないかもしれませんが、
親指で弦を叩く
のは得意です。(ここ、三味線弾きは笑うとこ。ベーシストは変に納得するところです)
ところが、スラップ三線では、今現代においてエレキベースで主流になっている
「叩く系スラップ」
技法を使っていません。
なぜかというと、三線はエレキ楽器ではなく生音楽器なので、生音でスラップできる技法が必要になるからです。
そこで、三線のスラップ奏法は、エレキベースではなく、むしろ生音のウッドベースのスラップである
「引っ張る系スラップ」
で音を出しています。
この説明で、ベーシストのみなさんは「なるほど、そういうことか!」と納得してもらえるはず(笑)
というわけで、世界でも類をみない、「三線スラップ奏法」をぜひ試してみてね!
追伸)
ちなみに、今回のコード部分、ストロークでカッティング風に弾いていますが、打弦位置を変えてまろやかにしているのがわかりますか?
通常の位置で弾くと、スラップ音の硬さとかぶりがちになるので、コード部分はイメージを変えて弾いています。
さらに、三線でおまけ程度にベース音をしのばせています。こちらは音量を下げ気味で、主張しないように隠してます(笑)
新曲アップ 「君じゃなきゃダメみたい」 スラップ三線超絶技法?!
さてみなさんこんにちは
個人的にはもう7年ぐらい前からやっているのですが、youtubeでは披露していなかった
スラップ三線
という技法がありまして、今回はじめて載せてみました。
これは普通の三線、三味線の弾き方には「まったく存在しない」技法で、
スラップベース、スラップギター
のように、スラップ音を発生させながら弾くという裏ワザです(笑)
で、なんでこのワザをyoutubeに載せてこなかったというと、既にお気づきのとおり、左大文字のポリシーとして、
コード演奏の際には、バックミュージックを使わない(三線一本で演奏する)
というお約束があるので、基本的に単音で何かを弾くという演奏をしてこなかったせいです。
で、今回、その約束をちょっとだけ破って、
○スラップ三線部分
○コード部分
○ベース部分
+ボーカル
の3つのパートを多重録音する、というこれまた「めったにやらないこと」を実演してみました。
それも全部、スラップ技法とはこういうもんですよ~ということを実演するためです。
単独ではあんまり役に立ちませんが、他のパートと組み合わさると、効果を発揮します。
==========
ワタクシ本来は、三味線弾きでございまして、いつもは三線ばかり弾いているので、よもや邦楽奏者の切れ端だとは思われていないかもしれませんが、
親指で弦を叩く
のは得意です。(ここ、三味線弾きは笑うとこ。ベーシストは変に納得するところです)
ところが、スラップ三線では、今現代においてエレキベースで主流になっている
「叩く系スラップ」
技法を使っていません。
なぜかというと、三線はエレキ楽器ではなく生音楽器なので、生音でスラップできる技法が必要になるからです。
そこで、三線のスラップ奏法は、エレキベースではなく、むしろ生音のウッドベースのスラップである
「引っ張る系スラップ」
で音を出しています。
この説明で、ベーシストのみなさんは「なるほど、そういうことか!」と納得してもらえるはず(笑)
というわけで、世界でも類をみない、「三線スラップ奏法」をぜひ試してみてね!
追伸)
ちなみに、今回のコード部分、ストロークでカッティング風に弾いていますが、打弦位置を変えてまろやかにしているのがわかりますか?
通常の位置で弾くと、スラップ音の硬さとかぶりがちになるので、コード部分はイメージを変えて弾いています。
さらに、三線でおまけ程度にベース音をしのばせています。こちらは音量を下げ気味で、主張しないように隠してます(笑)
個人的にはもう7年ぐらい前からやっているのですが、youtubeでは披露していなかった
スラップ三線
という技法がありまして、今回はじめて載せてみました。
これは普通の三線、三味線の弾き方には「まったく存在しない」技法で、
スラップベース、スラップギター
のように、スラップ音を発生させながら弾くという裏ワザです(笑)
で、なんでこのワザをyoutubeに載せてこなかったというと、既にお気づきのとおり、左大文字のポリシーとして、
コード演奏の際には、バックミュージックを使わない(三線一本で演奏する)
というお約束があるので、基本的に単音で何かを弾くという演奏をしてこなかったせいです。
で、今回、その約束をちょっとだけ破って、
○スラップ三線部分
○コード部分
○ベース部分
+ボーカル
の3つのパートを多重録音する、というこれまた「めったにやらないこと」を実演してみました。
それも全部、スラップ技法とはこういうもんですよ~ということを実演するためです。
単独ではあんまり役に立ちませんが、他のパートと組み合わさると、効果を発揮します。
==========
ワタクシ本来は、三味線弾きでございまして、いつもは三線ばかり弾いているので、よもや邦楽奏者の切れ端だとは思われていないかもしれませんが、
親指で弦を叩く
のは得意です。(ここ、三味線弾きは笑うとこ。ベーシストは変に納得するところです)
ところが、スラップ三線では、今現代においてエレキベースで主流になっている
「叩く系スラップ」
技法を使っていません。
なぜかというと、三線はエレキ楽器ではなく生音楽器なので、生音でスラップできる技法が必要になるからです。
そこで、三線のスラップ奏法は、エレキベースではなく、むしろ生音のウッドベースのスラップである
「引っ張る系スラップ」
で音を出しています。
この説明で、ベーシストのみなさんは「なるほど、そういうことか!」と納得してもらえるはず(笑)
というわけで、世界でも類をみない、「三線スラップ奏法」をぜひ試してみてね!
追伸)
ちなみに、今回のコード部分、ストロークでカッティング風に弾いていますが、打弦位置を変えてまろやかにしているのがわかりますか?
通常の位置で弾くと、スラップ音の硬さとかぶりがちになるので、コード部分はイメージを変えて弾いています。
さらに、三線でおまけ程度にベース音をしのばせています。こちらは音量を下げ気味で、主張しないように隠してます(笑)
登録:
投稿 (Atom)