2014年9月3日水曜日

<構想>マンパワー型クラウドファンディングについて

 さてみなさんこんにちは


 2007年頃から「左大文字流」の活動を行ってきて、これまで「三線や三味線のコード弾きのお知らせ活動」「手作り楽器の開発と製作イベント」などを実施してきました。

 
 そうした中で、活動やイベントをする上で、最終的に重要なのは「人の力」だということに何度も気付かされています。


 特に手作りで楽器をつくる活動などはそうなのですが、自分で何かしらの楽器を作って楽しんでいる人、あるいはyoutubeなどにアップしている人はたくさんおられます。ところが、それらの楽器を


数十台・数百台規模


で量産して、たくさんの方に楽しんでもらう活動をしている人はそれほど多くはありません。


 左大文字流の楽器製作イベントでは、これまでの累計製作体験台数は300棹超えですから、それはもう積み重なるとけっこうな数が出ていることになります。




 同じような木製手作り楽器、という意味では、


 カホンプロジェクト さん
 http://woods-kids.jp/


などは、全国規模で手作りカホンを作る活動をなさっています。


 カホンプロジェクトさんのすごいところは、木材の調達先・イベント実施メンバーなどが広い地域に渡っていて、誰か一人が何かのイベントをやっているわけではないところです。

 まさに、人材の宝庫=マンパワーだなあ、と思いますね。



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 左大文字流(コード弾き)の活動そのものは、私個人の小さなプロジェクトなのですが、特に公的施設での楽器製作イベントについては、多くの方の協力によって実現できています。


 これまでにお世話になった施設・団体さんなどは以下の通り




◇ 兵庫県立丹波並木道中央公園さん

◇ 丹波の森公苑さん

◇ 篠山市立チルドレンズミュージアムさん

◇ (株)日比谷アメニスさん

◇ (財) 兵庫県園芸・公園協会さん

◇ (財)兵庫丹波の森協会さん

◇ (社)ノオトさん

◇ 生涯学習応援隊 SO-SO.39さん


その他


 こうしていろんな方々の協力を得て、プロジェクトを推進しているとやっぱり最終的には「人の力」が大事だなあ、と思います。


 どこかで何かをするときに、必要なものは「場所(設備)とお金と人材」が欠かせないのですが、その中でも最も大事なものは「人」だと痛感します。


 たとえば、私の楽器作りで言えば、実は資金はそれほど必要ではありません。もちろん、楽器を作ろう!と最初に思い立ってからは、それなりの額を道具類に当てていますが、そうしたものは工夫次第でなんとでもなります。



 ぶっちゃけ、手作り三味線レベルだと、


「ナイフ一本で楽器を作る」


こともできます。作れといわれたら作ってみせる自信があります(笑)


(あ、いいなあ。これ面白いな。今度youtubeで載せてみようかな)




 話が逸れましたが、ナイフ一本で楽器を作れるという話も、結局は「それができる人がいる」「それができる人材がいる」ということなんですね。つまり、人です。


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 巷では、「クラウドファンディング」といって、「何かをするために、世界中の人から資金をつのって、プロジェクトを実行する」ということが流行っているそうです。


 面白いなあ、いろんな可能性が増えるだろうなあ、と率直に思うのですが、しかし、真面目に考えると、今の私に必要なものは


 資金ではない


と断言できます。


 むしろ、今私が最も希望しているのは、「人の力」だと思うのです。


 具体的に言うと、クラウドからお金を集めてくるのではなく、クラウドから「人の力」を集めるような仕組みがあれば面白いなあ、ということです。


 左大文字流では、すでにユーザーが1100人をはるかに超え、三線コード弾きを個人レベルやライブレベルなどで使って下さっている方がたくさんおられます。


 しかし、そうした人々の活動は、それぞれが別個で、まだ結集させることができていません。


 (それは私の不徳のいたすところですね)


 これにはいろんな理由があって、三線・三味線コード弾きは教室や定期練習の機会がまったくなく、それぞれがネットを通じて散発的に「コード弾き」を体験しているに過ぎないからです。

 つまり、仕組み化されてないんですね(T-T;;


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 左大文字流三線・三味線コード奏法の活動については、今のゆるーい感じがけっこう好きで、「みんな好きなようにやればいいんじゃない」がモットーですので、これ以上「しっかり」させるつもりはないのですが、今後の楽器作りイベントなどは、単発的ではなく、もう少しシステマティックにやってみたいなあ、と考えています。


 ということで、「人の力」を結集させる「マンパワー型クラウドファンディング」を実行に移してみるつもりです。


 具体的なテーマと集めたいマンパワーの内容については、次回以降に説明しようと思います。


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