以前アップした動画で、世界ではじめて紹介した
「スラップ三線」
の技法についてですが、その具体的な弾き方をレクチャーした動画をアップしました。
確認のため、まずはスラップ奏法とはどんなものかを楽曲で見ておきましょう。
<君じゃなきゃダメみたい 三線スラップ版>
オープニングで、バシバシ音がしているのがスラップ技法です。
元々はベースの技法で有名なのですが、もちろんギターで演奏なさる方もおられます。
さてこのバシバシ音、実は弦が大きく振動して皮に当たっている音です。この音をスラップ音というのですが、次の動画でその発生させ方をレクチャーしています。
<スラップ三線技法 説明>
理屈は簡単です。本来のベースのスラップ奏法は、上から弦を叩きつけるように弾くことで、弦の振動幅を大きくして胴に当てるのですが、三線の場合はエレクトリックな楽器ではないため、物理的にしっかり弦を皮に当ててやらなくてはいけません。
そこで、ウッドベース風に直接弦をはじく奏法で弾いてます。はじき方は、三線の場合は下から外側に向かって逆にはじきます。
こうすることで、三線の弦が逆に戻ってきて、皮に当たりスラップ音を発生させる、というわけです。
エレキ三線の場合は、ここまでしなくてもスラップ音を発生させられるかもしれませんが、実験したことがないのでなんとも言えません。
いろんなサウンドを求めておられる方は、ぜひ試してみてくださいね!
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