2024年1月10日水曜日

【連載】 謎の楽器「ごったん」ミステリーに挑む16 古ゴッタン写真一覧

 

 現代ゴッタンではない「古いゴッタン」の資料写真を引用元を明記の上紹介してゆきます。


 年代順 


■ 佐多岬 野田千尋  南日本出版文化協会 1966



(大泊での写真 女性が演奏している。三味線撥を用いていることがわかる)


■ 民謡のふるさと : 明治の唄を訪ねて 服部竜太郎  朝日新聞社 1967


(これはイラストだが、原写真がある<南日本風土記にオリジナル>ので掲載)


(大隅大泊での写真 演奏者はゴッタン・太鼓とも女性)
(おなじ写真は、「民謡紀行全集 第3」服部竜太郎 1962・「日本の民謡」服部竜太郎 角川新書 1964 にも登場)


■ 霧島山麓(姶良郡北東部)民俗資料調査報告書 鹿児島県明治百年記念館建設調査室 1972


(牧園町の板三味線 全長85.5センチ 胴長18センチという。現代ゴッタンが全長92センチ程度であることを考えると、かなり小さいが、沖縄三線より大きいことがわかる。所有者はやはり女性)



■ 西日本民俗博物誌 下 谷口治達  西日本新聞社 1978


(見えづらいが、このゴッタンの天の部分は、直線型で中国三弦のような形状にも見える)



■ 生きている民俗探訪鹿児島 下野敏見 第一法規出版 1979.1


(荒武タミさんを取材したもの。糸巻きが短い)


■ 南日本風土記 第三版 川越政則 鹿児島民芸館 1983.3


(1つめの写真とおなじゴッタンかどうか不明)


■ 大乗 : ブディストマガジン 42(1)[(488)] 大乗刊行会 1991-01



(ゴッタンを弾く鳥集忠男氏 楽器は荒武さんから譲られたものだろう)


■ Latina = ラティーナ : 世界の音楽情報誌 (468) 1993-02



(1992年 アジア民族芸能祭でゴッタンを弾く鳥集氏 楽器は新しいものか)




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