2009年6月18日木曜日

【ごったん普及委員会】 ごったん・ゴッタンで演奏される民謡



今回は民謡のおはなしです。

 現在はもちろん三味線で演奏されることが多い民謡ですが、ゴッタンでも演奏されていた曲目がいくつかあります。

 沖縄の三線だったら「安里屋ユンタ」とか定番の民謡がありますが、もちろんごったんにも定番曲があります。


 というわけで、そのあたりをご紹介。

<宮崎>

 「安久節」

 島津の命令で琉球へと出兵するはめになってしまった安久武士を鼓舞するために歌われた民謡だそうです。鹿児島の小原節のルーツともいわれ、歴史のある民謡ですね。

 ごったんで演奏されることも多いようです。

 以下に解説のリンクを。

 http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/seikatu/miyazaki101/uta_geino/053.html

 http://www.miya-shoko.or.jp/nakago/historic/yassa.html


<鹿児島>


「鹿児島小原節」

 安久節をルーツに、花柳色が濃くなった民謡です。宮崎をルーツに鹿児島から今度は全国に広まってゆき、越中おわら節などへと展開してゆきます。

 http://senshohamada.hp.infoseek.co.jp/minyou/minnyou-kagosimaohara.htm

 
「ハンヤ節」

 もともと船乗り歌ですが、これも全国へ波及してゆきます。港町みなとまちへと伝播し、遠くは佐渡おけさなどへと展開してゆきます。
 兵庫県の篠山市の「デカンショ節」とおなじ内容の節があるなど、いろんな地方の民謡とかかわりの深い歌ですね。

 http://www.e-sado.com/yosakoi/sadookesa/index.php

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