2013年12月31日火曜日

<9days>4日目 潮騒のメモリー コード譜付き

<左大文字流版9Days>12月28日~1月5日

 年末年始は、三線・三味線コード三昧!!


 みなさまにご愛顧いただいております左大文字流からのプレゼント。そして、はじめましてのみなさんへのお近づきの印です(^^ 


 某リンゴ社さんに敬意を払いつつ、左大文字流でも三線コード楽譜を9日間に渡ってプレゼントいたします。毎日1曲のコード楽譜で、年末年始はぜひ三線・三味線コード弾きをお楽しみください!


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4日目は、今年の国民的ドラマとなった「あまちゃん」より、「潮騒のメモリー」をチョイスしてみました。





<4日目> ♪潮騒のメモリー♪




ごめんなさい!お手本動画はありません!

 
 オリジナルのキーは、男弦をA#でチューニングします。CFCから言えば、半音2音下げのチューニングですね。

 それではいってみましょう!じぇじぇじぇ!



<サビ1> C F G Am

       Dm F G Am



<Aメロ> Am G F Em

       F C Dm G

       Am G F Em

       F C Dm G



<Bメロ> C F G C

       Am F G G

       G



<サビ2> C F G Am

       Dm F G

       C F G Am

       Dm F G

       Dm F G Am



 ちょっとややこしいところはBメロの最後「♪激しく」のあたりまでずっとGコードが続くところと、サビ1の「アイミスユー」とサビ2の「アイミスユー」のスピード(拍)が異なるあたりでしょうか。オリジナルと合わせて弾いてみると、このあたりの間の取り方はすぐにわかると思います。

★コード表の公開は終了しました。


2013年12月30日月曜日

<9days>3日目 恋するフォーチュンクッキー コード譜付き

<左大文字流版9Days>12月28日~1月5日

 年末年始は、三線・三味線コード三昧!!


 みなさまにご愛顧いただいております左大文字流からのプレゼント。そして、はじめましてのみなさんへのお近づきの印です(^^ 


 某リンゴ社さんに敬意を払いつつ、左大文字流でも三線コード楽譜を9日間に渡ってプレゼントいたします。毎日1曲のコード楽譜で、年末年始はぜひ三線・三味線コード弾きをお楽しみください!


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3日目は、今年のヒットナンバー、AKB48「恋するフォーチュンクッキー」をチョイスしてみました。





<3日目> ♪恋するフォーチュンクッキー♪




お手本動画は、youtubeにあります。結構最近のアップです。





キーは、CFCから半音3つ分下げます。この曲は大人気で、youtubeでは全国各地のみんなで踊る動画がヒットしていますね。ぜひ三線でも弾きまくってください。
 

Aメロ>
 C Am  C Am  F G C  Am

 C Am  C Am  F G C  Am

Bメロ>
F G Em Am  F G Em Am

D G 

<サビ>
 C Em Am Em F Em Dm G

 C Em Am Em F Em Dm

 G×3 C Am C Am (C

      

 この曲は、Bメロからリズムの感じを変えて弾いた方がそれっぽく聴こえます。また、サビの最後のほうに「G」ばかりが連続で続くところがありますので、そこは緩急をつけてダラダラ弾かないように注意します。(間延びしてしまいますよ!)




★コード表の公開は終了しました。

2013年12月29日日曜日

<9days>2日目 さよなら・かりゆし58 コード譜付き

<左大文字流版9Days>12月28日~1月5日

 年末年始は、三線・三味線コード三昧!!


 みなさまにご愛顧いただいております左大文字流からのプレゼント。そして、はじめましてのみなさんへのお近づきの印です(^^ 


 某リンゴ社さんに敬意を払いつつ、左大文字流でも三線コード楽譜を9日間に渡ってプレゼントいたします。毎日1曲のコード楽譜で、年末年始はぜひ三線・三味線コード弾きをお楽しみください!


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2日目は、これまたみんなが知ってる沖縄ポップスから、「さよなら」かりゆし58をチョイスしてみました。

 この楽譜はテキスト未収録ですが、㈱ASOVIVAさんのメルマガコラムで取り上げたことがあります。




<2日目> ♪さよなら・かりゆし58♪


お手本動画は、youtubeにあります。


http://www.youtube.com/watch?v=n1RQmvLqgVA


サムネイルの取得が出来なかったので、上記リンクからどうぞ。



youtubeでのキーはC#F#C#です。



 (サビ)  C G Am C   F G C C7
 
       F G C Am   F G C

 (Aメロ) C G Am Em  F G C G

       C G Am Em  F G C C7

 (Bメロ) F G C Am   F G C C7

       F  Dm  G

 (サビ)  C G Am C   F G C C7

       F G C Am   F G C
  

 「島人ぬ宝」よりは使うコードの数も増えています。C7の使い方がミソですね。

コード進行そのものは王道・オーソドックスなので、このパターンは覚えていて損はないです。よく使うパターンです。

★コード表の公開は終了しました。

2013年12月28日土曜日

<9days>1日目 島人ぬ宝 コード譜付き

<左大文字流版9Days>12月28日~1月5日

 年末年始は、三線・三味線コード三昧!!


 みなさまにご愛顧いただいております左大文字流からのプレゼント。そして、はじめましてのみなさんへのお近づきの印です(^^ 


 某リンゴ社さんに敬意を払いつつ、左大文字流でも三線コード楽譜を9日間に渡ってプレゼントいたします。毎日1曲のコード楽譜で、年末年始はぜひ三線・三味線コード弾きをお楽しみください!


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1日目は、三線ポップスの定番、「島人ぬ宝」をチョイスしてみました。

※「左大文字流 三線コード練習帳」の収録曲です。



<1日目> ♪島人ぬ宝♪


お手本動画は、少し古いですが、youtubeにあります。



前奏)

Aメロ) C G F C

     F C G G

     C G F C

     F C G C

Bメロ) G Am F C 

     G Am F F G  

サビ)  C G Am F

       C G F F 

       G C


 チューニングはB・E・Bです。



 声に合わせて下げていますが、もちろんCFCでもかまいません。「基本の5つのコード」のうち、Em以外がまんべんなく登場する、わかりやすい曲だと思います。

 連れ弾き(デュオ)対応曲ですので、おなじチューニングに揃えた2棹の三線で、一人は単音、もう一人はコードを弾くと素晴らしい演奏ができます。ぜひ試してみてください。

★コード表の公開は終了しました。

2013年12月25日水曜日

<三線コード弾き>告知です。

 さてみなさんこんにちは

 いよいよ明日からiphoneなどのiosユーザーさんにはお待ちかねの「12days」がはじまりますね!







 アップルファンにはたまらない、無料アプリのプレゼント期間ですが、当左大文字流でも、年末年始のお休みは三線・三味線コード演奏で楽しんでいただこうと、プレゼント週間を設定いたしました!


 題して、左大文字流版「9days」!!


 そのままアップルさまのイベントとかぶるのも申し訳ないので、日本では、12月28日(土)から1月5日(日)までお休みの方が多かろう、と9日間に設定しております(笑)


 当blogger版「左大文字流ブログ」だけのお楽しみですので、どうぞお見逃しなく。


 12月28日深夜0時より、9曲のコード専用楽譜を配信します。


どうぞチェックしてみてください。

★コード表の公開は終了しました。


<プロジェクト>楽器をコンピュータに見立ててみる

さてみなさんこんにちは

私は常々、三線・三味線コード弾きの活動を通じて、楽器をコンピュータのように見立てながら考えるようにしています。

楽器というものは面白いもので、そのハードウエアに対して、「どのように演奏するか・何を演奏するか」というソフトウエアの部分を自由自在に設定することができます。

たとえばギターなんかだと、オーソドックスなチューニングからオープンチューニングなどの変則的なチューニングまで、いろいろな調弦の仕方ができます。

そして、その調弦の仕方によって、演奏できる曲のジャンルが大きく変わってしまったりするのです。

これは、おなじコンピュータに別のOSを載せて走らせることにとても似ています。



また、ギター、ウクレレ、バイオリン、ピアノなどまったく別構造の楽器で、「おなじ曲・おなじメロディ」を弾けたりするんだけれども、その演奏方法は全く違う、ということも起こります。

こちらは、コンピュータで言うところの同じタイトル・内容のソフトウエアを移植することに似ています。


そういうわけで、おなじ三線や三味線という楽器を使ってはいるものの、片や伝統的な民謡や、古典的な音楽を演奏したり、片や現代的なポップスを演奏したり、と使い分けができるのです。

三線コード奏法は、いわば、おなじ三線・三味線というハードウエアを使いながら、中で走らせているOSが全く異なる、という作業をやっていると思えばわかりやすいでしょうか?


コンピュータの世界においては、windowsが使い易いとかandroidがいいとか、iosが最高とか、いろんな評価がなされ、またたくさんのosが登場してきました。

三味線を演奏なさっている方はよく知っておられることですが、実は三味線というのはジャンルによって楽譜も勘所の表記も弾き方も全く異なり、意外に互換性がありません。

僕は地唄三味線からスタートしたので、津軽三味線の弾き方はできませんし、当然長唄や義太夫も弾けません。

共通項があるので、見よう見まねで真似事くらいはできるかもしれませんが、それは「おなじキーボードがついているので、パソコンをやっている人が、タイプライタをなんとなく打てる」くらいのものです。

もちろん、左大文字流の三線・三味線コード奏法は伝統的な演奏法とは全く異なりますから、三味線や三線のプロでもすぐには弾けません。

いわば、異なるOSが走っている状態である、ということができます。


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さて、Forestarという新しい楽器を作るときに、どんなOSを走らせるか、ということには頭を悩ませました。

わかり易く言えば、新しい弦楽器が生まれたとして「ギターとおんなじチューニングだよ」とか「ウクレレとおなじ調弦だよ」と仮に設定すれば、それはギターやウクレレのOSを載せていることになりますね。

ヤイリさんの「一五一会」という楽器は、このチューニングの問題を「三線の本調子」の応用で設定しました。三線がCFCの調弦だとすれば、四弦になってもCFCFという三線のチューニングを変形させて使ったわけです。


Forestarは、またのちほど詳しく説明しますが、2弦の楽器です。そこで2弦のチューニングとして最適なものを模索することになるわけですが、結果として私も「三線・三味線の本調子」に準じたチューニングを採用することになりました。

このあたりの経緯は、別にお話することにします。





【三線ism】 <告知>左大文字流年末年始プレゼント 9days



 さてみなさんこんにちは

 いよいよ明日からiphoneなどのiosユーザーさんにはお待ちかねの「12days」がはじまりますね!

 そんな私アイフォンユーザーです(^^







 アップルファンにはたまらない、無料アプリのプレゼント期間ですが、当左大文字流でも、年末年始のお休みは三線・三味線コード演奏で楽しんでいただこうと、プレゼント週間を設定いたしました!


 題して、左大文字流版「9days」!!


 そのままアップルさまのイベントとかぶるのも申し訳ないので、日本では、12月28日(土)から1月5日(日)までお休みの方が多かろう、と9日間に設定しております(笑)


 blogger版「左大文字流ブログ」だけのお楽しみですので、どうぞお見逃しなく。


 12月28日深夜0時より、9曲のコード専用楽譜を配信します。


 blogger版「左大文字流 ブログ」





 どうぞチェックしてみてください。




2013年12月23日月曜日

<プロジェクト>誰にでも弾ける弦楽器って?!

さてみなさんこんにちは


前回までは新楽器Forestarに至る「製造上のポイント」を中心に書いてきましたが、今回は演奏サイドから考えます。


これまで兵庫県内の公的施設や公園で、合計300棹近くの「楽器製作イベント・企画」を実施してきたわけですが、ほんとうに小さい小学校低学年の方から、80歳近いおじいちゃんまで、多様な方に「製作」そして「演奏」を楽しんでもらったわけです。

そんな中で、やはり三味線経験者やギター経験者の方は、楽器を作って「いざ演奏」の段になっても、かなり上達や飲み込みが早いのですが、まったく弦楽器に触れたことがない、という人にとっては、いろんなハードルがあるんだなあ、ということが実感できるようになってきました。


たとえば、

「糸巻きの巻く方向がわからない」とか、「チューニングの仕方がわからない」とか、「指で弦をはじくコツがわからない」とか、「構え方がすぐに乱れてしまう」とか・・・。

それはもう、いろんなポイントが「わからない」わけです。


もちろん、誰でも最初は初心者ですから、私だって「わからなかった」時代があるわけで、そこは講座では、しっかり丁寧一から順番にレクチャーするわけなんだけれど、

「あれ?まてよ?」

と思うことも多いのです。


「みんながわからなかったり、困ったりしていることは、実は『楽器のハードウエアに問題があるから』ってことも多いのではないかな」


ふと、そんな風に思うと、なるほど確かに楽器に起因するトラブルもたくさんあることに気付きました。


私は三味線・三線プレイヤーですから、いちおう曲がりなりにも「伝統的楽器」を扱っていたわけで、基本的には古来より受け継がれてきたことを尊重しながら楽器を取り扱ってきています。


たとえばハードウエアにおいては、いくら手作り三味線・三線が簡略化されているとはいえ、


①糸蔵と摩擦式糸巻きを備えた構造

②上コマと可動式下コマ

③本物同様の弦の結び方をする根緒


など、基本的な作りは伝統的なものを踏襲しているわけで、逆に言えばまったく知らない人に、伝統的奏法を押し付けていることにもなるわけです。


そこで、ここらで一旦、「三味線なるもの」の意識から離れて、真の意味で

「弾く人にとっても、誰にでもわかりやすい楽器とは何か?!」

という問いを自分に投げかけてみることにしたわけです。



2013年12月21日土曜日

<プロジェクト>Forestarへの道 ~楽器作りは、たやすいことではない~

さてみなさんこんにちは


これまで、2007年から約6年間の間、「手作り三味線・三線講座」なるものを企画・運営してきたことは、メインブログのほうでもお伝えしてきましたが、そこで使っている「楽器」キットのことについては、あまりお話していませんでした。

そのキット作りが意外に難しい作業内容で、現在はキット製作に対応できる人材がいないために、講座のほうも来年はどうしたものか、と思案している最中、というのがリアルなところです。


「手作り三味線講座」で使っているキットは、総ヒノキ製で、棹・糸巻・胴の板・表板・裏板・コマなどのパーツを中心に成り立っています。






棹は、おおむね24ミリから25ミリの角棒で、糸蔵の部分は角のみで貫通穴が開けてあります。

糸巻きそのものも、テーパーに削ってある角棒で、棹側に絶妙な角度で差し込めるように工夫がしてあります。

胴の板にいたっては、初心者がかんたんに接げるように、45度の角度で両端を落としてあり、四方から寄せてくればずれずにきちんと四角が出せるようになっています。



実は、こうした「キット材料」上の工夫は、私が講座をスタートさせた当初の担当者Iさんの計らいで現物に落とし込まれたものでした。
私が提示した基本設計図では、完成後のものが中心だったので、「キットとしてどう作れば、参加者にとって優しいか」という視点は、ほとんどIさんの考えが導入されている、というわけなのです。


Iさんは、このためにキット製作上の治具を作りながら、一定数のキットを狂いなく作る、という作業をとても丁寧に行ってくださいました。

その後、担当者さんはIさんから数名変動するのですが、基本的には当初のスタイルを受け継ぎながらキット化がなされてゆきました。
ところが、今年度また担当者が変わった折に、

「私にはここまでの加工ができかねます」

ということになったので、さあ大変!というわけです。

新しい担当者の方は、木工の経験がないわけではなさそうなのですが、シビアな寸法管理が要求される楽器作りは難しい、ということで早々に「ごめんなさい」を申し渡されてしまったそうです。


となると、一時キット作りは中断になってしまい、当然手作り三味線講座のほうも、一時中断の憂き目に逢ってしまうということに・・・。


その後、足りない材料だけを私が個人で作って補充する、という形で講座の開催を維持しましたが、来年度に関してはちょっと白紙の状態になってしまっています。



また、このこととは別の視点での話になるのですが、実は違う場所や施設でも「手作り三味線講座をやってほしい」「楽器作りイベントができないか」という打診が複数あるものの、どうしても設備等の関係で、他の場所ではできなかったり、キットが揃わなかったりすることがあり、お断りすることもありました。


こうした問題点を経て、私が学んだのは、やっぱり「楽器作りという作業は、容易いことではないのだ」というポイントです。
ならば逆に「簡単に誰にでも作れる楽器」ってどうしたらいいんだ?!ということが、新たなテーマとして浮かび上がってきたのです。

そのためには、複雑な工程や、高い技術がいるポイントを極力減らす必要があります。もちろん、どんなド素人でも作れる楽器であれば、その分音質や使い勝手に影響が出るでしょうから、

「折って切って貼るだけ」

みたいな風にはいかないと思います。

そこで、最低でも中学校の技術家庭科レベルというか、

「のこぎりで切る」
「ドリルで穴をあける」
「ドライバーでネジをしめる」
「ボンドで貼る」
「紙やすりで削る」

くらいの難易度だけで製作ができないか、模索することになったのです。

今後、順番に説明してゆきますが、「Forestar」は、ほぼ上の5つの作業内容で完成するように設計しています。

楽器作りの場面では、小学生~中学生くらいからでも簡単に製作できるように考えていますし、なおかつ、材料の段階あるいは、それをキット化する段階でも、おなじレベルの作業内容で済むように設計しています。

本当の意味で、「誰にでも楽しめる楽器」を目指して、工夫がはじまったというわけです。


2013年12月20日金曜日

<三線コードあれこれ>紅白歌合戦が近づいているので(^^

さてみなさんこんばんは

せっかくなので、bloggerさんのほうでも「三線コード弾き」に関する話題をコンスタントにお伝えしていきたいなあ、と思いますので、こちらはこちらで、メインブログとは違ったネタをお届けして参ります。


さて、いよいよ年末も迫ってきて、紅白歌合戦の季節となってきましたね(^^。

ということで、今年の演奏曲目が上がっていたので、ご紹介!


ザ・テレビジョンさんより


NHKさんより



今年の曲目については、いろいろご感想があると思いますが、私個人について言えば、

「ああ、やってない曲だらけ!!」

というショックな感想(T-T;


だめですね・・・。もっと、世間の流行に振り回されないといけません(笑)

まあ、今年は、2人目の子供ができた関係で、なかなか録画録音ができなかったので、来年は頑張りたいと思います!



というわけで、今年の紅白曲の中で、すでにデモ演奏をやっているものをピックアップしてみました。

なんということでしょう。たった1曲しかない・・・・。





↑うまくyoutubeからサムネイルが出ませんでしたが、石川さゆりさんの

津軽海峡・冬景色

の練習手元アップ動画です。



年末までに、どれか演奏してアップしたいなあ、と考えちゅう。


<プロジェクト>新楽器Forestar製作の動機

さてみなさんこんにちは。


Blogger、くせがあるのかな?と思っていたら意外に使い易そうです(^^。しばらく続けて書いてみます。


★★三線sanshin・三味線syamisenコード弾きについて知りたい方は、

案内が、

http://sanshinism34.blogspot.jp/2013/12/forestar.html

にありますので、どうぞ。

あ、あと「三線コード弾きSNS」なるものもご用意しています。

http://sns.prtls.jp/sanshin-chord/login.html


こちらも、登録など無料ですので、ご興味のある方はどうぞ。


★★



さて、先日よりお知らせしている新プロジェクト「Forestar」ですが、もともとは、「森のギターを作ろう」という企画が元になっています。


私がずっとお世話になっている兵庫県立丹波並木道中央公園さんは、全国でも唯一に近い、「製材所のある公園」です。

裏山から木材を切り出してきて、その材を活用してイベントをしたり、木工体験をしたりできる公園なので、これまでヒノキ製の「板張り三味線・三線」を製作するイベントを実施してきました。


これらの経緯や活動報告は、全部メインブログのほうに上がっていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34


手作り三味線(シャミレレ)


さて、そういう形でずっと木工や楽器づくりに関わってきたのですが、ここにきていろんな問題や課題が浮き彫りになってきました。

最大の問題は、「楽器キットを作れる人材が、実は限られている」ということです。

公園さんでの「手作り三味線イベント」というのは、あらかじめ下加工して「キット」にした材料を組み立てて楽器にします。ところが、このキット化作業、というのが実は難しい。

これまで公園さんでは、専門のスタッフさんに加工をお願いしていたのですが、そのスタッフが異動になると、新しいスタッフでは「加工できない」という事実に直面したわけです。


そこで、「誰にでも作れる楽器」ということの重要性にハタと気付いたのです。


楽器というのは、作るのはとても難しいものです。簡単そうに思えるウクレレなどでも、たとえば


□ ボディラインは、ごく薄い板を熱アイロンで曲げて変形させてゆく。

□ フレットは正確に溝を切り、打ち込んでゆく。

□ 角度をつけたネックを、棹材とななめに接着する。


などの難しい技巧をたくさん使います。これらは、専用の道具・設備がないと作れません。


そこで、逆に「中学校の技術家庭科ぐらいのレベルで製作できる楽器」って作れないのかな?!という疑問がわいてきて、そういう楽器を開発しよう!と思い立ったわけなのです(^^


新楽器「Forestar」は、森から切り出してきた材料を、できるだけ簡単な工作で加工して、弾けるようにしよう、という考え方で設計することになりました。


ちなみに、フォレスターというのは「forest」「guitar」の造語です。なので、「Forester」ではなく、starのつづりにしています(←どうでもいい?)



2013年12月19日木曜日

<プロジェクト> オープンソース志向弦楽器 Forestarの設計と製作

さてみなさんこんにちは


Bloggerを使ってみたかったので、こちらにも開設したサブブログです。たまーに、メインブログでは読めないようなことを書いたりもするかもしれません。



★★三線・三味線コード奏法について知りたい方は、

①メインブログ 「三線ism 三味線ism 左大文字流」
http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34

(2019年12月でヤフーブログが終了)


②ウェブページ 「左大文字流」
http://www.eonet.ne.jp/~office-o2-net/hidari-d.html


③youtubeデモ演奏 sanshinism34チャンネル
http://www.youtube.com/user/sanshinism34


を訪問してみてください。

演奏実演や、詳しい説明、テキストについてのおしらせなどがあります。

★★






2013年も終わりに差し掛かった今日この頃ですが、来年からは「新プロジェクト」を進めていきたいなあ、と思っています。

題して「オープンソース志向弦楽器」の設計と製作!


コンピュータじゃあるまいし、なんのこっちゃ?!と思っておられる方も多いと思いますが、これまで私が三線やら三味線やらシャミレレやらどんぶらこやら、とにかくいろんな弦楽器に触れてきたなかで、

「こういう楽器があれば面白いのに」

と素朴に感じたことをズバリぶつけていこう!という企画です。

実は、試作品はすでに2棹完成しているので、もうちょっと具体的に詰めていこうと思っている真最中なのですが(^^;

というわけで、普段の三味線・三線コード奏法の話とは、関連するときもあれば離れてしまうときもあるので、こちらのブログをBloggerの練習がてら書き進めていこうと思っています。


さて、このオープンソース志向楽器の設計にあたっては、ポリシーがいくつかあります。


<1>誰にでも簡単に製作できる楽器であること。

<2>どこででも簡単に製作できる楽器であること。

<3>誰にでも簡単に演奏できる楽器であること。

<4>オープンソースであること。


以上の4点は、簡単なようでいて、実はとっても難しいことなのです。これまでの左大文字流三線・三味線コード弾きの活動を通して、こうしたことを心から実感したので、それをフィードバックしていきたいなあ、というのがこのプロジェクトの願いです。


まともな楽器というのは、実は誰にでも作れるものではありません。

製作場所や、道具や、作り手を選ぶ、という困難もあります。

そして、何より、誰にでも簡単に「幅広い演奏ができる」ということは、とっても難しいことなのです。

それらを何とかクリアして、実現していこうという気持ちでおります。

では、次回更新でより詳しい説明に入っていきますね!


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2013年12月18日水曜日

【三線ism】 私とワルツを 鬼束ちひろ



さてみなさんこんにちは

そういえば、前回youtube新作アップしたときに、もう一曲上げていたのをすっかり忘れていました。

あの国民的○乳○根ドラマ(笑)「TRICK」がいよいよ最終章を迎えるということで、今から楽しみな私です。

TRICKのテーマソングといえば鬼束ちひろさんなのですが、懐かしくなって演奏してみました。



鬼束ちひろ 「私とワルツを」



この「私とワルツを」はたしかTRICK第2期くらいのテーマ曲だったように思います。

今度の映画版最終章では、初期オリジナルの「月光」が再び主題歌に採用されたとのこと。


もちろん、こっちもずいぶん前ですがやってます。




 鬼束ちひろ 「月光」


というわけで、2曲つづけてお届けしました(^^






2013年12月9日月曜日

【三線ism】  ルーグギターと「シガーボックスギター」



さてみなさんこんばんは

 休日は、入手したばかりのルーグギターをかなり研究していました。

 
 
 
 
↑ちなみに、これがルーグギター。

前回の記事でも書いたのですが、三線や三味線とはかなり勝手が違う楽器で、この違いは実際に触ってもらわないと説明できません(苦笑)

特にふだんのチューニングに対しての音の低さ、はちょっと慣れが必要だと感じています。

三線の場合はCでチューニングしているのですが、今我が家のルーグギターはAでチューニングしていますので、そのままでもだいぶ音が低くなります。

その分高音の抜けが悪くなるので、じゃらんと弾いた印象もずいぶん違います。

かといって、ルーグギターが提唱している「ギター準拠のチューニング」も、いいんだか悪いんだか難しいところ。というのも、ふつうのギターとくらべて弦長が短いので、「ミニギター」みたいになるのですが、本来ミニギターは、構造上「高いキー」に設定してやるのがベストなので、そこらへんとの整合性も難しいなあ、と思っています。

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さて、今日はそんなルーグギターの話題から、関連するお話を。ルーグギターはいわゆる「簡易ギター」に相当する楽器なのですが、アメリカには昔から「簡易ギター」の文化があります。

そのギターの名前は

「シガーボックスギター」Cigar Box Guitar

といって、名前のとおり葉巻のケースを胴にして簡易的に作ったものです。貧しい人たちのギターということもあって、ありあわせのもので製作されているため、弦数も「3弦」もしくは「4弦」のものがメインで、後世になってちゃんと6弦が揃ってきたような感じ。

ぜひシガーボックスギターで検索してみてください。

たくさん作例が出てきたり、あのジョニーデップさんが弾いてたりする画像が見つかります。

こういうのを見ていると、「シガーボックスギター」はアメリカ版「カンカラ三線」であり、国は違えど、みんな音楽に対する思いは同じなんだなあ、と感慨にふけってしまいます。

ルーグギターのラインナップにも、この「箱型」がちゃんとあって、
 
 
↑このデザインは、まんまシガーボックスギターでもあるわけです。


シガーボックスギターは、スライド奏法でブルースなんかが似合うそうですが、たしかに弦3本でも、スライドだと綺麗に鳴りますね。

とまあ、しばらくこの楽器の話題が続きそうな予感。
 
 
 

2013年12月7日土曜日

【三線ism】 Loog Guitar(ルーグギター)を入手しました



さてみなさんこんばんは

今回は面白いものをゲットしたのでご紹介です。三線・三味線弾きの末端にいる者として、三弦の楽器には目がないのですが、今度は「ルーグギター」なるものを入手!

http://loogguitars.com/

↑上記はアメリカ版オリジナルのサイト

ルーグギターとはこんなのです。







もともと、子供向けに開発された楽器で、現在3タイプが発売されています。もうすぐエレキバージョンも発売開始のようですが、とにかく国内に入ってきている台数が少ない貴重品です(^^;

今回私が購入したのはルーグ3というタイプで、「三角形=フライングV風」の形。

ルーグ1は長方形の四角、ルーグ2はいわゆるエレキギター風デザインです。



さて、さっそく弾いてみた感じですが

三線や三味線とは全然ちがう!!!

その大きな原因は、「弦」にあります。

ギターと共有のナイロン芯巻き弦(つまり、簡単にいえばギターの弦)を使うので、低音でボロロンと鳴ります。
ふだん三線や三味線で「パキパキした」エッジの利いた弦を使っていると、ものすごく変な感じがします。

もちろん、いつもギターを弾いている人には違和感はないと思います(笑)


チューニングは3パターンが提唱されていて

①AEAでの調弦。こうすると一五一会のように、指一本でメジャーコードが押さえられる、というやつです。

②ギターの上半分

③ギターの下半分

な感じです。

もちろん、私はこれ以外の「三味線・三線本調子」でチューニングして、コードで弾きます(爆笑)

価格は現在1万6千円前後(レートの関係もあるとおもう)、輸入玩具を扱う系のネットショップなどで販売されていますが、ものすごく入荷数がすくないっぽいので、どこのサイトも結構売り切れなモデルが出ています。

入荷台数がおおむね数台ずつなのでしょう。

★特徴★

あ、この楽器は完成品ではなく、キットになっています。





お父さんがこどもと一緒に作って弾く、というコンセプトのようですね。

パーツは↑な感じで入ってます。組み立てはドライバーが2種類くらいいりますが、30分もあれば完成します。


今後も、この楽器をいろいろレポしてみたいと思います。