2013年12月20日金曜日

<プロジェクト>新楽器Forestar製作の動機

さてみなさんこんにちは。


Blogger、くせがあるのかな?と思っていたら意外に使い易そうです(^^。しばらく続けて書いてみます。


★★三線sanshin・三味線syamisenコード弾きについて知りたい方は、

案内が、

http://sanshinism34.blogspot.jp/2013/12/forestar.html

にありますので、どうぞ。

あ、あと「三線コード弾きSNS」なるものもご用意しています。

http://sns.prtls.jp/sanshin-chord/login.html


こちらも、登録など無料ですので、ご興味のある方はどうぞ。


★★



さて、先日よりお知らせしている新プロジェクト「Forestar」ですが、もともとは、「森のギターを作ろう」という企画が元になっています。


私がずっとお世話になっている兵庫県立丹波並木道中央公園さんは、全国でも唯一に近い、「製材所のある公園」です。

裏山から木材を切り出してきて、その材を活用してイベントをしたり、木工体験をしたりできる公園なので、これまでヒノキ製の「板張り三味線・三線」を製作するイベントを実施してきました。


これらの経緯や活動報告は、全部メインブログのほうに上がっていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/sanshin_ism34


手作り三味線(シャミレレ)


さて、そういう形でずっと木工や楽器づくりに関わってきたのですが、ここにきていろんな問題や課題が浮き彫りになってきました。

最大の問題は、「楽器キットを作れる人材が、実は限られている」ということです。

公園さんでの「手作り三味線イベント」というのは、あらかじめ下加工して「キット」にした材料を組み立てて楽器にします。ところが、このキット化作業、というのが実は難しい。

これまで公園さんでは、専門のスタッフさんに加工をお願いしていたのですが、そのスタッフが異動になると、新しいスタッフでは「加工できない」という事実に直面したわけです。


そこで、「誰にでも作れる楽器」ということの重要性にハタと気付いたのです。


楽器というのは、作るのはとても難しいものです。簡単そうに思えるウクレレなどでも、たとえば


□ ボディラインは、ごく薄い板を熱アイロンで曲げて変形させてゆく。

□ フレットは正確に溝を切り、打ち込んでゆく。

□ 角度をつけたネックを、棹材とななめに接着する。


などの難しい技巧をたくさん使います。これらは、専用の道具・設備がないと作れません。


そこで、逆に「中学校の技術家庭科ぐらいのレベルで製作できる楽器」って作れないのかな?!という疑問がわいてきて、そういう楽器を開発しよう!と思い立ったわけなのです(^^


新楽器「Forestar」は、森から切り出してきた材料を、できるだけ簡単な工作で加工して、弾けるようにしよう、という考え方で設計することになりました。


ちなみに、フォレスターというのは「forest」「guitar」の造語です。なので、「Forester」ではなく、starのつづりにしています(←どうでもいい?)



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