さてみなさんこんばんは
休日は、入手したばかりのルーグギターをかなり研究していました。
↑ちなみに、これがルーグギター。
前回の記事でも書いたのですが、三線や三味線とはかなり勝手が違う楽器で、この違いは実際に触ってもらわないと説明できません(苦笑)
特にふだんのチューニングに対しての音の低さ、はちょっと慣れが必要だと感じています。
三線の場合はCでチューニングしているのですが、今我が家のルーグギターはAでチューニングしていますので、そのままでもだいぶ音が低くなります。
その分高音の抜けが悪くなるので、じゃらんと弾いた印象もずいぶん違います。
かといって、ルーグギターが提唱している「ギター準拠のチューニング」も、いいんだか悪いんだか難しいところ。というのも、ふつうのギターとくらべて弦長が短いので、「ミニギター」みたいになるのですが、本来ミニギターは、構造上「高いキー」に設定してやるのがベストなので、そこらへんとの整合性も難しいなあ、と思っています。
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さて、今日はそんなルーグギターの話題から、関連するお話を。ルーグギターはいわゆる「簡易ギター」に相当する楽器なのですが、アメリカには昔から「簡易ギター」の文化があります。
そのギターの名前は
「シガーボックスギター」Cigar Box Guitar
といって、名前のとおり葉巻のケースを胴にして簡易的に作ったものです。貧しい人たちのギターということもあって、ありあわせのもので製作されているため、弦数も「3弦」もしくは「4弦」のものがメインで、後世になってちゃんと6弦が揃ってきたような感じ。
ぜひシガーボックスギターで検索してみてください。
たくさん作例が出てきたり、あのジョニーデップさんが弾いてたりする画像が見つかります。
こういうのを見ていると、「シガーボックスギター」はアメリカ版「カンカラ三線」であり、国は違えど、みんな音楽に対する思いは同じなんだなあ、と感慨にふけってしまいます。
ルーグギターのラインナップにも、この「箱型」がちゃんとあって、
シガーボックスギターは、スライド奏法でブルースなんかが似合うそうですが、たしかに弦3本でも、スライドだと綺麗に鳴りますね。
とまあ、しばらくこの楽器の話題が続きそうな予感。
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