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2009年3月22日日曜日
【三線ism】 ノートブームのトレンド ~その傾向と対策~
さてみなさんこんにちは
前回から「夢を叶えるノート術」についてのお話を進めておりますが、その前に、最近のノートブームのトレンドについてまとめておきましょう!
もう次の号などが発売されていますが、流行のノート術について雑誌「DIME」の3月3日号によいまとめ記事があったので紹介しておきます。(雑誌社の回しもんではないですが、ほんとによい記事でした!)
http://xbrand.yahoo.co.jp/magazine/dime/2823/1.html
上のサイトで記事の概略が読めますのでぜひご参照ください。
さて、上の記事ではカットされているノート術の2大トレンドですが。
①「東大合格生のノートはかならず美しい」文芸春秋 太田あや
http://www.bunshun.co.jp/toudai_note/practice/index.html
ベネッセ勤務だった著者が、東大に合格した生徒のノートは「とてもきれいに(美しく)まとめられていることに気づいて、リサーチした結果を紹介しているベストセラーです。
文頭をそろえる・余白を取るなどの法則を中心に、「見やすく・わかりやすい」フォーマットづくりを提唱しています。
コクヨとのコラボで、ドット入り罫線ノートというものも発売され、実践しやすくなっているのも特徴です。
②「情報は一冊のノートにまとめなさい」Nanaブックス 奥野宣之
http://www.nana-cc.com/note/note.html
100円のノートで作るオリジナルの情報ツール!ということで、切ったり貼ったり折ったりと、いろんな技を活用しながらただのノートをシステム化してゆく、という内容です。
A6サイズのコンビニでも手に入るノートを使うので、ローコストでそれでいてシステマチックな活用術とこれもベストセラーになっています。
と、紹介をしておいて、いよいよ私個人の話になりますが(^^;
DIMEの記事も参照していただければわかるのですが、まず①の「東大生のノートは美しい」については、ぶっちゃけ文句があります(笑)
それは私のノートが「汚い」ことに端を発した負け惜しみのような発言なのですが、こんなふうに思うのです。
「東大合格生のノートは美しいかもしれないが
一流クリエーターのノートは『汚い』」
宮崎駿さんのラフ書きなども探してもらえばわかりますが、一般にクリエータと呼ばれる人たちのノートは汚いです。もちろん私の「夢を叶えるノート」も・・・・汚いです(笑)
これには、論理的な理由付けがあって、東大合格生のノートが美しいのは、そのノートが「情報を入力するために使用されるノート」だからだと考えます。つまり、ものごとを取り込む・理解するために書くノートなのだからまとめられていて美しい方がいいに決まっている、ということです。
では逆に「情報を出力するためのノート」は?ということを考えてみましょう。これは思いついたアイデアの断片をとにかく早く書きとめておくものですから、当然まとめられておらず、丁寧なわけがないのです。つまり、そもそもまとまりのないヒラメキの断片だからこそ、「汚い」のです(^^
私のノートは、基本的には「こんなこと面白いかな」「これを今度はやってみよう」というものですから、すべての記録は殴り書きのようなものです。あとで見たときに「あ、こんなこと思いついてたな」ということがわかればいいので、あとはスピードと量の勝負になります。質はその中から振るいわけられてゆきますので、当然没になるものも出てくるということです(^^
②の奥野さんの理論は、かなり私のものと近い部分もあって、たいへん面白いと思っています。ところがノートのサイズが多少違ったり、使い道などによって方法論が違ったりするので一部は異なる箇所もあります。この辺はまた次回ということで!
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