2009年2月19日木曜日

【三線ism】 グーグルgoogleでググってみた(^^





さてみなさんこんにちは

 今日、googleで調べ物をしていて面白いことを見つけました(^^

 グーグルには、検索窓に入力支援機能がついているのですが、(最近ヤフーにもつきましたね!)

 ここで「左」「大」と打ち込んでいくとなんと


 「左大文字流」がデフォルトで表示されるではありませんか!

 うーん。これも全国でいろんなみなさんが左大文字流を打ち込んで検索してくださっているからではないかと思いつつ。

 でも、やほーの方はまだ左大文字流は入っていないようです。

 

 さて、左大文字流の三線・三味線コード弾きについてHP等で触れてくださったり、紹介してくださっている方も増えています。

 今日見つけたのは

 「静岡大学邦楽部」さんのこのページ ↓

 http://www39.atwiki.jp/seihou/pages/461.html

 ここでは三味線でのコード弾きの可能性について考察がなされています。なかなか面白いですよ!

 どうやったら三味線でのコード弾きが可能かということを理論的に詰めておられます。

 以下私なりに考察をプラスしておきます。


<調弦を替える>

 ご指摘の通り、和音を押さえやすいように調弦をいじってしまうことは可能です。うちの弟はギター弾きなので、まずやろうとしたのは、ギターの上半分、下半分、あるいは234弦・345弦などの調弦を流用するという手法でした。記事のとおり、ウクレレの流用も可能でしょう。

 この場合、コードとしては成立するのですが、通常の三味線演奏との互換性がなくなってしまうので、問題点だと思います。

 伝統的な奏法との共通性をもたせたい、というところに左大文字流のポイントがあるので、私はこの方式を採用しませんでした。


<ツボの配置を替える>

 左大文字流の考え方を解説していただいております。当流のテキストなどでは、三味線の場合、カポタストをつけてスケールを小さくすると弾きやすくなります、と説明しています。

 沖縄三線ではそのままでも演奏できるので三線から左大文字流への移行はかなり楽なのですが、三味線の場合は、カポ推奨しているわけです。

 しかし、左大文字流の上級編になると、カポなしでも三味線でコードが弾けるようになります(笑)

 これは初心者ではできないので、ある程度の慣れが必要なのですが、1年ほど左大文字流の押さえ方を練習しているとおのずと三味線の長さでもある程度は演奏できるようになります。

 ただし、まれに一部のコードが物理的に指がとどかない、ということは起こります。

 三味線棹(ロング棹)での左大文字流コード弾きのようすは

 http://www.youtube.com/watch?v=0zu8XzppYpM

 で実演していますのでご参考に。


<コードの省略化>

 一五一会方式の説明ですね。一五一会は人差し指だけで押さえるバレーコードで、おまけにコード音の一部だけで鳴らしてしまうパワーコードを多用します。

 ご指摘のとおり、メジャーコード・マイナーコードなどの切り替えがうまくいかないなどの難点があるので、難しいところです。






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