2009年2月23日月曜日

【三線ism】 手作り三味線講座&奄美三線







さてみなさんこんにちは

 この日曜日は臨時で開催された「手作り三味線講座」を務めてきました(^^

 今回は主に、前の演奏講座に参加くださった方の「my三味線づくり」をサポートするために開催したものでしたが、ネット等で情報を知ってかけつけてくださった方もおられました。ほんとうにありがとうございます。

 今回の製作講座は臨時開催でしたが、通常の講座は4月におそらくスタートすると思います。これも決まり次第アップします。

 というのも、公園のスタッフさんが作ってくれていた三味線(三線サイズ・シャミレレサイズ)のキットの初期ロットがだいたい売り切れてしまったので、これから公園ではあらためてキットの製作(準備)がはじまるわけです。もちろん、初期ロットの中でも細かなバージョンアップはあったのですが、次からはさらに改良が加わる予定です(^^

 参加なさった方のご意見や、制作上の問題点・ポイントなどを参考にしながら、ちょこちょこ改良が加わりますのでご了承くださいm(_ _)m


 そして夕刻からは、個人レッスンが入っていました!ご家族で沖縄ポップスを練習なさっているのですが、ご主人が奄美出身ということもあり、「奄美三線」を見せていただきました!!


 実はわたしはあまり「奄美三線」に詳しくないので、触ったのははじめてなのですが、気のついた点をいくつか!

 ①弦はもちろん奄美弦

 手作り三味線講座では奄美弦仕様の三味線を作ります。三線弦はテンションがきつすぎるので、杉やヒノキだといろんなところが負けてしまう可能性があるので、奄美弦もしくは三味線用の弦を使っています。
 なので、奄美弦の感触はわかっているのですが、実際の奄美三線はかなりきつめに張るようです。

 ②本体のちがいは・・・?

 ほんとうは沖縄三線と奄美三線では形なども違うのかもしれませんが、現代的には兼用なさっていることが多いような。皮の張り方が奄美の方がきつい、撥が竹ひごになっている等の対応で、奄美仕様かどうかが決まるのでしょうか?
 わたしが見た限りでは、本体そのものはあんまり変わらないような気がしました(^^

 ③おや?ウマ(駒)が低い!

 奄美仕様の三線についていた駒は、沖縄三線のよりかなり低いようです。そのため弦のセッティングも全体的に低くなるのかもしれません。とても興味深いです。






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