2022年10月12日水曜日

サイレント三線SP3を製作しました! お知らせも。

 さてみなさん、こんにちは。


 毎度おなじみ、サイレント三線SP3を製作しました。


 



  毎回、依頼があると誠心誠意作らせていただいておりますが、次回分よりちょっとしたお知らせがあります。

 というのも、自作糸巻きを使っている、ふつうの「S3」のほうは、自分で糸巻きを削るので何も問題はないのですが、SP3のほうは「ギアペグ」という金属製の部品を調達して使っています。


 このギアペグが、なんでもない普通のペグのように見えて、実は絶妙にサイズや仕様が限定されるのですね。つまり、どんなペグでもいいかというと、そういうわけではない、という事情があります。


 そこで、中国から用途にあったペグを仕入れて採用してきていたのですが、みなさんもお気づきの通り、爆裂するくらい発展してきていた「中国のモノ作り」にも、いよいよ陰りが見えてきたのと、昨今の円安もあって、


1) そもそもペグを作っている中国の工場が減っている。種類が減少している。

2) パーツ代金がめちゃくちゃ高額になってきている(約2倍くらい)


ということが起き始めています。すごいですね〜、世界情勢の話ですね。


 そうした事情で、これまではおおむね「一定の仕様」で作ることができていたので、みなさんに紹介している楽器の形状はほとんど一定で変化がなかったのですが、次回分からは特にペグの部分が


「色や形状がこれまでの写真とは変わるかもしれない」


ということがあるかもしれません。あらかじめご了承くださいませ。


 

2022年10月10日月曜日

三線コード弾き 「1/6の夢旅人 2002」を弾いてみました。 この曲は凄い!すごすぎる話。 コード譜つき

 

 さてみなさんこんにちは。

 

 知っている方は知っていると思いますが、左大文字は現在「兵庫県」に住んでおります。「大文字山のふもとちゃうんか!」というツッコミは無しで。

 

 左大文字山は、金閣寺の裏山に当たるのですが、大学時代にそのすぐそばに住んでいたので「左大文字流」を名乗っておりますが、実は北海道にいたり、関西へ帰ってきたりといろいろしております。

 

 奇しくもちょうど2000年前後を北海道で過ごしていたので、今やおばけコンテンツとなってしまったHTBテレビの「水曜どうでしょう」を生で感じていた世代ですが、うちの奥さんが北海道出身ということもあり、家族で”どうでしょう”ファンです。

 

 というわけで今年「水曜どうでしょうキャラバン2022」が、兵庫県の加東市(つまり、うちの町から見れば、お隣)で開催されたので行ってきました。

 

 そこで樋口了一さんの生歌を聴かせていただいのですが、「手紙」という楽曲に思わず涙してしまった左大文字です。

 

 樋口さん、すばらしいアーチストだと思います。

 

 もちろん、どうでしょうではおなじみの「1/6の夢旅人2002」も披露してくださいました。生です!(涙)

 

 というわけで、 不肖左大文字も弾いてみました。


(1/6の夢旅人 2002)


 プロの歌に触発されて、半素人のおっさんが弾くというのはどやさ?と思う方もいるかもしれませんが、歌たるもの、多くの人に歌われてこそ本望というものです。


 と勝手な解釈で歌い上げております。お耳よごしで申し訳ございません。

 

 ところでこの曲、すごいんです。コードをつけながら、実は「えー!なんじゃこれ!」と思わず鳥肌が立ってしまったくらい!

 

 ネットにもコード譜が転がっているのですが、それを見ているだけでは気付かないすごさが隠れているので、譜面を見ながら説明しますね!

 

 今回のキーは、CFCからの半音2音下げで、オリジナル通りになります。

 

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 <前奏>

G↓  C  G↑  C

G↓  C  G↑  C  D


<Aメロ>

G↓  C  G↑  C

Bm  Em  Am  D

 

G↓  C  G↑  C

Bm  Em  Am  D

 

<Bメロ>

C  G  Am  Cm  D

 

<サビ>

G↑  C  Bm  Em

Am  Bm  Em  D

G↑  C  Bm  Em

Am  Bm  Em  C  Am  D  G↓


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 さて、譜面にはやじるしがついています。G↓はローコードのGです。G↑はハイコードのGを意味します。


 実はこの曲、しょっぱなから凄いのですが、イントロの部分から「ローGとハイG」を交互に入れながら作られているのです!

 

 だから、イントロの「じゃーんじゃーか、じゃかじゃかじゃん」の繰り返しは、コードで書くと「G C G C」としか書けないのですが、メロディは上がったり下がったりのストロークカッティングになっている、というしくみ。

 

 ここだけでもゾクゾクしませんか?すっげー!!!と。

 

 そしてAメロに突入しますが、ここもコード上は「G」としか書けないんだけれど、実際にはローGとハイGを切り替えながら作曲されている感じがします。

 

 だから今回コードをつける時は「これはどっちのGだろう?」と推測したり試したりしながら譜面をつけてゆく必要がありました。

 

 演奏をする場合は、どちらかのGで固定していても別に弾けるっちゃあ弾けるし、問題もないのですが、音楽性を考えたときには、できるだけ

 

「メロディのアップダウンに寄せて、Gコードの配置を追従させたい」

 

ということがあります。 実際、この曲はメロディラインも、かなり高低差があるのです。本人も裏声部分を多用しながら歌っておられます。

 

 今回、私がつけてみた譜面も正解かどうかはわかりませんが、作曲者の気持ちを想像しながら、みなさんもどちらのGで弾くのがより良いのか試してみてください。

 

 それくらい、面白い曲です。すばらしい!

 

 


2022年10月9日日曜日

三線コード弾き Danger Zone (トップガンのテーマ) を弾いてみました。 コード譜つき

 

 さてみなさんこんにちは

 

 今日は三線コード弾きの新ネタを投入。ひとつは「打首獄門同好会」の『新型コロナウイルスが憎い』で、もうひとつは『デンジャーゾーン』(ザ・リーサルウエポンズ版)です。

 

 


『新型コロナウイルスが憎い』



 


『デンジャー・ゾーン』


 『新型コロナウイルスが憎い』のほうはnoteの連載のほうで、ハイコードの使い方や、SCS(三線コードシステム)のレクチャーと合わせて記事をアップしますので、こちらのBloggerでは『デンジャーゾーン』の解説をしておきましょう。

 

 

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  デンジャーゾーンは、いわずとしれた80年代大ヒット映画「トップガン」の主題歌です。

それが2022年の新作映画「トップガン・マーヴェリック」のヒットでまたまた注目されて、新しい世代にも浸透中。

 

 今回三線コード弾きで弾いたのは、”非”公式テーマソングのほうの「デンジャーゾーン」です。(まあ、いっしょなんだけど)

 

 非公式版の方は、歌詞が最高です。

 

 キーはザ・リーサルウエポンズのバージョンに合わせています。CFCからの半音2段階下げです。

 

 コード譜面置いておきます。

 

<前奏>

 Am

 

<Aメロ>

 Am    Am

 Am    Am

 G    Am

 G    F


<Bメロ>

 Am    Am

 Am    Am

 G    Am

 F    G    F

 

<Cメロ>

 D    C    Dm    F    G↑    (Am)

 

 

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 コードそのものはそれほど難しくありません。かっこよく勢いで弾きましょう!

 英語が苦手な私のような人でも、非公式版なら歌えると思います(爆笑)

 

  最後のGはFからGに音が上がってゆくので、ローコードで下げるのではなく、ハイコードを使って上げてゆきましょう。

 Fの形のままスライドさせるだけです。

 

 

 

 

2022年9月30日金曜日

【副業に? 簡単スマホ・アプリ製作入門01】 お手軽・簡単にスマホアプリを開発しよう!

  さてみなさんこんにちは。

 

 ふだんは三線を弾いたり、作ったり、いろんなものづくりをしている左大文字ですが、今年の夏はうちの小学生の息子がプログラミングで「ゲーム作り」 に励んでいたので、そのお手伝いをしていました。


 その様子は、過去のブログ記事にまとめています。


【夏休み 小学生 自由研究】 プログラミングして、ゲーム機を作ろう!01

 https://sanshinism34.blogspot.com/2022/08/blog-post.html 



 うちの息子の場合はゲームを作っていたのですが、そのノウハウを流用すると、かなり簡単に

 

「アプリ製作体験」

 

ができるので、そのやり方をまとめてみようと思います。大人の自由研究ですね!

 

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 今回から実践するのは、iphoneやAndroid向けの「アプリ」を、かなーり敷居の低い感じで作っていこう!というものです。

 小学生でも使っているツールを使って作るので、まさしく小学生でもアプリ開発ができると思います。

 

 使うのは、スクラッチ (SCRATCH)

 


 https://scratch.mit.edu/ 


です。いわゆるコードを書かない「ノンコード」のプログラミング環境としては、こども向けながらものすごいポテンシャルを秘めているので、ぜひ活用したいところ。


 いろんなものが作れるので、実用的なアプリが製作できたら、「副業」でアプリ開発などに発展させてもよいと思いますよ~。


※ スクラッチは無料で利用できます。アカウントを取得する必要があるので、メールアドレスなどをご用意ください。


必要環境

デスクトップ

Chrome (バージョン63以上)

Edge (バージョン15以上)

Firefox (バージョン57以上)

Safari (バージョン11以上)

Internet Explorerはサポートされていません。

 

OS:

Windows 10 バージョン1709以上

MacOS 10.13以上

ChromeOS 

Android 6.0以上 (タブレットのみ)

 

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 さて、実際の製作に入る前に、ハードウエアがらみの選定をしておきましょう。いちおうスマホなどで動作するアプリを想定していますが、ハードによって多少の制約があります。

 


<iOSの場合>

 iPhone・iPadどちらでも動作させることができますが、iOSの仕様上、「インターネット上にあるプログラム」を動かす形になります。

 そのため、ネットに繋がっている状態、が必須になりますのでご注意ください。

 Safari11以降のブラウザで動作します。


<Androidの場合>

 Androidバージョンが5.0以降の機種が望ましく、スマホやタブレット内に保存したアプリを動作させることができます。開発はタブレットのみ。

 Android4.4でも動作実績がありますが、すべての機種とはいかないようです。実際にはHTML5とWebGLの動作環境によって、動くか動かないかが分かれるようです。

 Chrome63以降のブラウザで動作します。



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 それでは実際にアプリを開発してゆきましょう!


 Scratchのアカウントを取得したら(←簡単です)

 

◆ 上部の「作る」のボタンを押す

 

ことからはじめましょう。おなじく上部のメニューに

 

◆ チュートリアル

 

があるので、さらっとみておいても構いません。基本的な考え方としては

 

◆ 左の列(倉庫みたいなもの)から動作させる命令ブロックをもってくる

◆ 中央の空白のところでブロックを組み立てる

◆ 右の上部に実際の動作画面が表示されている

◆ 右の下部で動かせるスプライトを選ぶ・コントロールする

◆ 最右部で背景を選ぶ・コントロールする

 

という感じです。

 

 言葉で書いていてもわかりにくいので「世界で一番簡単な実用アプリ」を作ってみました。

 

 ラーメンタイマー

 

です。3分しか計れません。

 

3分タイマー

https://scratch.mit.edu/projects/735283905/ 

 



 緑の旗をクリックするとプラグラムが動き始めます。「押す」のボタンを押すと、3分後にアラームサウンドが鳴る、というプログラムを書いています。



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 スクラッチでは「中を見る」というボタンでプログラムの内部がどうなっているか見ることができます。また自分で改造することも可能です。


 ごく基本的なプログラムなので解説します。まず右から見てゆきます。



<ステージ>

 背景を設定しています。スクラッチのサンプルから選びました。

 動きはなにも設定していません。

 

<スプライト>

 実際に何か動作するものは「ボタン」ひとつです。ボタンのイラストをサンプルからもってきており、そのボタンが押されるとプログラムが動きます。


 このボタンはプログラムが動く前と後とでデザインが変わるようにしています。


 <コード>

 コード・コスチューム・音とタグが名らんでいますが、

 

 コード → 動き

 コスチューム → ボタンやキャラクターの形状

 音 → つけるサウンド

 

と思ってください。自由に組み立てることができます。

 

 コード、つまり本体のプログラムはとてもシンプルです。

 

1) 緑の旗が押されると準備に入る。つまり、ボタンが準備状態になる

2) ボタンが押されると180秒カウントする

3) 180秒後に、ボタンの表示を変更して音を鳴らす

 

というものです。



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 こうやって実際に作ってみると、たしかに「3分タイマー」はそのように動き、アプリとして使えるわけですが、3分のうち「どこまで時間が進んだか」などがまったくわからず、

 

「実用的じゃない」

 

ことも同時に見えてくると思います。そうなんです!世の中に出回っているアプリやソフトは、そういう部分、不親切な部分も極力無くして、「使いやすいように」作られているわけです。

 

 では、同じスクラッチで、かなり実用的な3分タイマーを作っておられる人がいるので、それも参考に動かしてみてください。

 

 カップヌードルを食べるためのタイマー

 https://scratch.mit.edu/projects/236511374/ 

 

 この方の作品は、きちんと秒数までカウントダウンするようになっています。中を見るとわかりますが、数字の各桁を毎秒書き換えるようにプログラムされており、とてもめんどくさいことをやっていることがわかると思います。

 

 その手間の分だけ、使う人にとってはやさしいアプリになる、ということですね。

 

 

(つづく)

 



2022年9月23日金曜日

サイレント三線SP3続々誕生!

 

 さてみなさんこんにちは

 

 今年は例年より比較的、楽器製作依頼が多く、コンスタントに作っています。

 


 サイレント三線SP3を二棹製作。


 


 自分で設計しておいて言うのもなんですが、ほんとうに棒ですね~。


 この棒が一本あるだけ、というシンプルさが面白いと思います。

 

 ですが、棒のわりにはけっこういろんな仕掛けを取り入れているので、それなりに作るのには手間がかかります。

 

 もうかなり前になりますが、某ミュージシャンの方がいたく「サイレント三線」シリーズを気にいってくださり、

 

「この仕組み・構造でで市販されている楽器があればいいのに!なんでないんだろう?」


とおっしゃってくださったこともありました。まさに同感。ないんですよ~。市販されているものが。


 なので、相変わらず私だけが一人で作っています(笑)

 

 ちなみに、そのミュージシャンの方は、「手作り楽器」と「市販の楽器」を比較して言ったのではなく、

 

『エレキ部分のこのしくみがよく出来ていて、ハウリングなども置きにくいのでライブで重宝しているのだけれど、おなじ構造の市販の楽器がないのはなんでだ?』

 

という意味で言ってました。ないんですよ~。(以下くりかえし)

 

 

 というわけで、また依頼があるごとにいろいろ作ります。

 

 

2022年9月10日土曜日

サイレント三線SP3を製作しました。

 

 

 さてみなさんこんにちは。

 


 
 まいどおなじみですが、サイレント三線SP3を製作しました。
 
 

  今年はサイレント三線の依頼が多く、今後も製作の予約が詰まっております。

 製作をご希望、ご依頼の方は、まずはメールをくださいませ。

 製作期間は、おおむね1ヶ月程度です。
 
 
 
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 今年の夏朝ドラは沖縄が舞台の「ちむどんどん」だったので、もう少し沖縄音楽にも光が当たるかなあと思いましたが、あまり三線的には盛り上がらなかったかな〜、という印象です。
 
 戦後、何度か沖縄音楽ブームというのがあって、その度に三線人口も増えたのですが、近年はじわりじわりと下火になっているようで、ちょっと残念です。
 
 サイレント三線シリーズは、さすがにマニア向けというか、コアな弾き手のための楽器ですが、なにかおもしろい音楽を演奏していただければ嬉しく思います。


 ↓なつかしのサイレント三線デモ。
 
 

(こちらはノーマルのサイレント三線S3モデルです。)



2022年9月4日日曜日

三線コード弾き 「平家物語」 光るとき (羊文学)を弾いてみました。

  さてみなさんこんにちは

 

 少し前にヒットしたアニメで、見逃していたのですが、「平家物語」という作品があります。

 

 ちょうど、NHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」の前半に相当する話で、両方を見ながら比較するとけっこう面白いです。

 

 その主題歌・羊文学の「光るとき」を弾いてみました。

 

 


(光るとき)


 チューニングはCFCからの半音2つ上げ、Dです。


 コード進行はそれほど難しくないのですが、最初のコードがCadd9なので、普通のCだと味わいがないため、Cオープン(開放弦)で演奏しています。

 

  また、Dが何箇所か出てくるのですが、通常はローコードのDを使い、一部だけハイコードのDを使うという変てこなことをしています。

 

 なるべく原曲の味わいを3本しかない弦で再現しようとしているため、トリッキーな業が必要な楽曲となりました。