さてみなさんこんにちは。
知っている方は知っていると思いますが、左大文字は現在「兵庫県」に住んでおります。「大文字山のふもとちゃうんか!」というツッコミは無しで。
左大文字山は、金閣寺の裏山に当たるのですが、大学時代にそのすぐそばに住んでいたので「左大文字流」を名乗っておりますが、実は北海道にいたり、関西へ帰ってきたりといろいろしております。
奇しくもちょうど2000年前後を北海道で過ごしていたので、今やおばけコンテンツとなってしまったHTBテレビの「水曜どうでしょう」を生で感じていた世代ですが、うちの奥さんが北海道出身ということもあり、家族で”どうでしょう”ファンです。
というわけで今年「水曜どうでしょうキャラバン2022」が、兵庫県の加東市(つまり、うちの町から見れば、お隣)で開催されたので行ってきました。
そこで樋口了一さんの生歌を聴かせていただいのですが、「手紙」という楽曲に思わず涙してしまった左大文字です。
樋口さん、すばらしいアーチストだと思います。
もちろん、どうでしょうではおなじみの「1/6の夢旅人2002」も披露してくださいました。生です!(涙)
というわけで、 不肖左大文字も弾いてみました。
(1/6の夢旅人 2002)
プロの歌に触発されて、半素人のおっさんが弾くというのはどやさ?と思う方もいるかもしれませんが、歌たるもの、多くの人に歌われてこそ本望というものです。
と勝手な解釈で歌い上げております。お耳よごしで申し訳ございません。
ところでこの曲、すごいんです。コードをつけながら、実は「えー!なんじゃこれ!」と思わず鳥肌が立ってしまったくらい!
ネットにもコード譜が転がっているのですが、それを見ているだけでは気付かないすごさが隠れているので、譜面を見ながら説明しますね!
今回のキーは、CFCからの半音2音下げで、オリジナル通りになります。
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<前奏>
G↓ C G↑ C
G↓ C G↑ C D
<Aメロ>
G↓ C G↑ C
Bm Em Am D
G↓ C G↑ C
Bm Em Am D
<Bメロ>
C G Am Cm D
<サビ>
G↑ C Bm Em
Am Bm Em D
G↑ C Bm Em
Am Bm Em C Am D G↓
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さて、譜面にはやじるしがついています。G↓はローコードのGです。G↑はハイコードのGを意味します。
実はこの曲、しょっぱなから凄いのですが、イントロの部分から「ローGとハイG」を交互に入れながら作られているのです!
だから、イントロの「じゃーんじゃーか、じゃかじゃかじゃん」の繰り返しは、コードで書くと「G C G C」としか書けないのですが、メロディは上がったり下がったりのストロークカッティングになっている、というしくみ。
ここだけでもゾクゾクしませんか?すっげー!!!と。
そしてAメロに突入しますが、ここもコード上は「G」としか書けないんだけれど、実際にはローGとハイGを切り替えながら作曲されている感じがします。
だから今回コードをつける時は「これはどっちのGだろう?」と推測したり試したりしながら譜面をつけてゆく必要がありました。
演奏をする場合は、どちらかのGで固定していても別に弾けるっちゃあ弾けるし、問題もないのですが、音楽性を考えたときには、できるだけ
「メロディのアップダウンに寄せて、Gコードの配置を追従させたい」
ということがあります。 実際、この曲はメロディラインも、かなり高低差があるのです。本人も裏声部分を多用しながら歌っておられます。
今回、私がつけてみた譜面も正解かどうかはわかりませんが、作曲者の気持ちを想像しながら、みなさんもどちらのGで弾くのがより良いのか試してみてください。
それくらい、面白い曲です。すばらしい!
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