2022年8月26日金曜日

【夏休み 小学生 自由研究】 プログラミングして、ゲーム機を作ろう!01 自作ゲーム機まとめ


 


 

 さてみなさんこんにちは。

 

 大人のお盆休みはとっくに終わり、いよいようちの小学生の子供たちの夏休みも残すところ数日です。

 

 コロナ禍なので、海やら山やらと飛び回るわけにもいかず、どちらかというとインドアで過ごしたうちのj家族ですが、今年は小学5年生の息子が

 

 プログラミング ゲーム機づくり

 

に挑戦しました。 その備忘録です。

 

 小学生の子供たちにとって、特に男の子なんかには「ゲームを作る」というのは夢の工作ですが、 古くはMSXでBASICを走らせたりしたものです。(古いわ)

 

 わたくし左大文字は昭和49年生まれなので、かろうじてMSXを知っていますが、昔はカセットテープにゲームを保存したり、そりゃあもう、アナログなんだかデジタルなんだか。

 

 

 しかし、昨今はゲーム機づくりの環境も、「めちゃんこ整って」います。整いすぎて、何をどうしていいかわからないくらい!!

 

 ラズベリーパイ(Raspberry Pi)を使ったものなどは、 性能が高いので、アーケードゲームを移植して動かせたりします。

 

 

Game HAT

 

GPi case

 

 ↑これらのように、けっこういろんな会社からゲームコンソールが出ていますが、どちらかというとプログラミングして自分の好きなゲームを作るというよりは、「すでにある名作ゲームを自作機で動かす」という用途が主になるでしょう。

 

 

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 さて、8ビット系のレトロゲームのクローンをプログラムしたり、あるいはすでにあるコードを修正してみたりする場合は、比較的動作が複雑でない「Arduino」系のゲーム機を自作するのがいいかもしれません。

 

 

Arduino 系自作ゲーム機 総まとめ

https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2021/11/arudino-tinyjoypadarduboy.html


 こちらは、電子工作寄りです。コンピュータとしては基礎的ながら、ハンダ付けなどの作業が主になり、小学生では難易度が高いかもしれません。

 その代わり、ハードウエア設計の自由度が高いと思います。
 


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 小学生向きなのは、いわゆる「プログラムを書く」「コードを書く」という作業のない、ビジュアルブロックでプログラムを組んでゆくシリーズでしょう。

 

マイクロソフト ゲームコードアーケード

https://arcade.makecode.com/ 



 このシリーズは開発環境が「Make Code Arcade」で、実際に走らせるハードは数社から発売されています。


↑ 写真のものは「Meowbit」というハード。このほかにも「Brainpad Arcade」とか「GameGo」といった互換機ハードがいろいろあります。

 

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 ハードとソフトのシームレスな融合という意味では、マイクロソフトのシリーズを使うのがベターかもしれませんが、小学校レベルのプログラミング現場ではやっぱり

 


 「スクラッチ」

 https://scratch.mit.edu/

 

が人気です。基本的にはPC上で動作させるのですが、作例が山ほどあり、かつ学校現場でもスクラッチであれば取り組んでいるところがたくさんあるので、とっつきやすいと思います。

 

 

 そこで、今回のうちの子の「ゲーム機づくり」は

 

◆ 開発環境はスクラッチで

◆ 動作環境はスマホまたはタブレットで

 

という形にしました。他のプログラミング環境では、ハードを別に買ってこないといけないのですが、おおむねハードの値段が6000円~10000円します。

 

それに対して、スマホやタブレットで動かせるのであれば、本来のハードの価格は高いですが、すでにおうちで使われなくなったものがあったり、家にある通常のスマホなどで実行ができるので、

 

「とりあえずは、よけいなお金をかけなくて済む」

 

というメリットがあります。 ニンテンドースイッチが19800円から出ているのに、10000円も払ってレトロゲーム機を作るというのも、コスト的にどうかな?という部分もあるでしょう。


(まあ、ハード作りは体験なので、体験を買うと思えば高くないのかもしれませんが)

 

 



 というわけで、タブレット対応の「タッチパネルで動かせる」ゲームを開発した経緯を引き続きまとめてゆきます!

 

 



 

 

 



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