さてみなさん、こんにちは。
毎度おなじみ、サイレント三線SP3を製作しました。
毎回、依頼があると誠心誠意作らせていただいておりますが、次回分よりちょっとしたお知らせがあります。
というのも、自作糸巻きを使っている、ふつうの「S3」のほうは、自分で糸巻きを削るので何も問題はないのですが、SP3のほうは「ギアペグ」という金属製の部品を調達して使っています。
このギアペグが、なんでもない普通のペグのように見えて、実は絶妙にサイズや仕様が限定されるのですね。つまり、どんなペグでもいいかというと、そういうわけではない、という事情があります。
そこで、中国から用途にあったペグを仕入れて採用してきていたのですが、みなさんもお気づきの通り、爆裂するくらい発展してきていた「中国のモノ作り」にも、いよいよ陰りが見えてきたのと、昨今の円安もあって、
1) そもそもペグを作っている中国の工場が減っている。種類が減少している。
2) パーツ代金がめちゃくちゃ高額になってきている(約2倍くらい)
ということが起き始めています。すごいですね〜、世界情勢の話ですね。
そうした事情で、これまではおおむね「一定の仕様」で作ることができていたので、みなさんに紹介している楽器の形状はほとんど一定で変化がなかったのですが、次回分からは特にペグの部分が
「色や形状がこれまでの写真とは変わるかもしれない」
ということがあるかもしれません。あらかじめご了承くださいませ。
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