2007年12月8日土曜日

【三線ism】 うるま 三線特集







 さてみなさんこんにちは

 とりよせしていた雑誌「うるま」の11月号が届きました。

 このあいだの沖縄行きの際、本屋さんの片隅でこの雑誌を見つけて「面白そうやなあ」とチェックしていたのです(^^

 ここ8年くらい行っていなかった沖縄ですが、いろいろと様変わりしています。その中でも、沖縄文化に対しての一般の人の関心が非常に高くなったことや、移住を希望する人が増えたことなどがあると思います。

 そうしたこともあって、この「うるま」のような沖縄文化・生活をとりあげたような雑誌などが増えているのが向こうへいったときの驚きでした。

 沖縄の本屋さんには当然「沖縄コーナー」みたいなところがあって、8年前は堅い民謡古典の本とか、ヤンバルクイナの生態とかマングローブがどうのみたいな自然科学書とかばっかりだったのですが、だいぶ垢抜けた感じです。ポップで軽めのミニ雑誌みたいなのを見かけるようになりました。


 で、今回の「うるま」ですが、最新号ではないけれど三線特集だったのをあとで知ったので、読みたくなったのです。重すぎず軽すぎず、それでいてかなり充実した記事内容で満足です(^^

 まだバックナンバーもありそうですので、ご興味のある方はこの号だけでもお勧めです。

 登川さんやら若手の三線弾きの方がたくさんとりあげられていて、個人的にはとても懐かしい感じがしました(^^

 なんで懐かしいかというと、その昔15年前にはじめて沖縄に行った時、私は「FMレコパル」の「沖縄音楽特集号」を買って、それを片手に那覇の町をうろついたからです。

 もちろん、その号のFMレコパルで取り上げられていたのは、林助さんやら、マルフクレコードの社長やら、喜納昌吉さんやらなので、今回の「うるま」とはだいぶ世代が違いますが(笑)

 「ああ、こういう雑誌を見ながら、自分は三線を買いに行ったのだ」と思うと、自然に懐かしい気持ちになります。

 面白いことに、15年前の雑誌にも、今回の「うるま」にも、那覇の「琉球楽器またよし」の又吉さんの記事があったりして、自分の中では、原点にタイムスリップしたような感じです。

 まさかあのとき持ち帰った三線から、京都での試行錯誤をへて「コード弾き」が生み出されるとは!!

 その時最初に買った三線は、皮が破けてしまいましたが、いまでも再生のチャンスをうかがいながら眠っています。



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