2007年8月29日水曜日

【三線ism】 音楽で生きる人



さてみなさんこんにちは

 日頃から「音楽で食っている人」というのはすごいなあ、と感心している左大文字です。そんなわたしは隠れ音楽家なので、ふだんは会社員として生きています(笑)

 音楽を職業にするのは、なかなか難しいと言われます。類希な才能を持っている方ならいざ知らず、上・中・下のピラミッドの中から下の人は、「町のピアノの先生」とか音楽に関わった仕事ができるだけでも幸せな現状があって、なかなかそれだけで「食っていく」のは厳しい世界かもしれません。

 そんな中、私の知り合いに『楽師』ともいうべき生き方をしている青年がいます。彼はピアニストなのですが、自分で楽団を主宰していろんなところでミニコンサートをやったり、誰かのバックで演奏したり、クラブの生演奏のバイトをしたり、某大学で講師をやったりしながら、「音楽で食っている」のです。

 さすがに、堅い定職についているわけでもなく、音楽のフリーターのような、音楽の一人親方みたいなものなので、不安定だといえば不安定なのですが、彼自身は飄々とそんな環境を楽しんでいるようです。

 やりたいときに、やりたい音楽を奏でる。だれかに束縛されるわけでもなく、「こんな演奏会はどうかな?」と企画しては、売り込んだり、市民ホールなどを借りて主催してしまう、など。ある種の才に恵まれた人なのでしょう。

 今度、わたしは演奏会の撮影スタッフとして参加するのですが、いろいろと学ぶべきところがたくさんあること楽しみにしています。

 もっとも、彼がわたしに撮影を依頼してくれたのも、逆に「映像家としての腕を見込んで」のことだそうなのですが、お恥ずかしい限りです。

(映像やってるんだったら、あのシャミレレの演奏も、もっとまともに撮れよ、と突っ込まれそうですね。はい、もちろん、手抜きです。)

 映像のほうは、今年は三味線製作で忙しく、あまり活動できていなかったのですが、がんばります。


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