2014年2月19日水曜日

<プロジェクト・製作編③>Forestarネック製作のつづき

 前回に引き続いて、ヘッドとネックの構造について説明を続けます。


 ヘッド部分の木材加工は、前回の説明でおおむねOKなのですが、いよいよ棹の長さを確定したいと思います。

 


 棹の長さは、上図のように確定します。


 ハイレベルバージョンの方は、ヘッドが完成したら、棹長さ58センチでカットしてください。

 そののち、おしりの方から18センチについては、1センチ程度棹が薄くなるようにカットします。


 このカット方法については、ノコギリでもノミでも、なんでもかまいません。荒やすりで削り落としてもいいです。


 この部分は、楽器の表板と触れてしまうと音がでなくなるため、表板に触れないように削るものですので、カットではなく削る場合は5ミリ下がっているだけでもOKです。

 ノコギリやノミで落とす場合は、5ミリだけ落とすほうが難しいので1センチくらいカットしましょう。



 
 簡単バージョンで作る場合は、一本の全長が58センチで、もう一本が30センチになります。それをヘッド部分10センチずらして、木工ボンドで張り合わせます。

 こちらの場合は、表板にもともと触れませんので、削る必要がありません。棒材1本分、つまり1.2センチもともと下がっていることになります。


 これで棹がおおむね完成しました。



  
 


 

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