2015年4月21日火曜日

和楽器バンド、なるものが流行しているようで(^^

 さてみなさんこんにちは


 ワタクシは、基本三味線・三線界隈でひっそりと生きているのですが、実は細棹三味線のほうは、皮の張替えにやたらお金がかかるので、もうあまり弾いておらず、もっぱらゴッタン系ばかり手に取っている毎日です。


 三線もおなじく、本皮の棹はいよいよ全部破れてしまい、現行弾いているのは、人工皮&二重貼りばかりになっている始末です。


 とまあ、こうなるのは半ば当然で、本皮仕様にするだけで、あるいは張替えだけで約数万円かかるものですから、下手すると一番安い三線あたりが買えてしまうという状況!


 純邦楽や、本気モードの和楽器はお金がかかるのでなかなか敷居が高いという気もします。



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 さて、そんな中、ネット界隈やポップスの分野で「和楽器バンド」なるものが人気を博しているみたいですね!

https://www.facebook.com/WagakkiBand



(和楽器バンドさんより)



 和楽器を名乗るだけあって、三味線やら筝やら、尺八やら、ついでにギターやらベースやらも織り交ぜて和洋折衷で弾いておられるようです。


 そういえば昔「THE家元」というバンドがいましたがあれの再来みたいなもんでしょう(笑)

 ついでに、草創期の「カブキロックス」も和楽器混成バンドだったようですが、これは完全にエレキ化されています。


 ちなみに、THE家元は長唄系からのアプローチ、カブキロックスはもちろんギター系からのアプローチでした。

 
 そういう意味では、和楽器バンドさんは、筝と尺八がいるので、やはり「三曲系(地唄系)」なのかなーと言いたいところですが、


 三味線だけがなぜか津軽系


という、やっぱりな(^^;;;路線です(笑)



 あえて言わせていただきましょう!


 三曲出身の三味線ロック野郎!出てこいやーーー!!!!


 ・・・はあはあ。筝曲といえば地唄系、尺八といえば地唄系なのに、なんで三味線の地唄系奏者でてこないんじゃーーー!という魂の叫びです。




 あ。そういえば、



 そういえばいました。



 三曲出身で、ロックも弾く三味線弾きが。



 ・・・・ワタクシ、左大文字堯司、左大文字山の麓な某大学で三曲系部活動に励んでいた過去がありましたな。


 あの頃は、筝曲パートのお姉さん方が恐ろしかったのですが、今でもそうなのでしょう。おそらく。


 筝曲を弾く怖いお姉さま方 + 変人もしくは変態の尺八パート + 中庸なようでいて、何も言えない奴隷的存在の三味線パート。


 それが三曲の構成でございます(←嘘です)



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 技術的なことを言えば、和楽器の音というのは大変に洋楽器、それもエレキ系と相性が悪く、和楽器の音は基本的にかき消されてしまうので演奏やミキシングは難しかろうと思います。


 また、和楽器ブームみたいなのは、起きては消え、起きては消えするので、これまた難しい問題ですね~。


 とりあえず、邦楽に興味を持ってくれる人口が、一定数は増えたり、でもまた消えたりするのがお決まりのパターンなので、それもまた良しというところでしょうか。


 左大文字流でも、和楽器をバンド活動に取り入れておられる方に、いろいろと弾き方を伝授したりしていますが、私個人としては、あまり他の楽器とあわせて演奏したものをyoutubeにアップしたりはしていません。

 イメージとしては、三線のコード弾きは、フォークギターの弾き語りに近いので、アコースティック中心で、かつ楽器はひとつ、というスタイルが中心なのです。


 三線コード弾きを、もしバンドの中でやったとしたら、ギターがカッティング弾いているのとビジュアル的にもサウンド的にもほとんど見分けつかんだろうなあ、と思います(笑)


 まじで、ここは笑うとこで、本当に音が消えてしまうであろうと想像できるわけで。



 そういう難しさを乗り越えながら、邦楽ブームが一定続けばいいなあ、と願ってはいるんですけれど(^^




2015年4月5日日曜日

新曲アップ 「春一番」

 さてみなさんこんにちは

 今年、関西地方は春一番らしい嵐が吹かないまま春がやってきたのですが、それでは寂しいので


 キャンディーズの春一番


を弾いてみました(^^

(春一番 キャンディーズ)


 コードは基本的なものばかりなので、難しくないと思います。キーはCFCです。

 この曲は、マイナー調のメロディなので、マイナー系のコードをおさらいしておくとよいでしょう。

 マイナー系基本の3コードというのがありますので、復習しておいてくださいね。


(マイナー3コードをマスター)


 コード譜は


http://music.j-total.net/data/007ki/010_CANDIES/003.html



を参考になさってくださいね。



2015年3月24日火曜日

【三線ism】 新曲アップ 『かぐや姫の物語』より-いのちの記憶-



さてみなさんこんにちは
 
 久しぶりに三線コード弾きの新曲をアップしましたのでご紹介。


 スタジオジブリの名作「かぐや姫の物語」から主題歌「いのちの記憶」を弾いてみました。
 
 
 (いのちの記憶)


 キーは、CFCからの全音下げ(半音2つ分下げ)です。

 全体的には簡単なコード進行です。けっこうアレンジも効かせられますので、いじくりたい人はいじってもOK。一箇所だけちょっと難しいコードが入りますが、気付きますでしょうか?(^^

 映画も、音楽も良かったですねー。そのうちジブリまつりをまたやりたいです。



 

2015年3月22日日曜日

新曲アップ 「いのちの記憶」 ~かぐや姫の物語より~

 さてみなさんこんにちは


 先日の日本テレビジブリ祭りで「かぐや姫の物語」をやっていたので、主題歌「いのちの記憶」を弾いて見ました。


 とってもいい曲ですね~。映画もたいへんすばらしかったので、感動うるうるでした(いまさら?!映画館行かなかった(^^::))

(いのちの記憶)


 この曲、全体のコード進行はそれほど難しくありません。youtubeのキーは、CFCからの全音下げで弾いています。


 最初の出だしの音が極端に低いので、声が高い私は、はっきり発音しにくく、映像でも聞こえにくくなっていると思います。


 そこから一気に高音域まで延びていきますので、歌うのは大変だと思います。


 頑張って弾いてみてくださいね!


 オリジナルでは、サビでこんなに盛り上がらないで淡々と進行するのですが、今回はジャカジャカ行ってみました。

 C7の使い方がキレイで分かりやすい曲です。弾いていて気持ちは高ぶりますね。



2015年3月9日月曜日

「ダウンロードの時代だからさ、ダウンロードできないことをやろうよ」by 矢沢永吉

 何気なくネットを見ていて、久々に「面白いことば」に出会ったので、紹介がてら書いてみようと思います。


 「ダウンロードの時代だからさ、ダウンロードできないことをやろうよ」

 http://lrandcom.com/yazawa


 誰あろう、あの矢沢永吉氏の言葉だとか。さすがは世界のYAZAWA。おっしゃることが違います(^^


 

 考えてみれば、私がずっと「手作り三味線講座」とか「森のギター講座」を実施してきたのは、一言でいえば「これ」と一緒なんだろうなあ、と改めて思ったので印象深かったのかもしれません。

 そう、ネットの時代なので、ありとあらゆるものが溢れていたり、クリックひとつでどんなものでも買えてしまうんだけれど、


「何かモノを作る体験」

とか


「何かモノを触る体験」


というのは、 ネットでは絶対に手に入らないものなのです。



 なので、この体験だけはみなさんに楽しんでいただける自信がある!そう、きっとあなたの心に届く体験なので、私も続けてこれたんだろうなあ、と思います(^^



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 実は、三線コード弾きもおんなじで、いくらyoutubeを見ていても


本当の面白さ、本当の楽しさ


はきっと伝わりません。自分の三味線や三線で「和音」をじゃらんと鳴らしてみてはじめて、


「おお!」


という感動が生まれるからです。


 これを僕は、「ギター少年がはじめてギターを買ってもらった日の体験」と全くおなじ感動がやってくるとお伝えしています(笑)


 三線であの日に戻りたい方は、ぜひ一度お試しください!


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 PocketRockという楽器を作り始めて、 これもみなさんにだけお届けできる体験があるので、ご紹介しておきます。




 2弦の弦楽器は、市販されていません。

 ギターやウクレレは、どこででも買えますが、PocketRockは世の中に出てすらいません。

 2弦で奏でる和音は、弾いた者にしか味わえない、不思議でそして可能性に満ちたハーモニーです。

  どうして2弦だけなのに、こんなにちゃんとコードに聴こえるのだろう、というのは魔法です。



 そんなあなただけの体験ができる楽器を、一生懸命作っております(^^


 















2015年3月3日火曜日

【三線ism】 胴がない弦楽器の音をアップしました ポケットロック・エア



 PocketRockの新型試作 PocketRock AIR が出来上がったばかりなので、さっそくサウンドのほうを紹介してみよう、というわけで動画をアップしました。





 この実験動画では、


 ① 2010年発表の「紙三線」(紙のように薄い三線)

 ② 新作「PocketRock AIR」(紙三線とおなじ構造)

 ③ オリジナルのPocketRock(箱型胴を持つ楽器)


の3つの楽器のサウンドを実例でアップしています。

 ここでいうところの「胴がない」楽器というのは、サイレントバイオリンやサイレント三線のように、


一切音がでないように設計された楽器


という意味ではありません。そうではなく、音が出るための反響板が一枚板で、胴としての容積がほとんどないものを意味しています。


 つまり、簡単に言えば、楽器の胴が箱になっておらず、ほぼむき出しの板だということです。


 そういう状態の楽器というのは、実は世界でもあまり例がなく、ほとんどの場合はなんらかの意味で箱になっているのが普通です。



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では、箱になっていないのとなっているのでは、どのように音が違うのでしょうか?

 その実例が今回の動画で、みなさんも参考までにご覧になってくだされば、


へえ、意外に胴がなくても大丈夫なんだ!


ということに気付いていただけると思います(^^



 具体的には、胴がないことでの変化は2点あります。



①弦そのものの響き、最初の打弦音が最も強くなるため、アタック感のある音になる。

②余韻が少なく、箱の内部での共鳴が無い分低音部分がカットされる。



というふたつです。


 この二つは、実はスピーカー設計とまったくおなじ理屈で、胴のないほうの楽器は、「平面バッフル方式」スピーカー、胴があるほうの楽器は「バスレフ型」スピーカーに相当し、いずれも該当のスピーカーボックスと良く似た動きをします。



==========

 ギターやウクレレを弾く人にとって、楽器に大きな穴があいているため


「あの孔(サウンドホール)から音が出てくるんだ」


とつい思いがちですが、実はそうではありません。あの穴から出てくる音は、楽器の音のうち、特に低音部分だけが共鳴して出てきているだけで、本来の音は表板全体や楽器全体から発音しているということです。


 なので、紙三線やポケットロックAIRは、サウンドホールがないのに十分な音量が出るわけです。





2015年3月2日月曜日

胴がない弦楽器の音  ~ 一枚板楽器のサウンド比較実験 ~ The sounds of bodyless instruments.

 PocketRockの新型試作 PocketRock AIR が出来上がったばかりなので、さっそくサウンドのほうを紹介してみよう、というわけで動画をアップしました。


 この実験動画では、


 ① 2010年発表の「紙三線」(紙のように薄い三線)

 ② 新作「PocketRock AIR」(紙三線とおなじ構造)

 ③ オリジナルのPocketRock(箱型胴を持つ楽器)


の3つの楽器のサウンドを実例でアップしています。




 ここでいうところの「胴がない」楽器というのは、サイレントバイオリンやサイレント三線のように、


一切音がでないように設計された楽器


という意味ではありません。そうではなく、音が出るための反響板が一枚板で、胴としての容積がほとんどないものを意味しています。


 つまり、簡単に言えば、楽器の胴が箱になっておらず、ほぼむき出しの板だということです。


 そういう状態の楽器というのは、実は世界でもあまり例がなく、ほとんどの場合はなんらかの意味で箱になっているのが普通です。



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では、箱になっていないのとなっているのでは、どのように音が違うのでしょうか?

 その実例が今回の動画で、みなさんも参考までにご覧になってくだされば、


へえ、意外に胴がなくても大丈夫なんだ!


ということに気付いていただけると思います(^^



 具体的には、胴がないことでの変化は2点あります。



①弦そのものの響き、最初の打弦音が最も強くなるため、アタック感のある音になる。

②余韻が少なく、箱の内部での共鳴が無い分低音部分がカットされる。



というふたつです。


 この二つは、実はスピーカー設計とまったくおなじ理屈で、胴のないほうの楽器は、「平面バッフル方式」スピーカー、胴があるほうの楽器は「バスレフ型」スピーカーに相当し、いずれも該当のスピーカーボックスと良く似た動きをします。



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 ギターやウクレレを弾く人にとって、楽器に大きな穴があいているため


「あの孔(サウンドホール)から音が出てくるんだ」


とつい思いがちですが、実はそうではありません。あの穴から出てくる音は、楽器の音のうち、特に低音部分だけが共鳴して出てきているだけで、本来の音は表板全体や楽器全体から発音しているということです。


 なので、紙三線やポケットロックAIRは、サウンドホールがないのに十分な音量が出るわけです。