さてみなさんこんにちは。
三線コード弾きのユーザーさんから質問があったので、それに答える形で映像を使ってのレッスンです。
<解説>
平井大 Slow&Easy は、ウクレレ曲のため、キーがCスタートになっています。
絶対コードで考えると、CFCで調弦された三線はFベースの楽器に仕上がっているため、ウクレレとはキーがぜんぜん違う、という状態になっています。
三線がFだとするとウクレレはCなので、
F F# G A A# B B# C
という音の並びでいえば、半音7つ分の差があることになります。そこで、三線のキーをFベースからCベースに上げてしまえば、ウクレレと同じになるという仕組み。
ただし、7音も調弦でキーを上げようとすると弦が切れてしまうため、弦を引っ張るのは最小限にして、その代わり残りはカポでキーを上げようと思います。
その実際のセッティングを映像でもお届けます。
詳しい楽譜は、平井さんの楽曲を紹介したサイトに譲るとして、
C G Am F
の繰り返しでこの曲はスタートしてゆくので、前奏からAメロ近辺を、CDのリズムに似せて弾いてみました。
ちなみに遅くなりましたが、使っているのは「相対コード」です。
私は99%相対コードしか使わないので、楽曲を演奏するときはかならず移調作業を組み込んでから弾いています。
絶対コードは、理論的には正しいのですが、実際の演奏には向かない場合もあるので、このあたりは最初のうちはわかりにくいかもしれませんが、慣れてくると
「ああ、そういうことか!」
と納得していただけることが多いです。
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