2010年9月26日日曜日

トンコリの奏法

OKI DUB AINU BAND in Portuguese "UTUWASKARAP"


こんにちは

こちらはトンコリンではなく、本家トンコリの話題。

トンコリ演奏の第一人者といえば、OKIさんですが、演奏を見ているとおもしろいことがわかります。

本来トンコリは、上駒と下駒の間が固定された音階なのですが、下駒から弦を止めている根緒まで、すこし距離があります。

ということは、この根緒までの間の弦も「弾ける」ということですね。

筝曲などでは、琴柱から後ろの弦を押したり緩めたりして、本来の音階をコントロールしている姿をよく目にすると思いますが、それと同じように、この部分も演奏に使うと、

5弦のトンコリでは最大10音

6弦のトンコリでは最大12音

が出せるということでもあります。

上のOKIさんの演奏でも、下駒以下の弦を演奏に巧みに使っていることがよくわかります。

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