2008年10月7日火曜日

【三線ism】 新作ができました(笑) 「どんぶらこ」と「ごんたん」






 さてみなさんこんにちは

 先日、カザフスタンの楽器「ドンブラ」について書きましたが、どうしても2弦の楽器を作ってみたかったので試作してみました。

 ついでにいつものとおり同じサイズの三味線も作ったのですが、このふたつは兄弟作品ということでデザインをそろえてみました(^^

 コンセプトは「こどもが弾きたくなるような楽器」ということで、思い切ったアレンジデザインを採用。

 2弦のほうが、ドンブラをもじった「どんぶらこ」3弦のほうが宮崎の木製三味線「ゴッタン」をもじった「ごんたん」です。ゴンタなこどものイメージで(笑)

 サイズはシャミレレなので、音もシャミレレに近いです。ただ、ちょっとだけ胴の容積が増えている関係でニュアンスが微妙に変わっています。

 気づく方は少ないかもしれませんが、胴の形がかなりいびつです。左右対称にならないように作っています。各辺の長さが全部違うので、ばらばらな形の四角形だと思ってください。

 なぜこんな形にしたかというと、子供に興味を持ってもらいたかったので、こどもが描く顔の絵や、四角をイメージして、とにかく自由自在な形にしたわけです。
 演奏のしやすさにはあまり関係がないようですが・・・。

 小さな子供でも三味線楽器に興味をもってくれれば、その後の成長での邦楽への関心度合いが変わってくるかもしれませんね。いかがでしょうか?



0 件のコメント:

コメントを投稿