2008年10月25日土曜日

【三線ism】 遺伝子組み換えカイコのニュース 三味線弦と絹糸



さてみなさんこんにちは

 ヤフーにこんなニュースが載っていました。

 「<カイコ>遺伝子組み換え、蛍光色の絹糸に成功 農業生物研」
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000101-mai-soci
 
 我々三味線弾きにとってはなくてはならない絹糸ですが、カイコの遺伝子を組みかえることで、たとえば蛍光色に発光する絹糸をつくりだすことができたそうです。

 こんな絹糸を使えばライブで光る三味線弦とかも製造可能だと思いますが・・・。

 さて、見かけの派手さが必要かどうかはさておき。そもそも三味線の弦が黄色に塗ってあるのは、強度アップのために昔たまごの黄身を塗っていた名残だとか・・・(^^;

 遺伝子組み換えが良いか悪いかの賛否は別にしても、強度がもっと高い「切れない絹糸」なんかが出てくると服飾業界でも三味線弦でも、かなり嬉しい製品になることはまちがいないでしょうね。


 ・・・ちなみに、そんな私は最近奄美弦を愛用しています。ナイロン弦なのですが、細いわりに強度もあって、繊細かつ大胆な音色を出してくれます。

 楽器との相性なのかもしれませんが、手作り三味線は絹糸を張るより奄美弦を張るほうがいい音がします。


0 件のコメント:

コメントを投稿