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2008年10月11日土曜日
【三線ism】 津軽三味線で・・・
さてみなさんこんにちは
三味線にもいろんな種類があるのですが、私は津軽三味線を弾いたことがありません。基本的に、長唄の細棹と地唄の中棹、三線ぐらいにしか触っていないので、東さわりのついた津軽系の三味線も、もちろん文楽などで使われる太棹も弾いたことがないのです(^^;
津軽三味線は吉田兄弟などで一時ブームが来て、それで演奏しておられる人口も多いと思うのですが、なぜか私の周りでは津軽三味線に触れる機会がなかったのは、やっぱり私が関西の人間だからでしょうか?(笑)
津軽三味線は関東以北が多く、地唄・三曲系は関西が多いような気がしています。
さて、その津軽三味線ですが、ベースとなるチューニングが二上がりのことが多いようです。もちろんどの流派でも本調子・二上がり・三下がりは共通して使用するチューニングなのですが(沖縄三線でもおなじです)中でも津軽三味線は二上がりを多用するようです。
で、その二上がりのままコード化できないかどうかちょっと実験しているのですが、結果から先に言えば、あまりうまくいっていません(T_T)
もともと最初に三味線のコードを開発したとき、私は大学生でしたが最初にコードで弾いたのが、
氷室京介のKISS ME
http://ja.wikipedia.org/wiki/KISS_ME_(%E6%B0%B7%E5%AE%A4%E4%BA%AC%E4%BB%8B)
でした(笑)
その頃、かなりヒットしていたポップスでロックだったので、きっとそのときの私は「とりあえずこれを弾いてみよう」とチャレンジしたのだと思います。
で、そのとき最初にコードを組もうとして使ったのが二上がり調弦だったわけです。なぜいきなり二上がりだったのかは覚えていませんが、きっと長い棹の長唄三味線でなるべく押さえやすくするには二上がりがちょうどよかったからだと思います。
ところが、いくつかのコードはいいのですが、どうしても棹が長いのと二上がりでの音の配置がうまくいかず、押さえられないポジションがたくさん出てきてしまったのです。
そこで、「じゃあ、本調子ならどうだろう」と組なおしたところ、いまでいう相対コードの「F」がセーハしなくちゃならないみたいに、「そこそこめんどくさい押さえ方なんだけど、全体的にはまともに押さえられる」ことがわかってきたので、本調子に変えたような記憶があります。
というわけで二上がりでの三味線コードはまだ研究途上です(^^;
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