2008年6月11日水曜日

【三線ism】 ひのきはグーッ!!




 さてみなさんこんにちは

 しばらく鳴りをひそめていた間に、作っていました(^^、ひのき三味線の三線バージョン。

 公園の講座では、午前中2時間ぐらいで作る内容なのですが、私の場合は、仕事帰りに工房でちょこちょこ作るので時間がかかりました。

 っていうか、ほとんどおなじヒノキの素材で実はもう一本作っていたので、倍時間がかかったというのもあるのですが(笑)

 さて、ひのき三線をあらためてレビューです。
 公園で作るときは、参加者のみなさんと手取り足とりで製作するのですが、実は公園バージョンのひのき三線を一本も持っていなかったのです。実際、じっくり触ってみると


・・・すごいいいじゃん!

という感想です(^^

 三線とも三味線とも違う、ここちよい甲高さと余韻が含まれていて、これは他の三線や三味線にはない味わいですね。三味線と三線とギターを足して3で割ったような感じです。

 もう一本作っていたのは、比較のためで、棹や胴はおなじひのきなのですが、表板・裏板だけをシナベニヤにしたタイプです。これもたいへんいい音なのですが、比較するとシナベニヤバージョンは若干音がこもったように聞こえます。

 音の抜けは、ひのきの一枚板のほうがはるかにいいようです。

 先日、邦楽ジャーナルの田中編集長に試しに爪弾いてもらったときに、音のよさをほめてもらったのですが、こうしてじっくりチェックすると確かにいい音です。


 残念なことにこの「ひのき一枚板三味線」は売ってません!売れません!

 ・・・シナベニヤバージョンは売れます・作れます!(爆)

 ひのき一枚板バージョンがほしい方は、公園の講座へご来場ください、としか言えません。

 私もあまり材料をわけてもらえないのです(^^;希少価値希少価値!

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