今回は屋良三線さんのウッド三線です。沖縄で「ウッド三線」という名前で売られている楽器は、多くが沖学さんの改良・改造版なのですが、ここのはオリジナルみたいです。
屋良三線さん(画像は屋良三線さんのページから)
http://www.k3.dion.ne.jp/~yara34ya/index2f1.html
http://www.k3.dion.ne.jp/~yara34ya/index1f1.html#uddosanshintokutyou
構造的な特徴は裏板がついていて、裏にサウンドホールが開いていることですね。また、胴がかなり丸っこい形をしています。
裏板のあるなしのどちらがいいのかは議論があります。たとえば民謡酒場などでの三線は皮張りであっても裏皮を切り取ってしまったりします。これはエレキピックアップをつけた際のハウリング防止であったり、こちらのほうが音の抜けがいいという意見もあります。
板張りだと、皮よりも振動が少なくなりますから、音の減衰を考えたときに裏板があったほうがいいのかないほうがいいのか難しいところです。
サウンドホールをうしろに持ってくるのもアイデアとしては面白いと思います
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