さてみなさんこんにちは
ブッダマシーン関連で、いろいろ電子部品を漁っていて、アマゾンなどでもバンバン売っている中華製のMP3再生ボードを調べています。
もちろんMP3デコーダ基板はいろいろ種類が出ているのですが、主要なものは2つ。
↑ こんな形をした たいていは「無印」で刻印なしの MP3デコーダモジュール
と
↑ こんな形をしたDFplayer mini というMP3モジュール とその互換機
が、たくさん売られています。
特にDFPlayer mini というのは、秋月電子ではオリジナルを売っていますが、
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g112544/
本来はDFrobotという会社が出している、Arduino用MP3プレーヤーモジュールです。
この後者のほうは、たくさん互換機やコピー品が出回っていて、
■ DFPlayer mini
■ DFPlayea Mini HW-247A
■ MP3-TF-16P
■ MP3-TF-16P V3.0
などなど、いろいろ基板の表示が違います。
恐ろしいことにMP3デコーダのIC(チップ)もバラバラで、ロットなのか年代なのかメーカーなのか違いの理由がわかりませんが、種類が多いのが特徴です。
(基板表示とチップに相関性がないので、表示の文字だけみても何が実際に載っているかわからないようです。いろいろマニアな人が検証したりもしているようで)
=========
さて、今回上のタイプも下のタイプも買ってみたのですが、よーく基板の構成を見ていると「実質同じもの」みたいな感じですね。
■ 大きいほうのICのがMP3デコーダ
GD3200/MH2024K-24SS /YX5200-24SS/FN5201-24SS/AB23A79437B
など
(KT403がオリジナルでは?という説も)
■ 小さいほうのICがアンプ たいてい8002が載っている。
MP3デコーダICはけっこうバラバラなのですが、アンプは中華製モノラルパワーアンプ8002が載っていることが多そうです。
私のところに届いたのは、どちらも「AB23なんたらかんたら」というICと「8002」の構成でした。AB23〜は後半の番号がわずかに違いますが、同系統のICと思います。
チップ構成は同じで、あとは実際に外に引きずり出している回路が違うだけでしょう。
大きい青い基板のほうは、
■ マイクロSD
■ ノーマルUSB
■ マイクロUSB
■ スピーカ
■ 3.5mmヘッドフォン
の端子が実装されていて、なおかつ
■ コントロール用タクトスイッチ✕4
が載っています。
小さい基板(DFPlayer)のほうは
■ マイクロSD
の端子だけで、ほかは自分で勝手に実装しろ、ということです。
しかし、DFPlayerの参考回路図で描かれているようなスイッチの配置がほぼ現実になっているのが青い基板なので、「実質的にほぼおなじもの」として動作すると思います。
まあサイズがかなり違うので、「部品が実装されているほうがいいのか」「極小で組み込める方がいいのか」で選ぶことになるでしょうねえ。
ちなみに本家だとDFPlayer Proという128MB のメモリ内蔵の機種もあり、こういうのが自作ブッダマシーンには向いてるなあ、とも思っています(笑)
しかし、中華製互換品だと、どれも200円台〜で売られているので、マジで激安です。ブッダマシーンの完成品は、専用チップ化されていますが、マイクロSD内蔵でも十分低価格で作れそうで、恐ろしい限り・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿