2024年3月5日火曜日

自分だけのオリジナル マイ・ブッダマシーン を作ろう!

 

 さてみなさんこんにちは。


 連載中の「ブッダマシーン」シリーズですが、前回はさすがに「完全なる電子工作」でしたので、今回はもっともっとお手軽に


 自分だけの、マイブッダマシーンづくり


に挑戦してみましょう!


 ブッダマシーンの作り方には、いくつかのパターンが考えられますが、前回のように


■ 中華製ブッダマシーンチップを利用する方法


というのがまず、挙げられます。共立電子さんではキットになっていましたが、


(販売中 M-F016A)

https://eleshop.jp/shop/g/gO2231K/



一時期はAliExpressなどでも、いくつかのICが売られていたそうです。


(販売終了?M-F345C)

https://ja.aliexpress.com/item/32819776813.html


(販売中?M-F344C)

https://ja.aliexpress.com/item/32877216425.html


★旧バージョンの共立電子版キットはM-F344Cだったようです。

https://eleshop.jp/shop/g/gN91312/



チップから組み立ててる人もおられるようで。

https://www.youtube.com/watch?v=06_z5kBq_Gc


 しかしまあ、これらは前回同様の「電子工作」なので、やったことがない人にとってはハードルが高いですね(^^;


 そこで、今回の「おてがる版」としては


■ MP3プレーヤーを代用する方法


をご提案いたします!


 MP3プレーヤーとは、言い方を変えれば、何らかのミュージックプレーヤーを使う方法なので、「使わなくなったスマホ」でもいいし、これまた中華製の安っちいプレーヤーを使っても構いませんが、それでは面白くない!


 もちろんそれでも作れますが、


『スピーカー内蔵で、そのままお経を流せること』

『なるべく安く、なるべくチープで、お金をかけないこと』

『できるだけブッダマシーン専用機として運用できること』


などなど、を心がけたいと思います。


 さて、実はブッダマシーンとしては、「専用機」がほとんどなのですが、韓国の「ポンチャックマシーン」になると、『ラジオ兼SDカード音楽プレーヤー』として存在することが多いのです。


 ポンチャックとは、各国独特の電子音楽なのですが、それを山ほど収録して流し続けるのが「ポンチャックマシーン」で、これはSDカードのMP3が流せる一般のプレーヤーが流用されています。


 ↑こんな感じ。

 つまり、姿かたちはただのラジオですね(笑)


 余談ですが

『ブッダマシーン ・・・アジア』

『ポンチャックマシーン ・・・韓国』

『コーランマシーン ・・・中東』

『チャンティングマシーン ・・・インド』

などのガジェットがこれまでに確認されているそうです。


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 さて、いよいよ作成に入りましょう!

 どの機器を選んで「マシーン」を作るかは自由ですが、一番安そうなのは


 ダイソーのBluetoothスピーカーが500円!!


なので、それを使うのが最も安価でしょう。


 中国から電子チップを輸入しなくても、「録音再生ICモジュール」とか「MP3再生モジュール」とかも部品で売っているのですが、それだけで数百円するので、スピーカーとか、電池ボックスとか、ケースを足してゆくと、すぐ1000円くらいになってしまいます。


 そうすると「天下のダイソー」の品をチョイスするのが、いちばん賢い方法と言えるでしょう。


 ムコガワさんのオススメは、



ダイソー BLUETOOTHスピーカー2 500円



ダイソー BLUETOOTH SPEAKER ポータブルタイプ 500円

の2機種です。


 それ以外にもダイソーだと、700円のスピーカーや、1000円のスピーカーなど、いくつか種類があるのですが、なんといってもブッダマシーンを作りたいので

「いちばん安いやつ」

をチョイスしました。


 機種選定のポイントは

■ マイクロSDカードを入れて、その音楽が再生できること

■ スピーカーが内蔵であること

が必須です。上の2機種は、当然それを満たしています。


(本来は無線で音が出せるものですが、その機能はあえて使っておらず、純粋にMP3プレーヤーとして使用します)



★ ここでは500円は機種代金として予算計上していますが、このほかにマイクロSDカードが必要です。すでに昔のケータイ用、スマホ用として2Gくらいのカードを持っている人は、それを流用してみてください。

★ 新しくマイクロSDカードが必要な場合は、これまたダイソーで32Gのものが500円くらいで売っています。



<オススメポイント>






 円筒形のBLUE TOOTHスピーカー2は、まず本体サイズがとてもコンパクトで、「小さい」という意味でもブッダマシーン向けです。

 色は「ゴールド、シルバー、ブラック」の3色があるのですが、ブッダマシーンにもっともふさわしいのは「荘厳なる金色」一択です(笑)


 また、ブッダマシーンの高級タイプは、キラキラ光るように「光り物LED」などが搭載されているのですが、このスピーカーにも「7色に光るLED」が内蔵されているので、


 まさにブッダマシーンにふさわしい筐体


なのです!





 もう一機種のほうは、オーソドックスな筐体になっています。小型のラジカセのようなUIなので、わかりやすいのがメリット。


 ただ、色合いが真っ黒で、いかにもオーディオ機器っぽく、ブッダマシーン感に欠けるので、これからみなさん製作者が


「どれだけデコれるか!」


がブッダマシーンらしさを醸し出すかどうかの岐路になるかもしれません。ぜひ壮大にデコってくださいね。


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<作り方解説動画>


 基本的にはいかにも「ブッダマシーン」らしい装飾を施すだけの工作です。

 小学生からでもできると思います(^^



 

 ■ 佛 のレリーフ的なものを貼り付け

 ■ 蓮の花のイラストを添えて


 これだけで一気にブッダマシーン感が増します!(笑)


 あとはマイクロSDカードに「ブッダな楽曲」を入れて再生するだけで、


 あなただけのマイ・ブッダマシーン!


が完成します。


(楽曲編については次回詳しく解説します)





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