2014年10月11日土曜日

【三線ism】 楽器づくり、経過報告 ポケットロックのつくりかた



さてみなさんこんにちは

 現在、左大文字工房では、いくつかの楽器製作の依頼を受けており、日夜(、夜だけですね。ふだんは通常の会社員をしているので)製作に励んでおります。


 特に、さっそくPocketRockの注文を頂きましたので、かなーり丁寧に作っています。





 こんな感じで製作中。わかりにくいかもしれませんが、棹に持ってきた材は、ほとんどもう市販されていない希少な材です。

 過去のストックの中からチョイスしました(^^


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 一方、評価版のPocketRockも着々と完成してゆきつつあります。

 今月の評価機の製作目標は5棹なので、現在2棹目まで、仕上がりました。



 
 前回同様、「フリクションペグ」「ギアペグ」で1棹ずつ製作。

 評価版は「正式販売バージョン」とどこが違うかというと、左大文字ならではの


 ものすごい技術


が投入されております(笑)


 なんせ、お金をきちんといただいて作る楽器とは違い、デモ機ですから、あんなことやこんなことが起こっています。実は。

 たとえば、今回仕上がった2棹のうち1棹の中身は・・・。




 こんなことになっています!!!!!


 わかります?元々棹に使った木材が、ぎゅーっと曲がっていて、それを胴の中で継いでふつうの楽器に仕上げてあるのです。


 これくらい木がひん曲がってようが、ちゃんと作ります。


 この子が、また良く鳴るんですわ!


 曲がったキュウリも、おいしいキュウリなのとおんなじで、木もみかけだけではありません。捨てたり燃やしたりするんだったら、ちゃんと使ってあげて、いい働きをさせてあげないといけません。


 さすがに、ギターやらウクレレやら、バイオリンやらでは仕えない木材でも、PocketRockならどんな材料でもいけます。(ある程度)


 ぜひ、誰かの手元に旅立ってほしいものです。
 
 

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