沖縄三線や邦楽三味線をコードで演奏するプロジェクトです。 ユーザー1800名突破! コード弾きテキストも頒布しています。
2010年12月24日金曜日
【ごったん普及委員会】 荒武タミ 「ゴッタン~謎の楽器をたずねて~」
ゴッタン普及委員会としては、押さえておかないと!というわけで。
オークションで出ていたので買いました!!!
いまでは絶版になっていると思いますが、ゴッタン・ごったんが日本で再発見されるきっかけとなったレコードです(^^
実はさる方のご厚意で、デジタル化された音源を聞かせてはいただいていたのですが、やはり原本を持っていないと!ということで今回のチャンスにとても感謝しております。
著作権の問題もあるので、ゴッタン音源というのはやたらめったらそこらへんに転がっているわけでもなく、また再配布できるわけでもありませんが、いろんな形でゴッタンの音が広まる工夫ができれば嬉しいなあと思います。
荒武さんの演奏だけでなく、いろんな新しい演奏者の音源が出回るようになれば面白いですね!
2010年12月20日月曜日
【ごったん普及委員会」 箱三味線を製作しました。
おひさしぶりです。
ずっと作ってみたかったのですが、ようやく時間が取れてゴッタンが完成したのでお披露目です(^^
ごったんには胴が真四角の「箱型」のものと、三味線胴のように丸く削ってある「樽型」のものがあるのですが、今回はストレートタイプの「箱型」を作りました。
基本的に廃材で作ったので、寄せ集めの材料です(笑)
どれくらい寄せ集めかというと
棹 杉廃材の張り合わせ
胴 松廃材の張り合わせ
表板 ひのき一枚板(ただし穴が開いていたので埋めてある)
裏板 シナベニア2枚中継ぎ
糸巻き ラワン廃材
うーん、ここまで来ると一歩間違えば「ゴミ」ですな(笑)
でも、豊かないい音がするから驚きです!!
2010年12月16日木曜日
【三線ism】 ひのきの紙三線
さてみなさんこんにちは
依頼があって製作中だった「紙三線」のひのきバージョンができました(^^
木目が美しいひのきの一枚板です(^^
ひのきの板は、うちの工房にもあまり在庫がありません。今回はいつもの紙三味線の「高級仕様」ということで、ひのきバージョンを作りましたが、材料がなくなったら売り切れですm(_ _)m
音のほうは、ベニヤ板製の通常の「紙三味線」よりも、ややまろやかです。安定した音が出るというか、合板ならではのガシャガシャしたノイジーな感じがありません。
棹もおなじひのき製なので、胴・棹が一体となって響いている感じですね(^^
紙三線、かなりの人気です。エコ仕様のものはまだ材料がありますので、ご希望の方はどうぞ!
(ただし、いろんな製作依頼が来ていますので、順次製作しております。即納が難しい状況ですのでご理解ください)
2010年12月15日水曜日
大嘗飴をゲットしました(^^
おひさしぶりです。
うちの奥さんの実家、北海道から冬の季節ならではの「大嘗飴」を送ってもらいました。
この大嘗飴、麦芽水飴をメインとした練り飴なのですが、柔らかいので夏場には向かず、冬しか売っていません。
北海道でも、どこにでも転がっているわけではないので、「え~、そんなの知らない」という若者も多いかも。
「たいしょう」(=大正)という名前、レトロなパッケージからも伝わりますが、大正4年から製造されている逸品です。
http://www.kibidango.co.jp/
製造メーカーは道内では「きびだんご」で有名な谷田製菓(栗山町)
この「大嘗飴」ははがき大の板状で、ごまが練りこんであります(^^
これに似た飴は、実は九州にもあります。
佐賀 飴形(あめがた) 麦芽糖も使いますが、メインはもち米です。
福岡 大松下の飴 こちらももち米メイン
北海道と九州には残っているものの、そのほかの地域ではあまり見かけないこの「麦芽系練飴」、現代でもとても美味しいお菓子なのですが、なぜ消えてしまったのでしょうか?!
【三線ism】 シャミゲルゲ
さてみなさんこんにちは
毎日すこしずつこつこつといろんなものが作られているのですが、今日は完成したものがないので、代わりにシャミくんの写真です(笑)
ネコ鍋、というものが流行のようですが、ねこといういきものは、鍋状・ボウル状のものが大好きなようで(^^
うちのシャミゲは洗面台の流し部分がお気に入りです。
おおきなおわん状の曲面がお気に入りらしく、隙あらばゴロゴロ回転しています。
↑「やんのかコラ!」と言っているわけではナイ(^^;;
【ごったん普及委員会】 ごったん製作中
ちょうどよさげな杉の廃材が溜まってきたので、ここはひとつ「ごったん」を作ろうと製作中です(^^
正式な作り方、寸法というものがないので、けっこうアバウトなのですが(笑)
おまけに廃材なので張り合わせ、組み合わせでえらいことになってます。
いちおうえびのゴッタンさんのサイズをイメージしながら
全長92センチ
弦長74センチ
胴厚8センチ
胴長18センチ
ぐらいを基準に作っている最中です。
しかし、面白いことに「ごったん」っていろいろありますが、ぜんぶちゃんと本物の三味線より小さいんです。
どうも「本物の三味線と同サイズにしてはいけない」という決まりでもあるらしく、ぜんぶ「やや小ぶり」なサイズをキープしている。
三味線はある程度「正式な寸法」の目安が決まっているのですが、どうもそれとは違う寸法基準があるらしく、尺貫法から来るなにか「きまりごと」のようなものがあるのかもしれません。
ご存知の方いたら教えてほしいくらいです(^^
もともとゴッタンは大工さんが作っていたので、「たとえば、棹の長さは3尺(約90.9センチ)」とか、そんな風に決まっていたのかなあ!
うーん、わからん。
正式な作り方、寸法というものがないので、けっこうアバウトなのですが(笑)
おまけに廃材なので張り合わせ、組み合わせでえらいことになってます。
いちおうえびのゴッタンさんのサイズをイメージしながら
全長92センチ
弦長74センチ
胴厚8センチ
胴長18センチ
ぐらいを基準に作っている最中です。
しかし、面白いことに「ごったん」っていろいろありますが、ぜんぶちゃんと本物の三味線より小さいんです。
どうも「本物の三味線と同サイズにしてはいけない」という決まりでもあるらしく、ぜんぶ「やや小ぶり」なサイズをキープしている。
三味線はある程度「正式な寸法」の目安が決まっているのですが、どうもそれとは違う寸法基準があるらしく、尺貫法から来るなにか「きまりごと」のようなものがあるのかもしれません。
ご存知の方いたら教えてほしいくらいです(^^
もともとゴッタンは大工さんが作っていたので、「たとえば、棹の長さは3尺(約90.9センチ)」とか、そんな風に決まっていたのかなあ!
うーん、わからん。
2010年12月11日土曜日
【三線ism】 クララが立った!
さてみなさんこんにちは
実は毎日工房に通っていたのは、三味線づくりよりもこっちがメインだったのですが(笑)
いやいや、三味線はこいつの合間に作っております。
丸太から切り出して、ノミで削ったりしながらここまで来てます。ようやく立ってくれました(^^
この人形、実はさるところから依頼されて作っている「置物」なのですが、まだまだ完成途上です。とりあえず、人形らしくなったところでパシャリ!
ちなみに、タイトルは「クララが立った」ですが、彼はクララではありません(笑)
ん?彼なのか、彼女なのか・・・。そういえば私も知らんわ。
まあ、ゆるキャラの一種です。完成したらまた報告します。
左大文字工房では、こういういろんなものも作ります(^^
2010年12月9日木曜日
【三線ism】 紙三味線の魅力
さてみなさんこんにちは
またまたまた紙三味線の製作依頼が入っており、発表から連ちゃんで作りまくっています(^^;
これで、先日発表したものとあわせてなんと6棹目!の製作開始!
・・・なんでこの楽器だけこんなに人気なんだ?!
きっと本格的な三線や三味線はもう持っているので、どこへでも気兼ねなく持ち出せたり、そこらへんにほっぽりだせる楽器が希望されているんだと思います(^^
今製作中なのは紙三線の中でも「ひのき板仕様」なので、どんな音がするのか私も楽しみです。(通常はベニヤ張りです)
さあ、今日も仕事が終わったら工房に篭ろう・・・。
2010年12月6日月曜日
【三線ism】 紙三線作ってます。
さてみなさんこんにちは
先日発表した「紙三線」こと、軽薄な三味線(笑)が人気です。
これも依頼があったので、また作りました。この楽器はすごくプレーンなつくりなので、絵を描くなり、紙を張るなり、煮るなり焼くなり好きにしていただいてかまいません。
けっこう色んなモノの製作依頼が入っていますので、順次作って発送します。
わたくし、普段はふつうのサラリーマンなので、仕事が終わってから工房にこもりますので即納はできませんが、なにとぞご理解のほどを・・・。
がんばります(^^
2010年12月1日水曜日
【ごったん普及委員会】 ゴッタン・ごったん・箱三味線の映像 (貴重なリアル演奏です)
「カチエ」/Age 83/2008.4.13~2009.9.6/in miyakonojo
こんにちは
ごったん・ゴッタン・箱三味線の演奏風景というのは、なかなかネットでも見つけることができません。
地元鹿児島・宮崎へ行けば、「ゴッタンを弾いている」という方もいらっしゃるのでしょうが、それでも、もうそうした人たちも少なくなってきているようです。
今回紹介するのは、オールドごったんを「ふつうに」「さりげなく」演奏なさっている貴重な映像です。
こうした現代のリアルな日常にねざしたゴッタンの音を耳にすることは、なかなか難しいと思います。
作者さんは映像作家さんなのでしょうか?
宮崎県都城市に伝わるゴッタンのリアルな姿が残る、貴重なアーカイブになっています。
<サウンドについて>
オーソドックスなストレート型「箱三味線」で、変色の具合から、かなり年季の入った楽器だとおもわれます。
ごったんはサウンドホールが開いていないので、ちょっと詰まり気味のようなこもった音がしていますが、いかにもごったんらしい音ですね。
撥は使わず、爪弾きされています。
ほんとうに素朴といっていいサウンドですが、現在の三味線のように、多くの観衆に聴かせる能力がなかったころの原始的な楽器を思い出させてくれますね。
舞台ではない木造家屋の中で、演奏されるには、これで十分という感じもします(^^
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