2008年12月24日水曜日

【三線ism】 宮崎の民俗楽器「ゴッタン」を入手いたしました!








 さてみなさんこんにちは

 世間ではクリスマスイブらしいですが、我が家は質素にちょこっとチキンを食べ、ケーキもロールケーキで済まされようとしている今日この頃です(^^
 
 お酒に弱い私はシャンパンではなくいつもシャンメリー・・・・、はさておき。


 以前から気になっていた板三味線の王様ともいうべき南九州地方の三味線楽器である「ゴッタン」を入手することができました。今日届いたので、さしずめクリスマスプレゼントみたいなもんですが、さっそく嫁からは「またいらんもん買って!」と怒られております(☆_☆)

 
 さて、さっそく気になるレビューを!!

 全体像は写真の通りです。これは宮崎県えびの市で製造されている「えびのゴッタン」なるものですが、地方によってはもっと胴が四角いゴッタンもあるそうで、そういうタイプは「箱三味線」というあだ名がついているそうです。

 三味線サイズなので全長は1m近くあります。でもまあ、三味線弾きにとってはおなじみのサイズですので違和感がありません。杉製なのでかなり軽く感じます。

 棹は棒材をざっくりと丸めてあるので、太棹と中棹の中間くらいの手触りになっています。棹の後ろはしっかり削ってあるので、太めながらまあ持ちやすいほうですね。

 天神は、三味線らしく形が加工されていますが、よくよく見るとかなりアバウトで職人さんのオリジナルな解釈がなされておりました(笑)

 三日月が曲線ではなく3面ざっくり面取りしてあったり、糸蔵が通常の三味線の1.5倍くらい大きいなど、ワイルド感にあふれています。

 胴のほうは、板材を張り合わせてあるのですが、やや曲面に加工してあるのでそれらしく見えます。なかなかいい感じです(^^


 問題点は

 ①写真でもわかると思いますが、上駒の部分の糸の切込みが幅広なため、糸が棹のふちの方を通る仕様になっています。本物の三味線は上駒では弦の感覚が狭く、下駒で広く取られるためにどんどん幅が広くなってゆく形ですが、これは弦が最初から最後まで並行です。

 ここは、左大文字流ではコードを押さえにくいので真っ先に修正したいところですね(^^;

 ②完全に閉じた胴なので音が小さいです。楽器としては鳴りがかなり悪いです。音量・鳴りで言えば、私の設計した並木道中央公園版手作り三味線>沖学さんの三線キット>えびのごったん の順になります。

 これもサウンドホールを開ければ解決しそうですね!


 意外によかったのは、また追加レビューしますが、

 ①根緒が意外にちゃんと作られている(素材は安い紐なんだけど、ちゃんと本物どおり組んである)

 ②写真にも載せたけど、後ろに焼印とかあって、渋い(笑)

などなど。

 ネットでは7000円前後で販売されているようです。送料が今回は850円ほどかかりましたので1万円でおつりがくるでしょう(^^


 ただし、音色や演奏感に改良の余地があるので、自分で改造できる方にはオススメですが、木工はムリ!な方はちょっと悩んでください(^^



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