2008年8月13日水曜日

【三線キットマニアックス】 究極の沖学三線をめざして①  下準備編







 おひさしぶりです。

 夏まっさかり!ということで、この夏から三線キットデビューを目指しておられる方もいると思いますが、これからしばらくは、究極の「沖学三線」づくりを徹底レポートしてゆこうということで。

 めざすは本物の三線!なんですが、手作り&手探りでどこまで三線に肉薄できるかを追及したいと思います。

 というわけで、まずは沖学さんの三線キットをご用意ください(笑)

 素人の技術の粋を集めて、このキットを高級感あふれる三線もどきに仕上げてゆきたいと思います。


<究極の沖学三線 下準備>

 まず、購入された三線キットを、すぐにでも組み立てたいところですが、最初にやっておかねばならない大事な作業があります。

 それは「三線キットにノコを入れる」という恐ろしい作業です(笑)

 この作業の大事さについて今回は解説しますので、まずは写真をご覧ください。

 沖学三線キットは、頭の部分と鳩胸の部分の2箇所で棹を継いであります。ここは力がかかっても大丈夫なように、しっかり組んであるのですが、どうしても継ぎ目に力がかかると、継ぎ目の部分で木に裂け目ができてしまいます。(ただし、弦をゆるめると裂け目が元に戻るくらいの小さな裂け目です)

 ちなみに、この継ぎ部分は、外からはわかりませんが、心棒を中に通してあり、折れたり外れないように工夫されています。

 この裂け目は演奏にはほとんど支障がないのですが、そのまま塗装すると塗装に亀裂が入りますので、なんとか亀裂ができないようにする必要があるのです。

 この亀裂を防ぐ方法は次回に!


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