2008年8月13日水曜日

【三線キットマニアックス】 究極の沖学三線をめざして②  下準備編





 いよいよ実践に入りたいところですが、究極の沖学三線を作るために必要なモノを挙げておきますので、参考になさってください。

 必要なものはホームセンターなどで手に入るものばかりです。

 ●のこぎり(なんでもいい)
 ●紙やすり(100番~200番くらい)
 ●木工ボンド
 ●木工パテ(水性・セメダイン木工パテAがおすすめ)
 ●塗料とハケ(ワシン合成うるし黒・ペイントうすめ液ハケはなんでも可)
 ●塗料スプレー(水性スプレー・つやあり)
 ●木材・ベニヤ板など
 ●マスキングテープなどのテープ

 あると良いもの

 ●ディスクグラインダー(木工用ディスクも)
 ●テーパーリーマ(#0)
 ●ノミもしくは彫刻刀
 ●電動糸ノコ

 また必要なものは追々紹介してゆきます。



 さて、最初の作業です。前回に続いてノコ入れのお話。

 塗装した際に亀裂を生まないために、最初に三線キットの棹の継ぎ目のところにノコを入れます。

 この部分図示したのですが、V字型に切り取ってしまいます。切り取り角度を90度にすると、角材をちょうどはめこめるので楽です。

 切り取った部分に別の木片を埋め込んでしまい、乾燥後にカットしてもとの棹の形に戻す作業なのですが、木工ボンドでべったり接着してやってください。乾燥するまではテープ等で固定しておきます。

 この木片を入れることで、垂直の一本だった継ぎ目が鈍角の2本になるので、力が分散して亀裂が生まれにくくなるのです。

 棹には表裏4箇所の継ぎ目がありますので、そのすべてを同じ形で処理をします。

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