2022年8月28日日曜日

【夏休み 小学生 自由研究】 プログラミングして、ゲーム機を作ろう!03 Fireタブレットは安くて便利!

 


 

  さてみなさんこんにちは。

 

 夏休みの自由研究で「ゲーム機をつくろう!」というとりくみをやった小5の息子ですが、最終的にハードウエアは

 

 amazon Fire7

 

に落ち着きました。

 

 もちろん、前回説明したとおり、「PCでも動く」「iPhone でも動く」「タブレットでも動く」などなど、動かそうと思えばなんでも動くのですが、Fire タブレットに決めた理由はいくつかあります。

 

◆ 中古品が安い! Fire7であれば2000円くらいであるので、ゲーム機ハードとしては安価に入手できる。

 

◆ 学校で展示したりすることを考えて、「スタンドアロン」で動作させたい。つまり、ゲームソフトは内蔵しておきたい。

 

◆ 7インチタブレットなので、「ニンテンドースイッチ」ぽく外装をいじることができる。

 

◆ タッチパネル動作を実装したので、スマホかタブレットで動かしたい!

 

 

 という感じ。

 

 とにかく中古のアンドロイド端末では、Fire関連が一番安く入手できます。フリマアプリでもオークションでも、2000円前後で程度がいい個体がゲットできます。

 

 最安値だと 1200円~1300円送料込み・メルカリ なんてのもけっこうな頻度で出ます。

 

 1000円以下もないわけではありませんが、やはり不具合などがある場合が多いので、相場は2000円といったところでしょう。

 

 それでも、Make Code Aarcade 関連のハードが6000円~10000円することを考えれば、かなり安価に実行環境を揃えられると思います。

 

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<1 Fireタブレットのバージョンを考慮しよう>

  amazonのFireはかなりバラエティに富んだバージョン編成で、混乱しますのでざっくりまとめておきます。

 

◆ Fire HD10  → 第11世代 ・第9世代・第7世代


 現行は第11世代でFireタブレットのフラッグシップです。画面が大きいことと、性能が高いことは良いのですがその分値段も高く、中古の第7世代でも送料別で4000円くらいします。

 なので、除外。


◆ Fire HD8  → 第10世代・第8世代・第7世代・第6世代・第5世代


  中古価格は3000円~くらいです。学童用としてはHD8でもいいと思います。第5世代から内部で動いているのはAndroid5.1なので、HTMLベースでの動作が可能です。

  (要TurboWarpでの変換作業)

 第10世代はAndroid9/第8世代はAndoroid7.1です。


 

◆ Fire HDX8 → 第4世代

 

  未確認ですが、Android5.1なので、動くと思います。

 

◆  Fire 7  → 第12世代 ×

 

 最新モデルですが、最新すぎてAndroid化させられないとの話。除外します。

 

◆ Fire 7 → 第9世代・第7世代・第5世代

 

  第5世代と第7世代がAndroid5.1です。HTMLでの動作が可能。

  第9世代は Android7.1です。アプリ版スクラッチ本体が動きます。

 

 

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 今回、冒頭の写真に写っているのは Fire7 第5世代 です。これらの中では古いほうで、かつ安く入手できるモデルです。

 

 fireタブレットをAndroid化して、GooglePlayのストアを入れる方法、なんてのがネットには転がっていますが、実はAndroid化しなくても

 

『Chromeを入れて、HTML化したスクラッチの作品を動かす』

 

だけであれば、 比較的簡単です。

 

 めんどうなことをしなくても、Chrome63以降のAPKファイルをダウンロードしてインストールすれば、それで動きます。

 

 Fire標準のSilkではスクラッチHTMLが動かない場合がありますので、ここはChromeを入れておきましょう。

 

  TurboWarpを使うと、HTMLファイルは「ダウンロード」フォルダに入ります。

 

 あとはChromeブラウザでそのファイルを読み込んで動かす、という形になります。

 

 

 

 

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