さてみなさんこんにちは。
夏休みの自由研究で「ゲーム機をつくろう!」というとりくみをやった小5の息子ですが、最終的にハードウエアは
amazon Fire7
に落ち着きました。
もちろん、前回説明したとおり、「PCでも動く」「iPhone でも動く」「タブレットでも動く」などなど、動かそうと思えばなんでも動くのですが、Fire タブレットに決めた理由はいくつかあります。
◆ 中古品が安い! Fire7であれば2000円くらいであるので、ゲーム機ハードとしては安価に入手できる。
◆ 学校で展示したりすることを考えて、「スタンドアロン」で動作させたい。つまり、ゲームソフトは内蔵しておきたい。
◆ 7インチタブレットなので、「ニンテンドースイッチ」ぽく外装をいじることができる。
◆ タッチパネル動作を実装したので、スマホかタブレットで動かしたい!
という感じ。
とにかく中古のアンドロイド端末では、Fire関連が一番安く入手できます。フリマアプリでもオークションでも、2000円前後で程度がいい個体がゲットできます。
最安値だと 1200円~1300円送料込み・メルカリ なんてのもけっこうな頻度で出ます。
1000円以下もないわけではありませんが、やはり不具合などがある場合が多いので、相場は2000円といったところでしょう。
それでも、Make Code Aarcade 関連のハードが6000円~10000円することを考えれば、かなり安価に実行環境を揃えられると思います。
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<1 Fireタブレットのバージョンを考慮しよう>
amazonのFireはかなりバラエティに富んだバージョン編成で、混乱しますのでざっくりまとめておきます。
◆ Fire HD10 → 第11世代 ・第9世代・第7世代
現行は第11世代でFireタブレットのフラッグシップです。画面が大きいことと、性能が高いことは良いのですがその分値段も高く、中古の第7世代でも送料別で4000円くらいします。
なので、除外。
◆ Fire HD8 → 第10世代・第8世代・第7世代・第6世代・第5世代
中古価格は3000円~くらいです。学童用としてはHD8でもいいと思います。第5世代から内部で動いているのはAndroid5.1なので、HTMLベースでの動作が可能です。
(要TurboWarpでの変換作業)
第10世代はAndroid9/第8世代はAndoroid7.1です。
◆ Fire HDX8 → 第4世代
未確認ですが、Android5.1なので、動くと思います。
◆ Fire 7 → 第12世代 ×
最新モデルですが、最新すぎてAndroid化させられないとの話。除外します。
◆ Fire 7 → 第9世代・第7世代・第5世代
第5世代と第7世代がAndroid5.1です。HTMLでの動作が可能。
第9世代は Android7.1です。アプリ版スクラッチ本体が動きます。
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今回、冒頭の写真に写っているのは Fire7 第5世代 です。これらの中では古いほうで、かつ安く入手できるモデルです。
fireタブレットをAndroid化して、GooglePlayのストアを入れる方法、なんてのがネットには転がっていますが、実はAndroid化しなくても
『Chromeを入れて、HTML化したスクラッチの作品を動かす』
だけであれば、 比較的簡単です。
めんどうなことをしなくても、Chrome63以降のAPKファイルをダウンロードしてインストールすれば、それで動きます。
Fire標準のSilkではスクラッチHTMLが動かない場合がありますので、ここはChromeを入れておきましょう。
TurboWarpを使うと、HTMLファイルは「ダウンロード」フォルダに入ります。
あとはChromeブラウザでそのファイルを読み込んで動かす、という形になります。
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