2014年6月23日月曜日

取材を受けました。 ~森のギター(Forestar)が記事になりました~

 まいどおなじみ流浪の三味線弾き、左大文字堯司です。


 先日、とあるメディアの取材を受けまして、その記事が上がってきたのでご紹介。既に、というかそろそろほんまもんの方は頒布されている頃だと思います(^^;


 

 左大文字流ファンの方々や、地元の方にはすでにおなじみの内容ですが、これまでに行ってきた「手作り三味線・三線製作講座」(シャミレレ)の話と、今年の夏から登場の新作


森のギター


についての話題なんぞが載っております。


 記事の方は上記の通り、ネット転載バージョンは個人名などモザイクをかけておりますが、けして卑猥な内容が書いてあるわけではありません。

 あくまでもプライバシー保護のためでございます。



 今年からスタートの「森のギター」製作講座は、今年の実施日が8月24日(日)に決定しています。

 問い合わせ先は、これまたいつものとおり「丹波並木道中央公園」さんへお願いします。


 人数制限があります。さて、何人まで参加可能か、私にもわかりません(笑)


 夏休みの工作にもピッタリなこの新楽器、先着順必至ですので、気になる方はぜひお問い合わせくださいませ。


 兵庫県立丹波並木道中央公園 公園事務室 TEL 079-594-0990




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 またまたまた、楽器製作の依頼が入っております。順次ボチボチ作ります。ご依頼の皆様には例のごとくお待ちいただきますが、よろしくご了承くださいませ。




2014年6月22日日曜日

【三線ism】 梅田阪急の「沖縄展」に行ってきました。



さてみなさんこんにちは

今日は日曜日、休みだったので家族で梅田阪急百貨店で開催中の「沖縄店」へ行ってきました。

うめだ阪急 沖縄展(9F催事)




というのも、いつもお世話になっている沖縄の三線屋さん「ASOVIVA」さんがブースを出しておられたので、応援がてら遊びに行きました(^^

楽器や工芸だけでなく、食材やお菓子などもたくさんあったので、会場はなかなかの賑わいでした。

期間はあと2日あるそうですので、平日動ける人は、ぜひ覗いてみてください。

ASOVIVAさんからは、ミニ三線(ウクレレサイズ)の実物やら、新しいテイストの楽器も実物が展示販売されていましたので、ぜひ触りに行ってみてくださいね!

通常の三線も特価で出ていました。お金があったら・・・。(^^;;;


ブースの様子はツイッターのほうに。

https://twitter.com/sanshin_ism/status/480576779363418113


山崎さん、出張続きでお疲れ様です!がんばってください!
  



2014年6月20日金曜日

え?三線なのに四線?! 謎の新楽器登場 ~カナダからの手紙~

 面白そうなものには、ついつい目がいってしまう左大文字ですが、カナダから


三線なのに四線


というまったく意味不明な謎の楽器が登場したのでご紹介。



 写真はこれ。

 

(画像は転載です)


 まず、名前は


Merlin Natural Spruce SG

(マーリン ナチュラル スプルース SG)


カナダのシーガルという会社が出している「マーリン」シリーズだそうです。


どういう楽器かは、卸し元の神田商会さんのサイトにありました。


Merlin Natural Spruce SG



特徴は、フレットが、メジャースケールの長音階で弾けるということ、(ドレミ配置)

そして、チューニングはDADがベースなので、三線・三味線とおなじように弾けます。


さらに最大の謎


 3弦仕様なのに、なぜか4弦ある、という楽器の構造


です。どうゆうこと?!



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 詳しいことは、本家のサイトを見てもらえばわかりますが、つまりはこうです。



1・2弦が複弦になっていて、3弦と4弦はふつう


なのです。


そうきたか!その手があったのか!


と驚き。六線や12弦ギターは、全ての弦が複弦ですが、


一部だけ複弦にする


というアイデアはこれまで見たことがありません。やるなラブレターフロムカナダ。



実際の販売価格は


イケベさんのサイト


にありました。


2万円なり。




さらに驚きは、神田商会さん発行の小冊子を見ると、思わず声が出ます。





ちっちゃ!




2014年6月15日日曜日

こえろ?!「アナと雪の女王」 ~”Let It Go” に続く曲を探す旅~ 第三回

  はい、というわけで、コード進行や曲の「構造」から


アナと雪の女王 "Let It Go”を超える名曲を探そう!


というシリーズも第3回を迎えました。



 第一回は「ミドリカワ書房 母さん」、第二回は「YUI  Feel My Soul」をチョイス&紹介しました。

 今回は、そんな二曲を頭に置きながら、ちょこっとバリエーションの変化をつけてみたいと思います。

 さあ、今回登場の名曲は、ある意味名曲中の名曲です。


レリゴーがなんぼのもんじゃい!


という日本の方や海外の方がおられるはず、です。



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 さあ、ではコード進行を確認です。この曲はいきなりサビからはじまり、AメロBメロを経て、またサビへ戻るパターンです。


 ということは、れりごーで言うところの「クライマックス部分が、むしろ先にくる」ということでもあります。


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<サビ>

Am  F  G  C

Am  F  G  C(F)


<Aメロ>

C  G  Am  Em  F

F  C  Dm  E


・・・・・・・

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基本的には、上記のような感じです。

で、曲が続いてまたサビで盛り上がる、と。


面白いことに、この曲は、サビがマイナーで、AメロBメロがメジャーです。ということは、サビが冒頭にくるんだけれど、結果として聞く人の耳に入る構成は


れりごーといっしょ


ということになります。マイナーから入って、メジャーへと続くパターン。


 そして、明るいAメロ部分はこれまた「カノン進行の変形」です。Aメロ後半はちょっといじくられてますが、前半は完全にカノンの動きです。


 前回同様、レリゴーとこの曲は似ていて、そしてかつどちらもハイテンポです。


  さあ、この曲は何でしょう?!実は、すでに世界的ヒットを飛ばしています。


 レリゴーが、世界中のこどもたちとファンに人気だとしたら、


 この曲は、世界中の引きこもり気味なこどもたちと、アニメファンに大人気です。


  そう、世界に誇るクールジャパンな名曲はこちら!


 残酷な天使のテーゼ
 https://www.youtube.com/watch?v=_B6judSaetI


  にげちゃだめだ!禿げちゃだめだ!グレちゃだめだ!


 ではまた次回をお楽しみに。

2014年6月11日水曜日

めざせ!「アナと雪の女王」 ~”Let It Go” に続く曲を探す旅~ 第二回!

 さてみなさんこんばんは

 ふだん私のブログなんか、あまり訪れる方も多くないので、ゆるゆると更新しているのですが、なんと前回の記事は


多数のご閲覧を賜り


まことに嬉しい限りです。


 それだけみなさんの「Let It Go」(アナと雪の女王)を超える曲探しへの関心強いことの現われでしょうか(^^;



 「というわけで、せっかくなので、ポスト”Let It Go”というか、この曲に匹敵するような名曲をコード理論から探そう!


という企画の第二回をやってみたいと思います。


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 Let It Goに匹敵するような名曲!

の2回目に取り上げるのは大真面目な曲です。前回は、コード理論上は合ってますが、多少お笑いに走りましたので(^^;


さて、前回、こういう観点でミドリカワ書房さんの「母さん」を取り上げたのですが、覚えてますでしょうか。


「やはり、マイナー進行からはじまってメジャーへと展開するパターン」

「そしてやはり、カノン進行をベースにしているお決まりの展開パターン」


この意味を、今回は実際のコード進行をみながら説明しましょう。


”Let It Go”は、左大文字流三線コードではこう弾きます。

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<前奏>

<Aメロ>

Am  F  G  C(オープン)

Am  F  G  D

Am  F  G  C(オープン)

Am  G  D

<Bメロ>

G  F  

G  F  D

<サビ>

C  G  Am  F

C  G  Am  F

C  G  Am  F

Em  G

F

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そして、今回取り上げる曲のコード進行はこうです。


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<Aメロ>

Am  F  C  C

Am  F  C  C

Dm  Am  F  G

<Bメロ>

おなじ

<サビ>

C  G  Am  F

C  G  Am  F

C  G  Am  F   C


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 前半はどちらもAmスタートで「Am  F  ■  C」の小室進行系ですね。


 そして、サビはどちらも「C  G  Am  F」のカノン進行系です。


 コード進行で見る限り、この2つの曲はとても似ています。


  加えて、どちらの曲のテンポも同じく速くどちらの曲も低音から高音へ歌い上げるスタイルになっています。



 さあ、今日取り上げたのは、いったいなんという曲でしょうか!


 聞けば納得、ちょっと前の大ヒット曲です。世界規模とはいいませんが、国内規模ではトップクラスのヒットを飛ばしたあの曲が

れりごー

とおなじ構成なのです!


 答えはこれ。

 Feel My Soul   YUIさんの名曲です。
 https://www.youtube.com/watch?v=el4DrR64Qns



 というわけで、また次回をお楽しみに!

2014年6月8日日曜日

めざせ!「アナと雪の女王」 ~”Let It Go” に続く曲を探す旅~ 第一回

 今日は、朝から面白い日で、NHKBSのどーもくんの番組を見てたら、


 はいだしょうこお姉さんバージョンの”Let It Go”


なんぞを放映しておりまして、奥さんと二人でテンション上がりながら拝見したところです。


 なんでも、収録1週間前に「むりやり曲変更して歌った」というレアバージョン(笑)。しょうこおねえさんの歌い方は、「一語一語を流さずにくっきり発音する」というさすがは宝塚版でございました(^^


 で、今度はお昼ごろでしょうか。ちょっと雑用で車に乗って移動していたのですが、こんどは

マキタスポーツ

さんがとある番組で「ヒット曲・ポップスのコード進行」について、わかりやすく、かつ面白くお話されていました。

 マキタスポーツさんの解析は、ふだん左大文字流に触れておられる方々にはおなじみの「カノン進行」とか「小室進行」などのお話(マキタさんは”マイナードラマティック進行”と呼んでおられるそうです)で、改めてニヤニヤしながらラジオに耳を傾けていたのですが、はてさてそんな話にインスピレーションを受けて、


「というわけで、せっかくなので、ポスト”Let It Go”というか、この曲に匹敵するような名曲をコード理論から探そう!


という企画を勝手にやってみることにしました(爆)


 まあ、半ば冗談も交えながら、何回かにわたってそこらのお話をしてみたいと思います。


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Let It Goに匹敵するような名曲!

なんて簡単に言いますが、なんと言っても相手は世界的大ヒットのでずにー楽曲です。まともに戦っても勝てませんので、左大文字らしい切り口で、お勧めな名曲をご紹介していきたいと思います。

 以前、この曲がヒットする理由について解析しましたが、その理論に基づいて最初にお届けするのは、


「やはり、マイナー進行からはじまってメジャーへと展開するパターン」

「そしてやはり、カノン進行をベースにしているお決まりの展開パターン」


という2つの”Let It Go”と共通する要素を持っている楽曲ということになります。


 さあ、みなさんの耳には、これが果たして「名曲、ヒット曲」に聞こえるかどうか!

私は自信を持ってお勧めする「名きょ・・・もとい、迷曲」だと思っています(苦笑)


 第一回にふさわしい、その曲とは、これ!


ミドリカワ書房 「母さん」
https://www.youtube.com/watch?v=k_4xwNg-m0c


 最初の出だしこそ「C」スタートですが、前半はマイナーを基調として、低い音階から丁寧に音を並べているとことがレリゴーと同じです。

 そこから少しずつ、音量・音階ともに上がってゆくところも同じ。

 そして、サビで一気に高らかに歌い上げるのはもちろん「カノン進行」です。

 これぞ、まさしく涙なくしては聞けない名曲!!!!

(だと思いますが、どうですか?www)


 ただし、先に断っておきますが、歌詞の内容は「ある意味、感動。ある意味、爆笑」です。そこのところは、


 完全にレリゴーに負けてます。


ので、よろしく。











【三線ism】 「森のギター」の打ち合わせに行ってきました。




さてみなさんこんにちは

お久しぶりですが、地道に活動は続けております。

今日は、今年の夏に実施予定の「森のギター」製作イベントに向けて、ちょっとした打ち合わせに行ってきました。

今年から恒例だった「シャミレレ講座」をひと段落させますので、新しい「森のギター」をぜひよろしくお願いします。
 
 詳しいことが決定次第、また案内をこちらにも載せます。お楽しみに。


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 ここから先は雑感です。

しかしまあ、なんですねえ。

このブログも始めてけっこうな年数が経ち、これまでにいろんな楽曲を演奏したり、取り上げたりしてきましたが、昨今はいわゆる「ヒット曲」や「名曲」なるものがめっきり減ったように思います。


当ブログや私のyoutubeチャンネルでは、「できるだけ広く、みなさんが知っている曲を取り上げて、『こんな曲も三線でコード弾きできるよ』ということを紹介しよう」と思っているのですが、CDがや楽曲が売れない昨今の様子を反映して、


ヒット曲が、あんまり出てこない



というのが現状のように思います(^^;


というわけで、みなさまからのリクエストがあったりしたら、できるだけ取り上げる方向で頑張っておりますので、ご活用くださいませ。