さてみなさんこんにちは。
もうここのところずっと
三味線三昧
です。(笑)字面がすごい。
完成品も作っていますが、キットの製作依頼もあったので、そちらも製作中。いちおう、パーツと簡単な製作マニュアルが揃いました。
人によっては、これにコード弾きの教本がほしいとか、いろいろオーダーが異なるので、個別に対応しています。
実は、完成品を作るのとキットをつくるのは
あんまり手間は変わらない
という驚きの事実があります!
もちろん、完成品のほうが時間がかかりそうなもんですが、そこはホレこちらも数を作っていて経験が長いので、材料の微細な寸法違いとか、位置のズレなんかがあっても、組み上げてゆく間に「修正」することが可能なのですが、キットの場合は、
「基本は素人さんが作る」
ということが前提なので、ある程度精度が求められるため、「誰が作っても、同じような結果が出るように」考えて製作しているわけです。
そのため、完成品だと、
ぐわーっっとハイペースで作って、細かいところはあとで修正
という作り方ができるのに対し、キットは
「最初から最後まで気が抜けないぜーーーっ」
という作り方をします。
最終的なモノの良し悪しは、そりゃ私が作ったもののほうが、それらしくなるのですが、丁寧に自作なさる方だと、材料が吟味されている分、仕上がりが美しくなるかも?!
というそんな裏話でした。
今のキットはいいです。良いシナベニアがまだ残っていますから。
こういう木材の良し悪しは、意外と「時価」とか「旬」のある寿司屋みたいなところがあります(笑)
私はふだん、建築関係の仕事をしていますが、実は建築部材も「銅」の値段とは時価なので、新築にしてもリフォームにしても、その時々によってかかっているコストは変動するのです。知らなかったでしょ?
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