2016年7月2日土曜日

手作り板張り三味線キット(三線サイズ)の製作が続いています。

 さてみなさんこんにちは。


 


 もうここのところずっと


 三味線三昧


です。(笑)字面がすごい。


 完成品も作っていますが、キットの製作依頼もあったので、そちらも製作中。いちおう、パーツと簡単な製作マニュアルが揃いました。


 人によっては、これにコード弾きの教本がほしいとか、いろいろオーダーが異なるので、個別に対応しています。


 実は、完成品を作るのとキットをつくるのは



 あんまり手間は変わらない


という驚きの事実があります!


 もちろん、完成品のほうが時間がかかりそうなもんですが、そこはホレこちらも数を作っていて経験が長いので、材料の微細な寸法違いとか、位置のズレなんかがあっても、組み上げてゆく間に「修正」することが可能なのですが、キットの場合は、


「基本は素人さんが作る」


ということが前提なので、ある程度精度が求められるため、「誰が作っても、同じような結果が出るように」考えて製作しているわけです。


  そのため、完成品だと、



ぐわーっっとハイペースで作って、細かいところはあとで修正



という作り方ができるのに対し、キットは



「最初から最後まで気が抜けないぜーーーっ」


という作り方をします。


 最終的なモノの良し悪しは、そりゃ私が作ったもののほうが、それらしくなるのですが、丁寧に自作なさる方だと、材料が吟味されている分、仕上がりが美しくなるかも?!


 というそんな裏話でした。



 今のキットはいいです。良いシナベニアがまだ残っていますから。


 こういう木材の良し悪しは、意外と「時価」とか「旬」のある寿司屋みたいなところがあります(笑)



 私はふだん、建築関係の仕事をしていますが、実は建築部材も「銅」の値段とは時価なので、新築にしてもリフォームにしても、その時々によってかかっているコストは変動するのです。知らなかったでしょ?






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