さてみなさんこんにちは
依頼を受けて作り続けている数々の三味線たち!
いよいよ現在は、
「天(ヘッド)」付きの板張り三味線を製作しています。
これも、ずいぶんと納期が遅れていて申し訳ないのですが、天気が晴れている限りは、着実に工程を進めていますので、今しばらくお待ちください。
さて、この三味線のヘッドの作り方。沖縄三線は
一木造りで、本州の三味線はパーツを合体させた
寄木造りになっていることが多いです。
今回の上記のものもそうですが、本州式は乳袋のところで継ぎます。
天つきの三味線を作る場合は、いつもはけっこうしっかりヘッドを三味線らしく作りこむのですが、今回のは、胴が比較的軽めなので、
ヘッドのバランスを考えて、
「あっさり目に」
仕上げています。
本州の三味線は、胴厚みが8センチから9センチちかくあるため、海老尾もかなりしっかり曲がって高さが出るのですが、手作り三味線や沖縄三線は胴厚みが薄いので、海老尾はさらっと曲がります。
このへんの造形の違いは、研究してゆくと奥深いのでハマりますよ!
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