2016年4月3日日曜日

チューナーがなくても、三線や三味線を簡単に調弦する方法。

 さてみなさんこんにちは。

 三線や三味線の初心者の方は、とくに「調弦、チューニング」に苦労なさることが多いと思いますが、三線や三味線の演奏に慣れてくると、


「チューナーを使うことはほぼ無くなる」


と言ってよいと思います。


 それよりも、基準音を歌い手さんや別の楽器から貰って合わせたり、あるいは1人で弾く場合には「調子笛」を使って基準音を取ることが増えるのですが、楽器の上達のためには



「メーターを見ずに、音で調弦をあわせる」


経験を増やすことが大事だと思います。


 というわけで、メーターに頼らず簡単に調弦する方法を動画でアップしました。


三線・三味線で簡単に調弦する方法


 基準音をどの音に取るかについては、「絶対音感がある人」以外は、やはり調子笛等が必要なのですが、基準音にこだわらなければ


「本調子」に合わせる


ということは、この手法で可能です。あとは、ここから「二上がり」にするのもよし、「三下がり」にするのもよし、というわけです。


 また、今手元にある三線の調弦が狂っているのかどうか、を瞬間的に判断するのにも便利です。



 やり方は簡単です。


 ① 男弦・一の糸と、中弦・二の糸の音の高さの関係は、「蛍の光」のほー・たーるの♪の部分と同じ。

② 中弦・二の糸と、女弦・三の糸の音の高さの関係は、「キラキラ星」のきーらー・きーらー♪の部分と同じ。


ということです。


「蛍の光」と「きらきら星」を頭の中で再生しながら三線や三味線を爪弾くと、調弦のズレが判断しやすくなります。


 お試しあれ。




0 件のコメント:

コメントを投稿