三線や三味線の初心者の方は、とくに「調弦、チューニング」に苦労なさることが多いと思いますが、三線や三味線の演奏に慣れてくると、
「チューナーを使うことはほぼ無くなる」
と言ってよいと思います。
それよりも、基準音を歌い手さんや別の楽器から貰って合わせたり、あるいは1人で弾く場合には「調子笛」を使って基準音を取ることが増えるのですが、楽器の上達のためには
「メーターを見ずに、音で調弦をあわせる」
経験を増やすことが大事だと思います。
というわけで、メーターに頼らず簡単に調弦する方法を動画でアップしました。
三線・三味線で簡単に調弦する方法
基準音をどの音に取るかについては、「絶対音感がある人」以外は、やはり調子笛等が必要なのですが、基準音にこだわらなければ
「本調子」に合わせる
ということは、この手法で可能です。あとは、ここから「二上がり」にするのもよし、「三下がり」にするのもよし、というわけです。
また、今手元にある三線の調弦が狂っているのかどうか、を瞬間的に判断するのにも便利です。
やり方は簡単です。
① 男弦・一の糸と、中弦・二の糸の音の高さの関係は、「蛍の光」のほー・たーるの♪の部分と同じ。
② 中弦・二の糸と、女弦・三の糸の音の高さの関係は、「キラキラ星」のきーらー・きーらー♪の部分と同じ。
ということです。
「蛍の光」と「きらきら星」を頭の中で再生しながら三線や三味線を爪弾くと、調弦のズレが判断しやすくなります。
お試しあれ。
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