ふだん、特段のアニメファンというわけではないのですが、youtubeのレパートリーをご覧になればわかる通り、うちの奥さんの要望により、
わりと
結構な
頻度でアニソンを弾いている左大文字です。と、まあアニメの話はわたしよりも奥さんのほうがよく知っているのですが、そんな私でも
わりと
結構
影響を受けていたアニメがございます(笑)
それが、「涼宮ハルヒの憂鬱」という原作は小説なのですが、アニメが一世を風靡しました。
このハルヒシリーズ。なぜハマったかといえば、舞台が私の出身地である兵庫県西宮だからで、子供のころによく行った場所であったり、馴染みがある光景がアニメになっていたりと、懐かしい気持ちになったものです。
というわけで、うちの猫は「ハルヒ」と「シャミ」という名前になり、地元に帰ればけっこうな割合で、ハルヒシリーズの舞台となった地域を通ってまた戻ってくる、という聖地なんだか実家なんだかわからんけど、一応巡礼的な行動が染み付くようになりました(笑)
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さて、そんなハルヒシリーズが最近復活しており、作品の別の登場人物から見た視点で描いたスピンオフドラマ
「長門有希ちゃんの消失」
http://www.yukichan-anime.com/
というアニメが現在放映中です。
このお話。原作があって、原作のほうは「涼宮ハルヒの消失」という単体の映画にもなっているのですが、簡単に言えば、長門有希ちゃんは宇宙人であり、世界を一瞬のうちに変えてしまうという物語でした。
もちろん、変わってしまった世界は、映画ではきちんともと通りになるのですが、「もし、もと通りにならない、もう一つの世界が続いていたらどうなるのか」をコンセプトにしているのが、今回の「長門有希ちゃんの消失」ということになります。
うーん、ややこしい(笑)
さて、「長門有希ちゃんの消失」は、ある意味現実ではない願望の世界みたいなものなので、登場人物たちは
「フツーの高校生」
として、のんびりと過ごしています。
ところが、原作のほうでは、宇宙人の派閥争いがあったり、未来人やら超能力者が入り混じって、主人公が殺されそうになったり、とっても大変なことが起きています。
え?逆だろって?いえ、あってますよ。
正しい世界の方で死闘が繰り広げられていて、妄想の世界の方で平和な生活が続いているのです(笑)
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それはさておき、原作のほう。「涼宮ハルヒの消失」における長門有希ちゃんはとっても、かっこよくて、かついじらしいので、私はたいへん感銘を受け、
長門有希に対するオマージュとして、一曲作ってしまった次第(爆)
そのことを、ブログなどではいっさい公表していませんでしたが、長門有希復活記念として、初めて告白します(笑)
というわけで、「拝啓 長門有希さま」 こんな曲ですが、謹んでお贈りいたします。
「ぼくらのうた」 2010年5月
いつのまにか過ぎてゆく日々に 人は変わってはゆくけれど
あの頃のように輝き続ける 変わらないものがあると
信じていれば歩いてゆけるよ 僕は君に伝えたいんだ
だから祈ってる だから歌ってる このまちで一人きりでも
あの日放課後の教室で はしゃいで微笑んでいた君は
夢を語っても 恋を語っても まだまだ足りないくらいで
笑顔の向こうに広がってる 未来を夢みていたんだ
ふいに僕を見る ひとみの奥には 明日がきらめいてた
夢からさめた日々の中で 僕らの世界は汚れたりしたけれど
打たれても 蹴られても つないだこの手が
離れぬなら きっと大丈夫
人ごみの町に背を向けられ うずくまりたくなるような日々
走り出したのに こけてしまうのは 道に落ちてた石のせいじゃない
「悪いのはいつも自分のせい」 君は僕につぶやいたんだ
いつも震えてる いまも凍えてる 降りはじめた雪の中で
あの日坂道の上から 立ち尽くす君がみおろしてた
町明かりの灯は 星空みたいに きらきらとまたたいてた
もしも世界を変えられなくても 変わることのできる僕がいる
きっと叶うはず 夜は明けるはず この場所で 君が願うなら
夢からさめた日々の中で 僕らの世界は崩れたりしたけれど
流した涙だけ 変われる気がした ここにいる
きっと大丈夫
夢からさめた日々の中で 僕らの世界は壊れたりしたけれど
これまでも これからも つないだこの手が
離れぬように歩いていこう
・・・2010年製作ですから、もう5年も前なんですねー。当時のハルヒファンなら、この歌の大半のイメージがすぐわかると思いますが。
ぱっと読んだり聞いたりしても、これが長門さんへのオマージュだとわからないように作ってあるのですが、そのネタバレを知ってしまったら、もう
これは長門とハルヒとキョンの歌じゃん!とそれ以外には聞き取れなくなるという脅威の歌です。
あ、人生に悩んでいる全ての若者たちへのエールのうたでもあるので、ハルヒファン以外も口ずさんでくださいね!
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